第６日 ９月１５日（金） 曇り 強烈なスコール 曇り
いつもの時間に起床。 6：30 開店のRED ROSEへ進撃。 男性用の黒アオザイに白のボトム（$60）。 Ｔはとても鮮やかな黄色のシルクで（$55）。 TMはピンクで（$45）。 更に黄色のシルクを真似してトップのみオーダー（$55）。 値切り交渉したけれど全部で$10しか駄目。 まあ、いいです、値切り交渉を楽しむ趣味じゃないから。 しかしジュラバや、ガンドゥーラやターバンや、アオザイや、我ながら何考えてんのかなあ、と思わないでもないですねえ。
7：30 朝食。ここの朝食も充実してます、朝飯は満足です。 ごはん、味噌汁もあり。 9 時集合市内観光へ、まず統一会堂（旧大統領官邸）、館内に入った直後、外はもの凄いスコール。 少し小やみになった隙に、聖母マリア教会、中央郵便局を見学。 12：30 昼食は前小渕首相も訪れられたと云うシーフードの店へ。 1998年にASEAN各国を訪問された時にでも寄られたのでしょうか。 頭坊様「あさりの酒蒸し、できない？」サオさん「ハマグリの酒蒸しできます」「ケッコウやねえ〜」。 スーン・グエット・アイン通り沿いのフランス民家風の小粋なレストラン「ソン・グー（Song Ngu：２匹のかに）」。 海鮮鍋も出てきますが、昨夜とまた一味違って結構ですねえ。
統一会堂
統一会堂の屋上
中央郵便局
聖マリア教会
サオさんと
レストラン ソン・グー
食後は戦争証跡博物館見学、1995年に米国と国交が回復するまでは戦争犯罪博物館。 沢田教一、一ノ瀬泰三の有名な写真もありました。 まあ、ちょっとシンドイねえ観光途中に見学するのは。 リアルタイムで耳にしてきたからね、トンキン湾事件もハノイ北爆も、ソンミ村大虐殺も、枯葉剤も。 戦争関係は観光不要と言っておいたんだけどね。 ベトナム戦争に関する日本人としてのルポは開高健の「ベトナム戦記」（朝日文芸文庫）を読んでみて下さい。 朝日新聞社の特派員として前線まで出かけ、Dゾーンで九死に一生を得、ベトコン少年の公開処刑、僧侶の焼身供養を目の当たりにした筆者は、帰国後「ベ平連」活動から身を引いちゃいました。
戦争証跡博物館
続いて「漆工場の作成行程見学&お土産屋」３種類あって、貝を嵌めこむのと、アヒルの卵殻を嵌めこむのと、金箔銀箔のものと。 最後に本格的土産物屋へ案内されましたが、ベトナムの土産物屋でGUCCIやDunhi'llやPRADA？、なんでもええけど買う奴、おるの？ 入国の際に取り上げられた、と云う話はないの？ 海部俊樹元首相の色紙を飾ってる店でしたが、随分失礼であればご容赦願います。 店員が異様にしつこかったので、怒ってるだけです。 全員買う気無しなので予定外？に15時で切り上げ「サイゴン川クルーズ」の時間までホテルで過ごすことに。
漆工場
アヒルの玉子の殻
ホテルの目の前の船着き場、15：50 から約１時間のクルーズ。 海から30Kmとのことだが平坦な土地なので干満の影響でかなりの速度で逆流してます。 水の色は茶色、でもメナム・チャオプラヤー河（タイ）よりは薄い色。 川幅は1Km、向こう岸は低所得者層の地域みたい。 川底を浚渫している船や、結構大きな船が何隻も停泊し、その周りに水上生活者の小舟が何艘も舫ってあります。 サイゴン川からホーチミン市を一応眺めました、てな感じでホテルに戻る。
サイゴン川
雨も降ってるし夕食は、どこにするか？探しがてら缶ビールを仕入れに。 ホテルすぐそばで一応目を付けて置いた、Restaurant 13のエストラーダ大統領風（フィリピン）のオッチャンが愛想良く客引きするので店内をチェック、OK「6人で19時に来るでえ」と予約。 スーパーないなあ、酒屋わからんなあ、シクロ（三輪人力車）の兄ちゃん、しつこいなあ。 「ZAKKA」と言う日本人が経営してる店を見つけて、ビール売ってるところ教えてもらう。 探しあてたら、店無し街頭たばこ売りのおばちゃんのケースに「333」が。 「なんぼ？」「○○？」、「10缶下さい」う〜ん、なんぼかようわからんけど8なんとか、云うてるみたいなので、80,000VND（600円）渡すとOK、しかも氷水バケツに入ってたみたい、ビール冷えてまんがな。
19 時みんなで小雨の中をホテルからほんの数分、「13」へ。 エストラーダ大統領は片言の日本語が話せます、これは便利便利。 クア・ラン・ムーイ（蟹を丸ごと揚げてニンニクと塩で炒めたやつ）、クア・ハップ（茹でカニ）、ゴイ・クン（生春巻き）、チャー・ソー（揚げ春巻き）、野菜炒め他食いまくり、ビール、白ワイン飲みまくって893,000VND（6,787円）。 満腹でホテルに帰って、5Fの休業中ラウンジを占拠し、持ち込みビールを飲みながら22：30 まで歓談。就寝。
ホテル５Ｆラウンジ