その4
第５日 ９月１４日（木） 明け方スコール 晴れ
いつもの時間に起床。 夜中にかなり強いスコールが。 道路側のヴィラだったので車の騒音も結構あり。 でも反対側からは波の音も聞こえてました。 カップルで来るのなら海側のスウィート指定をお奨めします。 6：30 朝食、沢山の種類があってとても豊かな朝食を楽しめます。
フォー・ガー
7：30 もう海辺でビール。 何回もBARにビール、ジントニックを頼みに来るので、そのうちにボーイが「お替わりはいいですか？」と聞きに来ます。 こんなに飲みまくるグループは珍しい模様。 そうそう酔っぱらい、見かけませんねえ、この国では。 空港で迎えてくれたお嬢さんは、北海道の生まれで3ヶ月前から姉妹で来ています。 ダイビング・インストラクターの資格を取るために指導して貰うのと、日本人客のサポートを棒引きにしてもらっているとか。 自分より真っ黒な国籍不明OLD BOY達が、ヨットマンと知り納得。 仲良くなって話しているうち、誤航様が足と手に少し怪我してると知って、カウンター内にいた現地の娘が薬草を採ってきて自分で擦って手当までしてくれましたよ。 誤航様、ご満悦。
12 時チェックアウト。 16：45 のフライトまでの時間は思い思いに過ごします。 レストランで食事するも良し、海辺へ食事をはこんで貰って食べるも良し。 誤航様は「足裏マッサージ」。 15 時過ぎにミニバスで空港へ送って貰う、歩いて数分だけどね。 早めにチェックインし、またビール。
16：30 搭乗、16：45 離陸、いいですねえ定刻ピッタリ。 飛行機は左右2座と小さいですが快適に飛び小一時間で、ホーチミン市のタン・ソン・ニャット空港着。 荷物のピックアップを待って居るとガラス越しに我々のプラカードを掲げている人が居ます。「やあやあ、よろしく」と合図。 ミニバスに乗り込み市内のメリン広場の南に面し1999年11月にオープンしたてのホテル（RENAISSANCE Reverside Hotel）まで約20分。
ホーチミンでの現地ガイドは「サオさん」（43歳）いろいろベトナムの事を教えてくれます。 ハノイであんなにバイク・自転車、車が氾濫しているのに事故がないみたい、ボコボコのバイク・車がないし。 と感心してたのに、曰くホーチミンは人口560万人、ハノイは300万人。 全国で160万台バイクがあり。 交通事故で毎年ホーチミンで6000人、ハノイで5000人死亡する。 今年、ホーチミンは現在で6000人越えてるって。 70cc以下は免許不要、交通ルールを守る人はあまり居ないからってさ。 ヘルメットは被らないし2〜3人乗りは普通。
18：20 頃ホテルに着くと、ロビーで海外青年協力隊のAくんが待っていてくれます。 「やあ、元気そうで、ちょっとチェックインして荷物を置いてくるから、どこか夕食に連れってよ」。 手土産の「格闘技通信、週間プロレス最新号」を渡し、タクシー2台に分乗、お勧めローカル・レストランへ出かけます。 タクシー代は12,000VND（90円）。 ベン・タイン市場のロータリーから西へ延びるファム・グー・ラオ通りを更に少し路地に入ったシブイ雰囲気の場所。 歩道にテーブル・イスがはみ出てる所へ腰をおろします。
ローカル・レストランのメニュー
タクシーの運転手とのやり取りを聞いていると、Aくんがいれば安心。 お勧め雷魚の唐揚げを各自ほぐして、好みの野菜？ハーブ？をライスペーパーで包み、ニョックマム（魚醤）、オット（赤唐辛子）、レモン、醤油、好みでつけて食います。 勿論、「333」をジョッキでグイグイ。 少し冷えが足りない？、Aくんが氷を頼んでグラスにぶち込みます、もう現地化してますねえ、我々はやめとこう。 続いて海鮮鍋、抜群のスープに野菜、肉。 それに中華そばの様な麺を、各自の椀にとった上に具を乗せスープかけて食います、旨い。 スープを足してもらいバクバク食べます。 途中で停電で、真っ暗になったり、後の家族が誰かのお祝い日か、大声を出すと、Aくんも大声で何やら言います、なんかわからんけどニコニコしとけば日越友好、問題在りません。 食った食った、で勘定は？ Aくんが、ビックリしますよ、というので何回も読みにくい殴り書きを読んだけれど、やっぱり171,000VND（1300円）。
帰りはホテルまで、お店とかも教えて貰いながらブラブラ歩き。道路でひっくり返ったまま寝ているオッサンが居ます。 すかさず、誤航様やったら全然違和感ないなあ、とアホな事言ってると、ベン・タイン市場付近で突然、若い男が車道側を走り抜けながら、Hの高級カメラをひったくろうとしました。 その時H、少しも慌てずグッとストラップをにぎって振りほどくと、男は逃げ戻ったけれど、15m程後に仲間と4〜5人でこちらを見てます。 大阪も引ったくり発生率全国一ですが、こんな奴等はおらんで。 Aくんが怒鳴ったけど、深追いするまでには及ばない。 怪我なくって良かった、Ｈも全然、動揺しません。 ドン・コイ通りアオザイ・オーダーのお勧め店（RED ROSE）を教えて貰い、明日朝来ると言って今日は帰ります。
ホテルのロビーでバーボン、ブランデー、ウオッカ好きずきに飲みながら歓談。ピアノ、バイオリンの生演奏は聴けるが、このホテルは新しいけど格が無いのか1Fラウンジ？のサービスはとても駄目。 ついでに、どこもかしこも冷房が効きすぎ。 5Fのラウンジ（22F迄吹き抜け）は営業していないけれど朝から晩まで異常低温。 夕方、「Don't Disturb」札を掛けて出たのに、室内を片付けてるし、いいけどね片付けるのは。 でも、なんか変。 風呂の栓が甘くてお湯が抜けます（これは言ってません）。 ANA MANDARA RESORTではお湯が抜けないので直させると、今度は漏れるので再度言うと、よう直さんと、放りっぱなし。 でも、元々あまり細かなことは期待しないので、まあよろし、よろし。 モロッコなんかお湯、出なかったもんねえ、水でええ、ええ、ワシラ、ワイルドやもんね。