その3
第４日 ９月１３日（水） 晴れ
さあ、今日は早い出発なので3：50 起床。 実は2時間の時差を身体が関知せず、日本時間の6 時前にパッチリ目が開きます。 5：30 にズンさんが迎えに来てくれチェックアウト。 ホテルが用意した朝食BOXを配ってくれます。 丸パンのサンドウィッチ3種・ゆで卵2個・ヨーグルト・バナナです、豪華。 モロッコ辺りのホテルとサービスの違いを見せつけられましたよ。
ミニバスで40分の間にズンさんがいろいろ教えてくれます。 車のナンバー20代〜が頭に付くのは北の車、50代以上は南。 80代は政府関係。 右側通行で大きい車が内側を走行し路肩側を小さい車が走行します。 左ハンドルで追い越しは左から攻めます。 基本的に交通ルールを守る人は少ない、死ななきゃ良いのか？。 朝こっぱやくから人がうじゃうじゃ、WALKINGしたり広場で太極拳をしています。 健康への関心が非常に高いようで、太った人は殆ど見かけません。 それと昨日は道路にゴミが少ない事に感心したが、今朝は沢山ゴミが落ちています。 「お月見」で大勢、屋外で大騒ぎだったので不心得者もいたのでしょう。
6 時頃空港着、ズンさん、運転手さんとお別れし、チェックインします。 あんまり時間もないのに、待合所でBOXの朝食を広げます。 パンから食べる人ヨーグルトを食べる人、ゆで卵の殻をむく人。 そんなん、人の勝手ですが搭乗が始まってます。 頭坊様、膝を揃えてゆで卵むいてる内に、飛んじゃいまっせ。
ハノイ7 時発、白砂のビーチが6Kmも続くベトナム随一のビーチ・リゾート、ニャチャン（NHA TRANG）迄、2 時間のフライト。 う〜ん、やっぱり出ますよねえ機内朝食。 食えねえよ、全部は、と思うのにみんな果敢にチャレンジするねえ。 特に名は伏しますが、TMとHは大食漢ぶりを遺憾なく発揮します。 9時ニャチャン着、ここでは日本語の解るガイドが一人もいない、と聞いていたが名前のプラカードを持って居た娘の「人名の発音が日本人っぽい」日本人？と聞くとそうでした。
1997年オープン、ニャチャン随一の設備・サービスを誇るホテル（ANA MANDARA RESORT）迄は500m位ですが荷物と一緒にミニバスに乗って行きます。 おお、ホテルの外観、ロビーは仏教寺院を思わせるようなオリエンタルムード一杯です。 ヴィラに入室できるのは14 時から。
アナ・マンダラ・ホテル ロビー
じゃあ、と荷物の中から必要なものを出し、シャワールーム兼脱衣場で海水浴スタイルになり、プライベート・ビーチへ繰り出す。 う〜ん、いいなあ。 無茶苦茶リラックスするよ。 延々と白い砂浜が続くけれど、人はまばら。 波打ち際から5mで背は立たない、ドン深。 気温はそんなに高くなく湿気も少ない。 一定方向からの海風がとても心地よい。 でも、紫外線バリバリバリ。 プールサイドのBARからビールを持って来て乾杯。 さすがに「333」が $1.5、町の2 倍強。 持ってきた地球儀ボールでバレーボールしたり、砂浜を走ったり、童心に帰ってますねえ、みんな。 ここだけに一週間くらい居るのも良いかもしれない。 全員海好きだからかもしれませんけれどね。
ホテルのレストランで昼食をとって、また海で過ごす人、部屋に一旦入る人、好きずきに。 夕飯ものんびり過ごすためにホテルのレストランに決めました。 旅行すると「必ず、町を散策せねば」主義の頭坊様の誘いで貸し自転車で出かけます。 貸し自転車、上等です。 前3段後5段の15段変速機付き。 交通量もハノイほどではないので、快走していると浜辺から「烏賊焼き」の匂いがぷんぷんしてくる。 どんどん、狭い路地に入って現地の人の生活を窺うけれど、この辺りは全く日本語駄目だし、英語だって通じない。 目つきの悪そうな人は居ない様だけれど、あまりジロジロもいけない。 少し戻ってちょっとインテリ風の男に「ポー・ナガールの遺跡はどう行けば良いでしょうか？」と聞いたがやっぱり通じません。 2人目であっさり諦めて帰りましょう。
ダイニングルームに向かうと日本の歌が聞こえてくる、男性３人のフィリピンバンドが日本の歌、ラテンナンバーを中心に雰囲気を出してます。 料理を頂き、ワインを飲みながら誤航様がリクエスト曲を伝えます。 とうとう頭坊様はダンスです。 楽しい雰囲気のままヴィラに帰り、みんなでブランデー等を飲み22 時就寝。
