（無牙 記事と写真）
その1
ここ数年、旅行に行こうとしてはチャンスを逃し続けた頭坊様が一念発起「絶対に来年は行くぞ！ 9
月10 日から17 日や。 日本人があまりおらんで、食い物が美味い所探しといて」で、探したけれど。 今時、10 日前後で行けそうな所はよっぽどの僻地以外どこでも日本人は居る。 じゃあ、「世界三大料理のフランス料理と中国料理が融合」した筈のベトナム料理なんかどう？ ベトナムに行ってみよう、と去年から決めてました。 （三大料理、もう一つはトルコ料理ですよ、これも美味かった）。 直前に天下晴れて浪人となった誤航様もお誘いすると快諾、他に旅行仲間も加わり出発と成りました。
コースは
関西国際空港（KIX）→ホーチミン（HCM）→ハノイ（HAN）と一気に飛び
ハー・ロン湾（海の桂林）クルージングとハノイ市内観光
HAN→ニャチャン（NHA）と飛んで
ビーチ・リゾートでリラックス＆南シナ海でひと泳ぎ
NHA→HCMと飛んで
ホーチミン市内観光とサイゴン川クルーズ、メコン川クルーズ
で、その間「美味い料理と酒を満喫し、アオザイ姿を観賞する」のが狙い。
第1日 2000年9月10日（日） 晴れ
10：35 JR尼崎駅で、頭坊様と待ち合わせリムジンバスで65分、KIX到着。 誤航様はJR茨木からのリムジンバスで到着。 他のメンバ全員揃った所で荷物を預けチェックイン。 確認、やっぱりホーチミンからハノイへの乗り継ぎは一旦荷物を受け取って自分で再度預ける必要があります。 高い空港利用税（2,650円）を払って出国審査を受け、トランジットに入り、取り敢えずビールで乾杯。 頭坊様が持ち込み用にブランデー、日本酒を買ってくれます。 出発ゲートに行くと誰もいません、２時間遅れの表示じゃないですか。 ホーチミンで2時間待ち時間があったので丁度、良いかもしれない。 タン・ソン・ニャット国際空港での待ち合い所にはコーヒーショップしかないので、気にしてたんです。 ならばここでビール、ワインを飲みながら待つ方が有意義？です。
16：50、約2 時間遅れでベトナム航空VN947離陸。 約5 時間、現地時間19時45分発ハノイ行きの乗り継ぎ便が待機しており、入国審査を受け、大慌てで荷物を受け取り、空港利用税
$ 2.5を払い、又荷物を預けチェックイン。 どさくさにベトナム出入国カードの控えを、早くも無くした酔っぱらいが一人。 頭坊様のは飛んで行った紙切れを、Hが慌てて拾ったのでOK。 しかし無い物を気に病んでもしかたないのでそのままGO！。 22
時前にハノイ／ノイ・バイ国際空港着。 現地ガイドの「ズンさん」が直ぐにサポートしてくれ、ミニバスに乗りハノイ駅近く、1998年オープンの日系ホテル（HOTEL
NIKKO HANOI）まで約40分。 途中で「ベトナム出入国カードの控えを無くした」と言うと「大変だ、出国できない、領事館に、いや罰金払えばでれるかも？」。 そんな大層なん？ちょっと不安に。 部屋に入って改めて探したけれど無い。 も〜いいもんね、出れなかったらずっといればいい。
第2日 9月11日（月） 曇り時々晴れ
5 時起床7時朝食、8 時にハノイから東へ約150Kmのハー・ロン湾まで、ミニバスで約4 時間の旅。 ズンさんは34歳、ベトナムでは18〜20歳は兵役義務が。 運転手さんは47歳なので18歳からベトナム戦争に徴兵されたとのこと。 頭坊様「日本も、それ必要やで」と。 9：40 途中でトイレ休憩、お茶とお菓子（ピーナッツの岩おこし風と緑豆のらくがん：バインダウサイン）をサービスしてくれるけれど、当然、「Beer PLEASE」「Six、333（バーバーバー：一番コクがあり口に合ったビール）」。
うしろで娘がミシンをかけています。 頭坊様が「時給、いくらやろ？」話かけても判らない、聾唖の様です。 ここは刺繍物の土産を売っていますが、身体障害者中心に働いている場所のようです。 みんな買ってあげましょう！。 フロアを仕切っている白ブラウスねえちゃんはなかなか美人。 ハー・ロンに近い40分は道路が舗装されていず無茶苦茶ボコボコ路。 やっとのことで12 時頃、1997年10月にオープンしたハー・ロン随一のホテル（HALONG PLAZA）に到着。
チェックイン、一服した後、直ぐ近くの船着き場から約3時間のハー・ロン湾クルーズに出かけます。 その前に紫外線バリバリなので、誤航様とお揃いで探検隊帽子（フランス風）を購入、たった$2。
思ったよりでかい船を貸し切りで、海の桂林とも呼ばれユネスコ世界文化遺産登録：ハー・ロン湾の奇岩を見物です。 トンキン湾更に南シナ海に続くこの海の透明度はあまりない、乳緑色。 ほとんど波もうねりもない海を魚売りの小舟が接舷してきます、シャコがありますが買いません。 船室のセンターにはテーブルがあり、景色を観ながら昼食開始。 「333」、更にシーフード料理に合わせて白ワインをガツンと行きます。
大きな島に上陸、近年おじいちゃんが発見したと言う鍾乳洞見学。 ちゃんと景色も観ていますが、ちょっと霞んでいるのか？個人的にはもう一つ感激なし。 もっと晴れて空気が澄みクッキリ島影が観られると良いかも。
16 時過ぎに戻りホテルのプールでひと泳ぎ。 頭坊様は「トンボ・スクール水着」、購入理由は「安かったから」。 Hはなかなか達者な泳ぎを披露します、ひきかえTMは・・。 一休みした後、バイ・チャイの町を海岸沿いに西へぶらぶら歩いて20分弱のレストラン（シーフード料理のホアン・ラン：Hoang LAN←ヴェトナム語の表記には6種ある発音記号がついてますが当然記す文字がないので省略してますよ）までズンさんが案内してくれます。 大丈夫、帰りは自分たちで帰れるから。 帰り路で、民族服（村長が着るらしい）購入。
