ヴィアトール会の歴史を訪ねて  付 北米カナダ三大聖地巡礼

その 7

7月25日(月)

 朝は少し早めに目覚めます。 モントリオールから二時間の時差のせいでしょうか。 7時半から二階のシヌーク・レストランで食事です。 ロビーあたりを6時半頃うろうろしてますと、階上から何やら美味しそうな匂いが漂ってきます。 思わず上へ行って見ますともう食べられるじゃないですか。 早速レストランに入ります。 バイキング方式です。 日本語をしゃべるスタッフがいます。 和食も用意されています。 鮭の焼いたのとか味噌汁とかあります。 でも拙らはいつも通りのトースト、ベーコン、スクランブル・エッグ、トマトジュース、紅茶等などです。 気の早いグループの人たち三々五々入ってきます。 お早うございます。

 8時半出発です。 今日もすばらしい天気です。 先ずはフェアモント・バンフ・スプリングスがよく見える展望台に行って記念写真です。 道の反対側ホテル側の道の下にはボウ滝が音を立てて落ちているというより、緩斜面を流れています。 滝と一所にホテルを写真に収めます。

 ボウ川沿いにレイク・ルイーズを目指します。 右手にノコギリ山、次にキャッスル山が眺められます。 とても特徴的な形の山です。

 さあ、ルイーズ湖(Google Map)です。 林の中を歩いて行くと突然目の前にヴィクトリア氷河を戴いた山をバックにしたきれいな湖が現れます。 すばらしい! きれいですね。 イメージとしてはスイスのエッシネン湖の大型版です。 さんざん記念写真を撮ります。

 次はペイト・レイク(Google Map)です。 ここは駐車場からすぐのところです。 湖を峠の上から眺め降ろすシチュエーションとなります。 湖の色がエメラルドです。 摩周湖の展望雰囲気に似ています。

 ここからバス道は下りになります。 左側ミスタヤ川とともに下るかたちになります。 左側の山々にだけ氷河が眺められます。 こちらは西側斜面にあたり、西陽が当たらないので融けないで残ったそうです。 左にピラミッド形の山、右にマーチンソン山が見えます。

 しばし休憩のあと、道を行くと車が渋滞しています。 何でしょう、熊です、黒熊が草むらにいます。 それを過ぎると左にグレーブヤード・フラッツという一帯があります。 流されて来た枯れ木が骨のように見えます。

 さらにすすり泣く壁、大曲(Google Map)、サンワプタ峠と続きます。 ここにもブライダル・ベール滝があります。 ナイアガラ・フォールズのアメリカ滝の横にもあります。 でも一番きれいなのはヨセミテにあるそれではないかと思います。

 さあ昼食タイムです。 アサバスカ氷河(Google Map サテライト)センターのようなところでいただきます。 その前に皆で記念写真です。  

 ここでお昼をいただいて雪上車に乗ります。 お昼ごはんは中華風です。 中国人がやっているそうです。  ささっといただき、土産物店を冷やかし連絡バスに乗ります。

 数分走って、中継地点にまいります。 ここで雪上車に乗り換えます。 大きなタイアを6本付けたバス形の乗り物 (Terra Bus)です。 唯一のカナダ製の自動車です。 農業用トラクター・メーカー (Foremost)が作っています。 18度の傾斜を下ってから広い氷河の上をゆっくり進みます。

 両側に山が迫っています。 左にアサバスカ山が見えます。

 ナイアガラのカナダ滝の滝壺のようなところで降車し、氷河の上をしばし楽しみます。 朝バスに乗ってアサバスカ氷河にやって来たと覚えてくださいとガイドさん。 そう、ここはコロンビア大氷原のほんの一部の氷河の場所です。 観光できるのは、このアサバスカ氷河しかありません。 氷河の水を汲んで帰ってもいいんですが、今日中に飲まないと腐ってしまうそうです。 ほんの20分ほどですが、写真を撮ったりして過ごします。 しかし今日はホントに良い天気で少しも寒くありません。 再び雪上車に乗って帰ります。

 帰りにボウ・レイク(Google Map)に立ち寄ります。 この湖はすぐ足元まで湖水が迫って来て水もきれいだし、なかなかのところです。 でも三つほど訪れた湖では最初のルイーズ湖が印象的です。 しばらく湖畔にたたずんで帰ります。

 ホテルには夕方6時に着きます。 少し疲れたので休憩してから今夜のお食事所の杉乃家に向かいます。 ちょっと遅れて行ったのですが、店の前で添乗員さん立っておられます。 4人未だ来られてないんです、いま探しに行ってもらってるんです、お見かけになりませんでいたか、とのこと。 へーっ、こりゃえらいこっちゃ、ホテルにも居られないし、場所は教えてるし、とお手上げ状態です。 店内に行ってもう一度確認してもらいますと、早くからこの4人は居られたのが判明します。 どういうこっちゃ、これは。 まあ、兎にも角にも良かった模様。 さっそくパーティが始まります。 お世話の皆様の挨拶や感謝の言葉です。 ラバディ神父さまにはご希望のヘラジカの角の彫り物です。

 飲み物、すなわちアルコール飲料もロハでたっぷりいただき、大満足です。 バンフの街をショッピングしつつホテルに戻り、更にホテルのアーケードでショッピング。 さあ、夜も更けました、おねんねです、お休みなさい。

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