その 6
2006年11月7日（火） 晴れ 気温 14℃/4℃
昨日からEU発の飛行機では、機内携帯品のうち液体はビニール袋に入れて提示しなけりゃならないとかで、昨日からワインどうやって持って帰る、とか別便にしたほうがエエとか、スーツケースに緩衝材を入れて収めるとか、侃々諤々やっています。 まあ拙らはそんなに沢山仕入れたわけではないのでスーツケースでモーマンタイ。 しかし土産のチョコレートが意外に重いですね、たくさん持ちますと。
今日は0750集合で出立（しゅったつ）します。 タクシーに分乗してトリノ・カゼッレ空港に向かいます。 ドゥオモの前の信号で停車したとき、ちょうど8時を告げる大聖堂の鐘が鳴り響き、拙らを見送ってくれるかのようで、感動的でした。
トリノのドゥオモの鐘楼
空港には余裕の2時間前にチェックイン。 ルフトハンザのカウンターで荷物検査も搭乗券手続きもいっぺんにやってくれます。 手荷物検査場では、やはりビニール袋に液体類、口紅とか化粧品とか歯磨きとかも一緒にして提示しなければなりません。 ワイン手荷物で持った人、誰も居ない模様。
LH4011で、1055 テイク・オフ。 機材は往きと同じBAe146-300です。 小さな飛行機なのにジェットエンジンが左右2機ずつ付いています。
南雲さんの計らいで左窓席を取っていただきました。 今日も晴れ。 今回の旅行、雲一つ無い晴れ空が続きました。 アルプスの山々が良く眺められるのは左側の窓側席です。
BAe146-300
しばらくするとスイス上空です。 おー見えて参りました、モンテローザ、その右隣にチェルビーノと呼ばれるマッターホルン、そのさらに右奥に、モンテ・ビアンコと呼ばれる、モンブランが綺麗に見えます。 こんな景色、眺めは、初めて見せていただきました。 南雲さんに感謝です。 それと皆さまの日頃の行いのお宜しい所為での晴天にも感謝です。 チューリッヒ湖も真上から眺めることが出来ました。 しっかりとこれらの景色をまぶたに焼き付けて、フランクフルト・アム・マインに1225ランディング。
モンテ・ローザ マッターホルン（チェルビーノ） モンブラン（モンテ・ビアンコ）
この空港でEU出国のスタンプです。 往きのときもこの空港でEU入国スタンプでした。 帰りの飛行機はガラガラです。 二人席を独り占めして、とても楽ちん模様です。 夕食にロート・ヴァインを3杯ほどいただきぐっすりやすませていただきました。 日本時間7時に心地よい目覚めです。 朝食をいただきます。 いよいよ日本です。 黄海方面から朝鮮半島を横切り、日本海から瀬戸内へ抜け、鳴門海峡、沼島、友が島上空を通り、関空に0840ランディング。
皆さまには、今回の旅行とても楽しくしていただき、また親切にしていただいて、神に感謝です。 何事もなく、皆元気で、美味しいヴィーニと美味しいピエモンテ料理をいただき、天候にも恵まれホントにありがとうございました。 なんせ「旅の三気」が揃いました。 元気に天気に景気です。 留守をお願いした皆さまにも感謝です。 拙らのとても良い命の洗濯になった模様です。 ありがとう！
おしまい
11/14/2006
増補 11/23/2006
再増補 12/08/2006