絵はがきで綴る中東・アフリカ一人旅

（乳海 記）

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　2001年12月半ば、トルコ航空にて成田よりイスタンブール経由で、ベイルートに「乳海」は旅立ちました。　間もなく絵葉書が家族の皆様やノミ・クルー等に届き始めました。　このコーナーは、「乳海」が約3ヶ月かけて中東からアフリカ大陸縦断一人旅の間、「乳海」から届く絵葉書を集めて紹介しているページです。

　　「乳海」は無事2002年3月半ば、ちょうど三ヶ月の旅を終え無事帰国しました。　帰路はケープタウンよりイスタンブール経由で、関空でした。

■12/19/2001　Beirut/Lebanon 発

　艇長様お元気ですか。　当方ベイルートへ24時間を要し着。　17日旅装を解き、すぐさまSour(Tyre)スール（ティール、テュロス)　へ。　フェニキア人が紫貝を地中海に輸出したあこがれの地にBusにて訪れました。　淡いフェロシアンブルーの地中海に面したこの小村は漁船がモヤイをとり、その横にローマのRuins(旧跡)が石柱を立て静寂。　しかしイスラエルまで30Km、砂糖キビで覆った戦車が8両、トーチカにバズーカと機関銃、迷彩服にヘルメットの兵隊が数十名南に向け常に引きがねを指にして監視しております。　18日聖書の云われByblos(Papilus)の町(Jubeil, Jubail)、そして都市国家として最古といわれるトリポリ(Tripoli)に。　19日はBaalbeckの巨大神殿に到着。　1,300メートルの高原。　明日シリアHoms-Ugarit-Aleppoにむかいます。　

Baalbeck　Le Temple de Bacchus
バールベック　バッカスの神殿
バールはバール神、ベック（ベク）は町のことです

■12/19/2001　Beirut/Lebanon 発

　頭坊様お元気ですか。　Beirutより60Km、Sawda（サウダー）山は3,100メートル、地中海沿岸より1時間余りですでに雪。　レバノン杉の樹齢2,000年が散見できます。　レバノンの女性は宗教、財宝の掠奪の歴史故混血の巷、誠にエキゾチックかつセクシーであります。　ラマダン後の3日間の休日、市民はゆったりと平和な一時を楽しんでいるようでした。　食事はトルコに比べることは出来ませんが、いたってシンプルなり。　シシカバ的スナックが多いということです。

■12/19/2001　Beirut/Lebanon 発

　○子様。　ベイルートは80年代キリスト教と回教が10年間内戦をしたところ。　昔日は中東の真珠といわれたところ。　未だ内戦の跡は深く残ってはいますが人々は明るく活気に満ち、高級クラブ、レストランが色けばく建ち並んでいます。　町は半島にあり地中海をゆっくりと眺める遊歩道が数Kmにもおよび、人々は魚釣り、椅子をもちこみ家族でTeaを、露店でアイスクリームを求め、等々、平和な一時を楽しんでいるかのように見えます。　観光地としてはトルコに比べると少し劣りますし、食べ物もまた同じです。　すばらしいクリスマス、お正月をお迎え下さい。

Bcharre　Au-dessus des gorges de la qadicha
ブシャーレ　カディーシャ渓谷の上に
ベイルートの北東120Km 聖なる峡谷　神の杉の森　
レバノン杉と呼ばれていますが実はマツ科の一種です

■12/24/2001　Aleppo/Syria 発

　嚥玉様、お元気ですか。　当方誠に静かなクリスマスを一人ですごしております。　当然アラブの国、昨年はルーマニアの若者と3日間パーティで盛り上がったのですが、今朝5時にアッラー・アクバル（神は偉大なり）で起こされる始末。　一年たつと変わるものです。　旅は快適に続いております。　天候、気温もマアマア。　食物にもすっかり慣れ、毎日羊肉、豆のすりつぶしたものにヨーグルトを混ぜ、その上にオリーブ・オイルをかけたもの等を食しております。　トルコに比べると味はかなりおちるようです。　レバノン、シリア両国とも水量多く、緑豊かなところで驚いております。　アレッポはロシア人が多く、ラジオでロシアの音楽を聞きながらお便りしております。

■12/25/2001　Aleppo/Syria 発

　鼠海様、お元気で楽しく新年NOMI会を楽しんでおられると思います。　当方アレッポに着。　スーク（バザール）はまさしくインディージョーンズの世界。　路地が複合し頭の悪い私など地図を見てもさっぱり分からず盲目的に歩くのみであります。　Hamamは毛むくじゃらの大男サンスケが俎（まないた）の鯉を料理するように、大理石のながしで、ころがし、たたき、サメ皮のようなアカスリでひっかき（顔も）、唯々のたうちまわっておりました。　その後、急にアレッポのかの有名なオリーブ石鹸でやさしく洗ってくれるのです。　まさしくS.M.の世界にHAMAって行くようで、陶酔〜。　これよりチグリス・ユーフラテスの上流にむかい、パルミラ、ダマスカス、Jordan、憧れのペトラに3日トレッキングを楽しみます。　体調全てOK。　皆様によろしく。

なおセレウコスは自分の名からのセレウキア、父アンティオコスからのアンティオケア、
母ラオディケからのラオディケア、二番目の妻ストラトニケからのストラトニケア等々の都市を造っています

■12/26/2001　Aleppo/Syria バス中より

　艇長様、NOMI一同お元気ですか。　今AleppoよりRaqqaラッカ、Dayr Az Zawn(Dayr Az Zor)デリゾールにBus（400Km $3.2) で向かっています。　（註：ラッカもデリゾールもユーフラテス川河岸にある町です）　06:20 小ぶりのオリーブ、オレンジ大農場より、まさしくオリエントを感じる、でっかい真っ赤な太陽が昇ってきております。　一昨日Latakia ラタキア（地中海岸）の遺跡、サラディン城を見学。　その巨大な城塞に11-12世紀の十字軍との戦いがいかに凄惨なものであったかが分かりました。　今も両宗教の縺れは解くことが出来ず、このシリアも国費の53%を戦に備えているしだいです。　今バスの車掌に席上アグラをかくなと注意され、いそいそと靴をはきました。

■12/26/2001　Syria 発

　○子様お元気ですか。　電話にて3人と話が出来ジーンと嬉しかったです。　見てくれの悪い石鹸だけどスムーズなめらかな最高級の肌になります。　シリアの女性は太ってはいるが肌はキレイな感じがしますから。　本日シリア産ブルカ絹、及び絹と綿の混じったもの(2)、そしてフィルム2本をおくります。　これはkeepしておいて下さいネ。　さてアレッポは中世のスーク（バザール）。　喧噪、猥雑な街並みです。　物価は実に安く、超一流レストラントでビールつきコースで5ドルでO.K.です。　しかしレストラン内、夕食中に急にマットをひき、お祈り。　これは初めての経験でありました。　ビックリ。　明日12/27日早朝ダマスカスに向かいます。　ではまたダマスカスより電話いたします。　ホテルのカナリアが静かにさえずっています。　朝7：30

Homsの西60Kmにある十字軍の城
Krak des Chevaliers とも
「騎士たちのクラク」、俗に「騎士の城」と云う意味です
ジュベル・カーリルの上に建っています
もともとヒヌス・アル＝アクラードと云われた
「クルド人の砦」があったところに40年後フランクが築きました

■12/29/2001　DAMASCUS/SYRIA-AMMAN/JORDAN 発

　○○家の皆様へ。　皆様、お元気でおもちを食べて正月を迎えておられることでしょう。　本日Damascusを12:00（に出発）、宿で知り合ったスイスの女性といっても、バイキングのような女の子と共にTAXIにてAMMANまで。　車はFordの63年もの。　運賃は2人で20ドル。　350Km ですから物価がお分かりになると思います。　AMMANは実に坂の多い所で、実に近代的（シリアは中世オリエントのままで在りましたが）、レストランも少し清潔、安心して物を食すことが出来ます。　これよりイスラエルに3日程少し回り、又Jordan(Amman)に戻り、紅海（ペトラをみた後）に向かう予定です。　いよいよアフリカに入り込もうとしています。　では又、出発時には色々とお世話になりありがとうございました。　

■12/19/2001　　JORDAN 発

　○三様。　兄上、姉上様お元気ですか、当方BEIRUTに無事着。　憧れのフェニキア人の旧都を廻り歩いております。　アラブの人々は実に旅人を大切に心より親切にしてくれます。　LEBANONは数世紀に渡りセム人、ハム人、ゲルマン人、ラテン人が侵略を繰り返した地故女性はとびっきりスリムでエキゾチック。　又音楽も大胆に強烈なリズムです。　文化は複合すればする程混沌と興しろいものですネ。　BEIRUT-SAIDA-SOUR-BYBLOS-TRIPOLI-BEIRUT-ZAHLE-BAALBECK神殿-と旅を終えました。　これよりシリアHAMA-ALEPPOに向かいます。　お体御自愛下さい。

Lebanon-Batroun-Liban
Mesaylha Fortress
Mesaylha-La Citadelle
マサイア山城

■01/01/2002　　JORDAN 発

　　遅海様、お元気ですか。　当方すっかりバッグ・パッカーになりきり、日々各国の老若達と旅をつづけております。　約20日で3,600Km。　中東の旅は快適。　しかしすこし羊肉にもつかれてきましたが逃れるわけにもいかず、今日はレバー、明日はロースと食べわける技術を見つけました。　中東北部は緑多く、オリーブ、ミカン、種々の果実と豊穣（ほうじょう）の大地ですが、さすがヨルダン南部にくるとラクダ草のみ。　しかし荒渓の中、深閑（しんかん）と自然美があります。　p.s. 和田山の野サイ全て鹿が食べてしまいました。　申し訳なし。

Jerusalem, partial view of the Old City at night, the Jewish quater and Mt. Zion on the left
エルサレム　夜の旧市街の眺め　ユダヤ人地区とシオンの山（左方）　

■01/02/2002　WADI RUM/JORDAN 発

　無牙様。　正月NOMI一同と楽しくすごされたことと存じます。　ここイスラムの国はクリスマス、正月もなく静かな一年の幕開けでした。　ペトラに3泊、ロバを終日レンタしモーゼの弟（兄、アアロン）が眠るMT.AARON 2,020メートルに8時間かけ昇って（登って）きました。　急峻な山をロバは一歩一歩うまくバランスをとり、ムチでたたかれ唯黙々と汗を出し登ってくれました。　下山時は深い谷に添い（沿い）駆け足で走るものですからビビリの私はただしがみつくのみでした。　本日JORDAN の WADI RUM （ワディ・ラム）（註：アラビアのロレンスの撮影部隊になったところです）大砂漠の岩山の側、テント村にて一泊。　オリオンが日没と同時にまぶしくかがやいております。　NOMIの皆様にヨロシクお伝え下さい。

「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」の舞台となったのはこれではなく
「ファラオの宝物庫（カズネ・アル・ファルウン）」(El Khasne)と呼ばれる葬祭殿です

■01/03/2002　JERUSALEM/ISRAEL 発

　誤航兄、お元気で新家族と正月を迎えられたことと存じます。　正月をエルサレムでむかえるためAMMANよりヨルダン川を渡りイスラエルに。　平和な国シリア、レバノン、ヨルダンより臨戦体制（体勢）の国へ。　この国は戦闘国家、自国の拡大を願い完全にパレスチナを棄民化し、抑圧し真綿で首をしめるように彼等の生活権をうばい取っています。　NOMIの皆様にヨロシク。　テロよりも恐ろしいものがこの国に存在していることは事実です。

Meeting of fighters at the Western Wall
西の壁（なげきの壁）の兵士達

■01/04/2002　AQABA/JORDAN 発

　鼠海様お元気ですか。　当方快調に旅をつづけ3,300Km。　バールベック、パルミラ、ペトラ等の豪華絢爛なる遺跡をみつつ南下しております。　昨年の旅（東欧）と異なり平和な静かな国民と接しているとついつい長居してしまうものです。　もうすでに3週間。　今アカバにて6時間足止めをくらっております。　南西の風が強くフェリーが出航しないのです。　しかし紅海の日没は美しく時間のたつのを束の間忘れる程です。　これよりシナイ山にむかいます。

後方の標高440mの岩山に建てられているのは
シタデル(Citadel)と呼ばれる城塞、周りの平原より48m高くそびえ
ここからアレッポ市内とその周囲の雄大な光景が眺められます

■01/05/2002　JORDAN 発

　○子様、当方元気。　毎日羊肉を喰っております。　イスラエルに3日間。　イエルサレムは古都だけあり、宗教的な香りがいたします。　パレスチナ自治区にも足をのばしましたが、世情は平穏無事。　しかし各主要道路、街角には必ず軽機関銃がそなえられ、又若者達がデートをする時もふだん着にてマシンガンを下げ街角で茶をのみ、かたらっています。　イスラエル人はパレスチナ人の尊厳をうばい去り、ゆっくりと真綿で首をしめにかかっております。　いやな国でした。　シナイよりカイロにむかいます。

Camel at Wadi Rum - Jordan
ワディ・ラムのラクダ　ヨルダン

■01/05/2002　Jordan 発

　○○様、お元気ですか。　レバノン、シリア、ヨルダンは実に魅惑的。　モスレムの人達は外国人に対してまるで懐かしむよう丁寧に接してくれ、気持ちよく旅をつづけております。　イスラエル3日間パレスチナ自治区も含め歩きました。　ユダヤ人達のモスレムに対しての偏見には憤りを感じ、まるで日本の朝鮮統治のよう。　完全に警察国家。　各辻々に軽機関銃をもった兵がパレスチナ人を睥睨するように監視しております。　しかしエルサレムはすばらしい夢想的な町。　宗教の深さに少しまいりました。　本日JORDANの砂漠でテントに一泊。　スーダンよりの黒人の物悲しい琴を聞きつつ筆をとっています。

■01/09/2002　BASTA/SINAI/EGYPT 発

　○子様。　本日紅海に入りました。　体調快く、中東の人々に柔しく（優しく）つつまれ旅をつづけております。　ここBASTAは紅海のAQUABA(AQABA)湾、エジプト側にあり静かな観光地で、ドイツ人、ロシア人、イギリス人などが訪れ、スクーバ、砂漠サハリ等を楽しんでおります。　私も初めて35ドルを払い（宿が5ドル）世界有数のダイビングの地で一日を楽しむことが出来ました。　TELで話したようにこれよりカイロにむかい、スーダン、エチオピアと行動いたします。

Prince head 13-14th cent B.C. Ugarit(Ras Shamra)
Damascus Museum - SYRIA
「王子の頭 」13-14世紀 ウガリット出
ダマスカス博物館　シリア

■01/10/2002　SINAI/EGYPT 発

　厨禿様、お元気でお過ごしのことと存じます。　ヨルダンの南の端アカバよりフェリーにてシナイ半島に着。　国境が人間模様を変化させるのか、自然環境が同じなのに、ここエジプトはプライドなどまったく気にせず、ひたすら事あるごとにバクシーシ（チップ）を要求いたします。　しかし一方快活明朗な国民性でもあります。　さすがの私も1ヶ月羊肉がつづきますと食傷気味。　美味なものを見つけました。　鳩がムチャ柔らかく鳥（鶏）の比ではありません。　ムシ焼き、BBQ、シチュウと品を替えては旅情を慰めておるしだいです。

シナイ半島南端にあるスキューバ・ダイビングの「メッカ」です
Sharm El-Sheikh （シャルム・エル・シェイク）の南西にあります
ちなみに 「Ras」とは英語で「head」のことで
頭、頂、こずえ、岬、鼻、等々の意味があります
同じシナイ半島にあるモーゼの山の「ラス・サフサファ」は
「willow's head」（ヤナギのこずえ）と云う意味です

■01/12/2002　CAIRO/EGYPT 発

　○三君、大変な正月でしたね。　時間の流れのみが互いの心を少しずつ癒してくれることでしょう。　1/10日SINAI山登山、13:00より雪が降り出し山頂に至った時はー5℃大吹雪。　10年に一度の大雪とのこと。　それでも小さな教会にて鐘をならし我等の平穏を祈りました。　その夜BEDWINの宿にて泊まるつもりが、雪のためバスが1日欠航、故ミニバスを旅人とアレンジしカイロに。　途中大雨に見舞われ400Km全て道がズタズタ。　冠水もしており4,5時間が18時間かかってしまいました。　これよりギザを見学いたします。

ΙΕΡΑ　ΜΟΝΗ　ΣΙΝΑ
シナイ修道院
St. Catherine's Monastery
聖カタリナ修道院

■01/13/2002　CAIRO/EGYPT 発

　○子様。　電話の声がいつも明るいので、旅する者に元気をつけてくれます。　本当にありがとう。　本日カイロ市内をくまなく歩いてきました。　カイロは信じられない程の排気ガス。　朝などは全てがモヤっておりバイ煙の臭気が気になる程。　中東5ヶ国を周りましたがトルコに優るところは見つかりません。　食事も特筆するものなし。　当然一流Hotelで食事をすると又別なのでしょうが、庶民が食するものは実に単純な味わい。　米、マカロニの細切、ハルサメそれらを混ぜ、トマトスープをその上にぶっかける。　それに豆も入っています。　これが約80円程ですか。　物価は日本の1/4程かと思います。　では又。

■01/14/2002　CAIRO/EGYPT 発

　艇長様、NOMI御一同 様。　シナイ半島は鼠海様推薦の聖地シナイ山に登頂中山頂にて猛吹雪に遭い、ー5℃、山小屋といってもテント内にて3時間も閉じ込められ、又紅海添い（沿い）を400Km呑気にBUSでベドウィンの村々を訪れておりましたが、これ又豪雨に遭い一本道はワジ（乾川）が氾濫、道路はズタズタ、数10台のバス、トラックが急流に流されすさまじいものでした。　BUS泊2日、すっかりつかれカイロに到着いたしました。　5,000年前の遺跡に描かれた生活の様は今もまったく同じ、のどかな農村風景がデルタには見られます。　

The Pyramids of Khufu(left) and Khafra(righit)
Le Piramidi di Cheope(a sinistra) e di Chefren(a destra)
Les Pyramides de Kheops(a gauche) et de Khephren(a droite)
Die Pyramiden von Cheops(links) und Khafra(rechts)
左 クフ王、右 カフラ王のピラミッド

■01/14/2002　ASWAN-CAIRO/EGYPT 発

　緩海様お元気ですか。　14日10:00AM発 11:30AM ASWAN　1st Class 約800Km 17ドル程、座席も広く空調もよくきき、又デルタの眺めは誠にローマ時代のフレスコ画そのものです。　小運河に沿い泥でつくった粗末な家、10メートル程の高さのナツメ林、薄く茶色に染まった砂糖キビ畑、水洗びをするガチョウ、水牛、サギ、少し遠望すると荒漠たるウネル大砂漠。　まさしくナイルが肥沃な大地をもたらしていることが実感出来ます。　旅中ツアーを初めてくみカイロールクソールーアスワンーカイロ5泊、汽車、バス、宿（4 star）で＄100です。　追記：シリア、レバノン、ヨルダン、エジプト極めて安全です。

Sinai - Dahab
シナイ半島　ダハブ
東岸アカバ湾に面したダイビング・スポット
ダハブとは「gold」の意

その2 へ 続く

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絵はがきで綴る中東・アフリカ一人旅 その2 へ続く

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