（乳海 記）
■01/21/2002 ADIS ABABA/ETHIOPIA 発○谷様。 寒きおりお元気にすごされているでしょうか。 当方、Jordan、AQABA、よりSinai半島DAHABにて3日間ダイビングを楽しんだ後、SUEZ運河、CAIRO-LUXOR-ASWAN-ABU SINBELそしてSUDANに入る予定が定期船（Lake Nasser）の予定たたず、Cairoに戻りFlightにてABABA（エチオピア）に着。 これより北部GONDAR-AXUM-LALIBERAを廻り歩き10日後にABABAに戻る予定です。 明日約400Km Bhar DarまでですがBusで一泊2日もかかります。 大地溝帯故に高度差が厳しく2,000-4,500メートル、オンボロバスで酸素が少ない所ではただブーブーと音をたてるのみで走ってくれません。 しかし世界有数の景勝の地、又鳥類の宝庫、楽しみにしております。 後ケニアに入るつもりです。
最後の審判
木板のテンペラ画
18世紀○代様、お元気でしょうか。 エジプトは不思議な国でした。 ナイルを1,300Km 上がって汽車賃が17ドル（一等）遺跡見学が約200ドル。 ついで観光地では数百年の歴史を持っているためか、人をダマすことにかけては古代の遺跡にもおとらぬものあり。 私のような長旅の者でもスコンと彼等の子により小金を盗みとられてしまいます。 本日ADIS ABABAに到着いたしました。 赤道直下の国、高原の国2,000-4,000メートル。 マラリアもおらず年間を通して18℃とすごしやすい所です。 しかし貧困スリの多発する国です。 ○代さんよく2年間もアフリカでお過ごしになられたこととその精神力に脱帽です。
The Great Colon(n)ade Temple of Amon Ra at Karnak
カルナック：アモン・ラーの大列柱神殿■01/**/2002 ETHIOPIA 発
鼠海様お元気ですか。 昨冬ー30℃の国、東欧諸国にてICONを訪ねる旅をいたしました。 あの有名な黒いマドンナ（ポーランド、チェンストホーヴァのヤスナ・グラ修道院）の出どころを見つけました。 現在エチオピア北部3000メートルの高原地方を訪って（彷徨って）おりますが、女達の顔は当然黒くそして大きな目が零（こぼ）れるような少し憂いに満ちた表情なのです。 その顔はまさしく黒いマドンナ、イコンと同一のもの。 きっとコプト教会（エチオピア）よりビザンチンに贈呈され、十字軍あたりがそこより掠奪しポーランド王に手渡したに違いありません。 この国でICONを追い求めるのも止めにいたします。 NOMI御一同 様にヨロシク。 悪路です。 200Kmを36時間要しました。
エジプト - コプト教会の「絵はがき」 ■01/25/2002 ABABA/ETHIOPIA 発
頭坊様お元気ですか。 当方ナイル川上流の旅で少しハードな旅をし、ABABA(ADDIS ABEBA)到着後下痢。 しかし薬のお陰で3日目で快復いたしました。 ありがたく存じております。 さてシリアより続く大地溝帯の旅はいよいよ佳境に入ってきました。 念願のLucyにこのMUSEUMにてあうことが出来ました。 背の高さは約1メートル20cm程、ゴリラの脳が300-500grm、Lucyは200-250grmと少し足りませんが、しかし2本の足でしっかりと歩いていたそうです。 ABABA市内はノンビリとした所ですが市の9割以上が日本でいうバラック状況。 巷にはやたらと象皮病、レプラ、佝瘻（くる）病、Blindと種々の病をかかえた乞食が見られ見るに偲びません。 明日より上部 Lalibera Baharder と約2,500Km Bus旅行が始まります。
ルーシー
最古の人類の化石
350万年前
女性の骨格
1974年エチオピア出○○様、お元気ですか。 送別会ありがとうございました。 当方エチオピア、アディスアババより北方750Km、2,300メートル高原にある古都に1/25着。 ハカランダ紫の花咲く大木が街を覆っています。 その芳香は少し旅人の心を癒してくれます。 一方食事は単調です。 インジーという名の豚の胃をひっくり返したような薄いパンの上にチキン、ビーフ、羊などカレーで味つけしたものが乗っているものが主です。 スパゲッティを今おいしいかなーと思い頼みました。 ノビキッテおります。 私の料理が少し恋しくなってきました。
Sound and Light - Pyramids
艇長様。 NOMi御一同 様、お元気でお過ごしのことと存じます。 ADIS ABABA北方750Km GONDARの町にてイタリア-ベローナ登山隊と遭遇。 美酒モンタルチーノの話から意気投合。 高峰4,700メートルSIMIEN山登頂同行を許可されました。 BEBAKK（2,400m）山村にて馬4頭、馬丁4名、警備兵3名、ロシア機銃カラシコフ30装弾3丁、料理人1名、案内人1名、イタリア人7名、日本人1名という部隊にて出立。 180Km走行、3,000-4,500mの高原は酸欠に、水不足にまいりました。 しかしグランドキャニオン数倍に匹敵する景観は忘我の一時。 又イタリア人の友情には心うたれるものがありました。
WUBIT ETHIOPIA WUBIT:Women of Unique Beauty, Intelligence & Talent Ms.----、お元気ですか。 エチオピアは魅力ある3,000年（シバの女王がモーゼと私生児をもうけていらい）の歴史とアフリカ特有の原始的文化が入り雑じった国です。 底無し沼のようなもので、一歩踏みこみますとずるずると引きこまれ、20日で2,000Kmを周ってしまいました。 旅の圧巻はMt.SIMIEN 4,700mを登頂。 旧都GONDARにてイタリア・べローナ登山隊と遭遇。 意気投合。 馬4匹、馬丁4人、警備兵3名、カラシコフ・ロシア機銃30装弾3丁、案内人1人、イタリア人8名、日本人1名で7日間180Kmを走破。 グランドキャニオンに勝る景観とイタリア人の友情には心打たれました。 お体御自愛下さい。
KOFELE MARKET, ARSI, ETHIOPIA ○○家の皆様、お元気ですか。 当方エチオピア北部ゴンダール旧都に着。 Hotelにてイタリア人登山隊とイタリアの美酒モンタルチーノの話で意気投合。 5日間4,700メートル高峰SIMIEN山に150Kmトレッキング。 ラバ4頭、馬丁4名、警備兵3名、カラシコフ機銃3丁、ガイド1名、イタリア人7名と私で小村より出発。 高度3,000-4,000メートルの高原は酸欠故大変疲れましたが、その景観はグランドキャニオンの数倍規模のものでした。 これよりケニアにむかいます。
○三様。 兄上、姉上様お元気のことと存じます。 ADIS北部LALIBELA（ラリベラ）に2/4着。 これ程悪路の国は初めて、180Kmに18時間を要します。 2,000-4,000メートル高原より谷に上り下り、又BUSは30-40年前のしろもの。 信じられない貧困です。 ある町にてイタリア、ベローナ登山隊と遭遇、意気投合し7日間SIMIEN山（4,700メートル）登頂共にいたしました。 酸欠、水不足の180Kmのトレッキングは誠にきびしいものがありましたが、その景観はグランドキャニオンに勝るものがあり、唯々亡失亡我（忘失忘我）。 又イタリア人の友情には心打たれました。
ARUSSI MAIDEN
アルシーの少女○子様、○三君お元気ですか。 ADIS ABABA北方550Km LALI BELAより280KmBUSにてデイジーという町に着。 14時間を要しました。 昨日より27歳の女性（アナーバー、ミシガン生まれ、現在エチオピアにて英語の先生）と行動を共にしております。 2人で夕食、高級レストランでステーキ、スープ、パン、ビールで1.5ドル。 物価の安さには慣れましたが驚くほど全てが安いのです。 Hotelシャワーつき、4ドルです。 この町では上のクラス。 信じられますか。 バスは280Km4.5ドル。 高原3,000-3,800m緑豊かなガケップチをオンボロバスはけたたましい音をたてて走ります。 ADISまで後14時間260Kmです。
IN THE GHION HOTEL GARDENS, ADIS ABABA, ETHIOPIA
ギオン・ホテルの庭園にて、アディス・アベバ、エチオピア
嚥玉ファミリーの皆様お元気ですか。 すさまじいばかりの悪路。 エチオピア北部200Kmの旅を終え、アジスアババより750Km南下。 3日間ジャングルの残るCHAMO、ABAYA両湖畔約40Kmをトレッキング。 200種以上に及ぶ鳥類、7メートルのクロコダイル、カバ等を観察。 又美味なるブルー・ナイル・パーチをタラフク食し誠に満悦でありました。 投宿のシャシャメの町は人口、雄に（優に）20万、しかし大通りはアスファルト無し、砂けぶりがモウモウとたちこめ、10分歩くと頭は真白。 唯一の高級ホテル、バルベクは一泊4ドル。 牛のカツレツ、サラダ、スープ、ビール、パンで3ドル以下。 物価の水準を分かっていただけたと存じます。 P.S. 脂海さん、離嬢さんの住所なくしてしまいました。 失礼の段、重々ヨロシク。
コプト教のラリベラ教会は全部で11あり岩石をくり抜いて出来ています。
この十字形のギオルギス教会は他の4つと6つからなる2群の教会群とは孤立しています。
四八様お元気ですか。 エチオピア北部 2,000Km 南下、ADIS ABABA より 750Km 国境の町 MOYALE に。 乾気（乾期）故、宿には手を洗う水もなく3日間BUSにて走り、ケニア入国。 BUSもなくケニア-ナイロビに牛、羊を運ぶトラックにのり2泊3日、800Km。 火山大地、桜島の地道を走るが如く信じられない悪路。 ガタガタ、ダッダッとたえまない騒音、粉塵、黒人の体臭、牛、羊の糞、尿もとび散り、惨憺たるものでした。 ナイロビ途上ポリスは何度も金を要求（2ドルとか3ドルとかですが）。 それに又時間がかかりと大変。 しかしやっとケニア山の麓に着。 ひさしぶり8日ぶりのあついシャワーをとり大満足でした。 これよりタンザニアに入ります。 皆様にヨロシクお伝え下さい。
KIRIMANJARO
The magnificent Mt. Kibo is Africa's highest mountain at 19340ft. above sea-level remains snow-capped throughout the year, even though it lies near the Equqtor. The reflection on both Mt.Kibo and Mt. Mawenzi known as:Kilimanjero rises majestically above Lake Amboseli.
キリマ・ンジャロ
壮大なアフリカ最高峰キボ山は海抜19,340フィートで赤道近くにありながら年間を通じて山頂には雪を戴いています。 キボ山とマウェンジ山すなわちキリマ・ンジャロはアンボセリ湖の上にその像を写しています。○子様。 昨年の誕生日バレンタイン・デーはモスクワ、零下25℃、本年はケニア、ビクトリア湖畔KISHUの港町で22℃。 大湖ゆえまさしく海原で打ち寄せる波も大阪湾の比ではありません。 多分英国統治時代のビクトリア風の古いホテルにて2泊。 夜21:00。 20:00より夕食、魚のフライをオーダーしておりますが、今だ（未だ）こず。 腹が減ると腹がたち逆上しそうです。 それでイライラを止めるために筆をとっているしだいです。 明日はキスムよりミゴサを経てンゴロンゴロン・ナショナル・パークに入りサンジバルに入ります。 タンザニアよりサンジバル-シンバブエ-南アとなります。 急いで南下しております。
○子・○三様。 お元気ですか。 小都市HUSOMAにて医者のNELSON氏と出会い、彼の故郷MUGAMに訪門2日間彼の案内で小村、ビクトリア湖畔を散策しております。 GNP300ドル程貧困ですが、土地は日本の2.5倍。 土地、水も豊か。 又ここMUGAMはパパイヤ、マンゴ、水瓜、パッション・フルーツ、バナナ、米、トウモロコシ、各種豆、野菜、牛、山羊、全て整い人々もよく肥え、ガッチリした体格です。 しかし一方NELSON氏と共に診療所を歩きましたが、若者達のHIV罹病率は実に高く、幼い子達は特に5才までの子がマラリアにてバタバタ死んで行きます。 本日もこの小さな町の病院で2名死亡。 その死を悼む母親の顔は哀しみを凝縮したものでした。 病棟は決して近代的なものではありませんが、ジェネレーター（発電キ）も、レントゲン室もありますが、小説で読む日本の大正時代の頃と同質と思われます。 このNELSON氏はカトリック信者で朝8:00-20:00マデ、1ヶ月3万円の給料で働いているそうです。 子供も5人（1人はstreet childを引きとっている）。 私の茶色のジャケットをさしあげましたら大変喜んでおられました。 では又、ダルエス・サラームにむかいます。
MT. KILIMANJARO (M.5963)
艇長様、NOMI一同様。 寒きおりお元気でお過ごしのことかと存じます。 当方エチオピア国境モヤレより公共の乗り物なし、3日間牛21頭を積載するトラック計5台でコンボイを組み、ケニア兵5名軽銃を土ノウと共に備えトラックジャックの防備、朝0600-夕1800ひたすら南下。 荷台上、風、太陽、すさまじい振動、水不足に悩まされました。 乾いた溶岩大地（台地）よりケニア山麓、緑なす裾野に到着した時は安全・無事にホッといたしました。 ビクトリア、タンザニアよりダル・エス・サラームに1,500Km広大（四国以上）なセレンゲティー、ンゴロンゴロンをノロノロTOTAL18時間かかり通過後本日ダル・エス・サーラムに。 実に豊饒まれなる国。 米、豆、コーヒー、バナナ、マンゴ、トマト、となんでも整い人々皆特に女性は肥えボインボイン。 これが世界の最貧国家。 自給自足経済が精神的に貧困とは決して云えないこと。 ゆったりした雄々（悠々）たる時の観念も又ひとつの国の生き方かもしれません。
Kilimanjaro from Moshi
モーシからのキリマ・ンジャロ
■02/21/2002 ZANZIBAR/TANZANIA 発Ms. ----。 お元気ですか。 感謝しております。 ZANZIBARにやってきました。 アフリカのアラブ国家、 STONE TOWN、街中からみあって複雑な路地と全てを覆う高い壁、アフリカの単一な都市と比べなんと文化の香りがすることか。 潮風に吹かれ浜辺につき出た瀟洒なBARでキリマンジャロビールを飲む爽快さ。 一時黒人の体臭、少し理解しがたい彼等の視点も忘れることの出来る地。 アフリカのバス旅行は長時間のギュウギュウづめ、なおかつ半裸同然ですから、肌も汗ばみ埃もたちこめ大変な苦渋。 すばらしいインド洋の町を楽しむことが出来ました。 もし紹介がなければ決して立ち寄っていなかったと思います。 夕日をみつつ白ワインを頼み大きなカニを食べました。 13ドルでした。
オルドイニョ・レンガイは、
歴史時代にカーボナタイト溶岩を噴出した
世界で唯一の火山として有名です。○○様、公私元気におすごしのことかと存じます。 ZANZIBALに到着、エチオピア、ケニア、タンザニア悪路約6,500Km。 特にエチオピア国境よりケニア-イシオロ市500Km公共乗物はなく、牛、山羊を運搬するトラックの荷台を使用せざるを得ず。 3日間、風、やけつく太陽、水不足にホトホトまいりました。 5台のトラックは朝5:30〜夕6:00まで、コンボイ（連隊）を組み、各車にはケニア兵が土ノウの上に機銃をそえ、砂ボコリをあげガタガタ、ダッダッと走るのです。 まさしくこれこそがサハリと自己満足。 タンザニアは豊穣なる緑の大地。 年間300ドルGNP、しかし自給自足のため皆様特に女性はドウドウたる体格をしておられます。 ザンジバルは奴隷貿易港で栄えたところ。 1880年代までの2世紀もの間、奴隷廃止の後、日本政府はアフリカへ、ブラジルへ日本の安価で質の良い棄民を無責任におくりつづけたのです。 つまりアメリカ、ブラジルは黒人の替わりとして労働者を求めたのです。 では又、お元気で。
ダウ船（Dhow）はアラブ人の沿海貿易用帆船で、マストに大三角帆をつけ、
昔はアフリカの奴隷売買に用いられました。
○上様、寒中お元気でしょうか。 当方DAR ES SALAAM（ダル・エス・サラーム：「平和な所」、または、Bandar es Salaam 「平和の港」の意）に泊、２日間ゆっくりと旅の疲れを取り南亜へ向かう体調を整えております。 今朝6:30Hotelより数分でインド洋が望め、散歩にはもってこい。 南国の樹木ホウボウボクが扇を拡げるように繁り、真っ赤な花を咲かしております。 アフリカ内陸の町は雑然としたところが多いのですがここはドイツ、イギリス時代の性格がよく表れ、スッキリとし、公園も多く私の好きな町のひとつです。 では又日本でお会いしましょう。
インド洋に囲まれた常夏の島。
バスコ・ダ・ガマが1489年に訪れてポルトガル支配となりますが、
オマーンのスルタンが宮廷をここに移しアラブ人が支配者となりました。
その後イギリスの保護領となり、英連邦のひとつとして独立しました。
クーデターでアフリカ人によるザンジバル人民共和国となりましたが、
タンガニーカとザンジバルが合併し、タンザニア連合共和国となったのです。
艇長殿、NOMI御一同 様。 DAR ES SALAAM 駅は60年代に中国人が築いた駅、社会主義的にキッチリとしかし無駄のあるつくり。 14時発は16:15に出発。 1時間も走ると国立公園、キリン、象、猿、ライオン、チーター等々が車窓から数多く見えビックリ。 ケニアより自然が残っている、観光にはもってこい。 物価も安く、国民も愛想よし。 一等車はコンパートメント、4BEDS、アミン大統領のごとき大男、もちろんまっ黒な人が我が6号室に大きなカバンと共に乗り込んでくる。 とにかく蒸し暑い。 この3人がパンツ一枚になりその巨大な腹（皆 protruding navel）を横たえ、ビールを飲みゴロリ。 我が痩躯はコンプレックスを感じ、ジィーット眺め恐れおののくのみ。 途中エンジン故障等で2,000Km 46時間を要し、KAPRI MPOSHIに着。 夜11:30MINIBUS 250Km RUSAKA。 朝6:30BUS、VICTOIA FALL 300Km。 4日目でHOTEL泊。 シャワーをあびることができました。 VICTORIA FALL は雨季、水煙り緑のジャングルに大きな虹がとっても美しかったです。
オカバンゴ湿地帯は世界遺産に指定されている所で、
1,600平方キロメートルに及ぶ世界最大の内陸デルタです。
インド洋沿いのウテニカ・ランドを観光用蒸気機関車ウテニカ・チューチューが
George（ジョージ）からKnysna（ナイズナ）まで走ります。
眺めがすばらしい景観はガーデン・ルートと呼ばれています。
南亜到着と共にアフリカ旅行は終わってしまいました。 全てが近代的、無性格な町。 道がはてしなく継続するのです。 しかし自然の美しい、又耕作された牧場、果樹園、菜園はみごとな眺めです。 食べ物は全て英国風、又はアメリカ的でアフリカ特有のものは白人社会にいる限りなにも食することは出来ません。 それだけ、白と黒の住み分けがはっきりしているのです。 旅人でさえ黒人の社会に入り込むことは困難でしょう。 無法社会に近いからです。 物価が安く清潔で実にすごしやすい国ではあります。 白人社会においては。
アロエ・ディコトマは日本語でタカロカイ（高蘆薈）と云い、
高さ10mほどの樹木になるアロエです。
ナミビアが原産地です。 なお高蘆薈は正確にはタカロエと読み、
タカロカイは誤読がまかり通っている一例です。
本日22,000Km旅終了。 OUT OF AFRICAよりの便りはこれで完。 これより市内Greeen Squareにて駝鳥の玉子を探しに行きます。 大きなこと故、持ち運びが大変なのです。 夕刻は少し豪華に、アフリカンJAZZクラブ、そして300gramのフィレを食します。 14日Turkey Airにて帰国。 では日本にて。
カーステンボッシュはテーブル・マウンテンの東の斜面に位置しています。
多くの南アフリカ固有の植物は絶滅に瀕しています。 カーステンボッシュは
それらの植物の避難所になっていて、植物は良く育ち、保護されています。
カーステンボッシュは急速に南アフリカの最も人気のある
観光地のひとつになりつつあります。
この壮観な植物園を訪れるのは、誠に値打ちがあることです。
■03/05/2002 NAMBIA 発
艇長様、NOMI一同 様。 皆様お元気のことと存じます。 CAPE TOWNより1,550Km北上。 BUS21時間、WINDHOEK着。 4泊5日NAMIBI 砂漠(130Km×450Km)に入り、朝5:00〜10:00、15:00〜18:00、88Km 25℃〜43℃を歩きました。 6:00AMのNAMIBIは朝日に赤褐色に染まり、砂上には小鳥、トカゲ、カメレオン、野ネズミ、小蛇等の生物が露を求め生を得るため活き動いているのです。 昼になると熱風、息が止まり私の足も全ての機能も緩慢。 夕刻は真紅、静寂が始まりテントよりTHE MILKY WAY、S.CROSSが漆黒の空に瞬きます。 若者達は酒を飲み私は21:00に睡魔に浸ります。 C.TOWNに戻り、自転車で80Km、CABO DA BOA ESPERANZA喜望峰に走り全て終わります。
Scenes of NAMIBIA:NAMIBIA desert. Die Namib-Wuiste.(ui : uウムラウト)
Between Walvis Bay and Luideritz a sea of large sand dunes border the cold Atlantic Ocean
Zwischen Walvis Bay und Luideritz grentz ein Duinenmeer an den kalten Suidatlantik
ナミビアの風景：ナミブ砂漠
ウオルビスベイからリューデリッツの間にある、冷たい大西洋に境する大きな砂丘の海
艇長殿、NOMI御一同 様。 皆様お元気のことと存じます。 昨日80Km自転車にてCABO DA BOA ESPERANZA(Cape of Good Hope)に着、13:00。 記念に貝殻をひとつポケットに。 2,200Km縦断の旅が終わりました。 旅の終了は完遂の喜びと喪失の両者を感じるものです。 本日朝8時よりTABLE MOUNTAIN 1,000mを登頂。 約10Km歩き、世界有数のBotanic Garden15:00着。 南亜固有種の草木に囲まれ、白ワイン、サーモンで軽いランチを取っております。 一昨日、あるグラフィック・デザイナー（50歳）とWATER FRONTにて出会い、Sailingの話を夜1:00まで。 なんとCAPE TOWNよりRIO DE JANEIROまで2度もレースに出ている男で、今も毎週カタマランの持ち主で、各種レースに出、TOP8（全南亜）に入った男。 奥様もなかなか魅力的な人でありました。 艇長好みの、私も、、、。
BOY,SOWETO '93
男の子、ソウェト1993
ソウェト（Soweto：South-Western Township）
ソウェト（SOWETO）は、ヨハネスブルグの南西にあるアパルトヘイト時代の黒人居住区です○○様。 3月14日、2,200Kmアフリカ大陸縦断が終わりました。 北部、中東は各々固有の文化を色濃く残しておりますが、南亜にいたっては各都市とも、西欧的、アフリカ人はスラムに住み、観光でしかその中に入り込むことは出来ません。 又、JOHANES. CAPE TOWN共8:00PMを過ぎるととても一人歩きは出来ず、確かなTAXIにて動くことが出来るくらいです。 MUSEUMはさすがイギリス・コロニーだけ（過去）あり、アフリカ文化、絵画写真などよくそろえております。 CAPE TOWNはすばらしい景色。 自然に恵まれ、WATER FRONTは観光客が喜ぶように無理なくSETされ、モール街もしっかりしたものでした。 では又、お元気で。
正式にはAFRIKAANS LANGUAGE MUSEUM AND MONUMENTといい、
オランダ語から派生して出来た「アフリカーンス語」の言語博物館で、
ケープ・タウン近郊の、パール・マウンテンの南斜面にあります。
「三つの柱」はアフリカーンス語の発展に貢献したヨーロッパ言語を現し、
「三つのコブ」はアフリカ語の貢献を表わし、「低い壁」はケープ・タウンのマレー人の貢献を示し、
右手の「泉」はアフリカーンス語の新しい観念を、その「周りの柱」はアフリカーンス語の成長を象徴しています。
01/18/2002増補04/20/2002
