その 4
5月28日 日曜日
8時前に目覚めます。 ゆうべはmdkの帰ってきたの知らないくらい良く寝てたようです。 朝食をシリアルでいただきます。 新聞を見ますと、昨日の Natrona County High School での卒業式に、チェイニー副大統領が出席して挨拶したって話が、写真入りで出ていました。
今日は日曜日で教会へ一緒にまいります。 St. Patricks Catholic Church です。 キャスパーは人口5万人の市なのですが、カトリック教会は三つあるそうです。 この教会、外から見るとそんなに大きく感じないのですが、中へはいると結構大きな聖堂です。
ミサに与ります。 英語のミサは前に行ったNYシティのその名も同じセント・パトリック大聖堂でのミサ以来です。 日本でのとは当然聖歌が異なります。 お祈りの内容は同じです。 聖変化の時のベルはありません。 また日本では昔はそうだったのですが、今では行われていない「ひざまずく」行為がアメリカでは残っているようです。 まあ日本だけが変なんでしょうか。 主の祈りは両腕を肘から先だけを挙げて唱えます。 司祭は二人で司式です。
ミサ後主任司祭と助祭に紹介していただきました。 教会の入り口には例の映画ダ・ヴィンチ・コードへの反対パンフが置いてありました。 本日は日本では「主の昇天」ですが、ワイオミングでは今日は復活節第7主日で、主の昇天は本来的な日にちの、先週の木曜日（主の復活後40日目）でした。
教会をあとにしてキャスパー・カントリー・クラブにて昼食です。 ゴルフ・コースはちらっと見ましたが、フラットなきれいなコースでした。 チキン・サンドに果物とアイス・ティーをいただきます。 ジョー・ジュニアとその娘も一緒です。 日本とアメリカのENTドクターの数とかトレーニングの差異とか色々お話ししてとても面白かったです。
さあお家に戻ります。 マーク夫妻とその友達も来ています。 今日はうちのmdkのお誕生日なので、わざわざケーキを用意していただき、誕生ミニ・パーティーです。 どうもありがとうございます。 皆でケーキをいただきます。
またバースデー・カードを皆からいただきます。 その中にマークからのカードに新しいPCをどうぞとか表に書いてあり、中を見るとPCはPCでもPocket Combをどうぞと書いてあって、本物の小さい櫛が入っている面白いカードでした。
マークはmdkと同年ですが既に髪の毛が殆どありません。 「マークには必要ないからくれたの？」ってmdkが冗談云うと、そこに居る皆大爆笑。
午後は少し休憩して、キャスパーの飛行場 (Natrona County Int. Airport) の近くにあるNational Historic Trails Interpretive Centerってところにヴィグネリさんに連れて行ってもらいました。 その昔ミズーリあたりから西海岸まで新天地を求めて、いかに人々がワゴンで苦労してたどり着いていたかの歴史から実際の様子などをジオラマ風にして見せてくれる博物館です。 ユニバーサル・スタジオ風に映像と音響と装置の動きで、実際にそれに乗っているような錯覚を起こさせてくれる幌牛車やステーション・ワゴンのライドもありました。
また西への移動開始の時期を誤って、ロッキー山脈付近で殆どの人が凍死したという悲劇があったというストーリーも見せてくれました。 なかなかの感動ものです。 来館記念にとサイン帳にサインを求められます。 日本からというと係の人びっくりです。 こんなとこ見学に来た日本人っていないんじゃないでしょうか？
夕食です。 Old Chicago っていう全国チェーンのファミレスに連れて行ってもらいます。 ジョー・ジュニアとその娘サラそしてヴィグネリ夫人ベッツィは先に行って席を確保してくださっていました。 ピザとビールをごちそうになります。 よく流行っている店です。 家族連れでいっぱいです。 ヴィグネリさんと拙は家に戻ります。 あとの人たち「X- Men」とかいう映画を見に行きます。
拙たちはヴィグネリさん（ジョー）お気に入りの映画カラテ・キッドを家のミニ・シアターで鑑賞です。 こんな映画初めてですがストーリーは単純でなかなかの感動ものです。 映画が終わって、ジョー自慢の猟銃を見せていただきました。 スゴイ数のショット・ガンやライフル銃や拳銃まで全部手にとって見せていただきました。 厳重に大金庫に保管してあります。
明日は知らなかったのですが、5月の最後の月曜日はMemorial Day（戦没者追悼記念日） という国民の休日だったのです。 キャスパーの北152マイルのところにあるSheridanって町に連れて行ってくださるとか。 楽しみです。