その 2
5月26日 金曜日
朝ゆっくり起きて、ゆっくり朝ご飯。 シャワーを浴びてゆっくり出発の用意をいたします。 今日は、いよいよキャスパーを目指します。 チェック・アウトです。 しかし、めちゃ安いね、このホテル。 BARTで再びSFOへ参ります。 地下のホームに降り立つとちょうどSFO方面行きが止まっていたので、飛び乗ります。 SFO、今度はターミナル3です。 しかしユナイテッドのイージィ・チェック・インはスゴイな！ 日本語も使えます。 予約番号を入れ説明のとおりにやればキャスパーまでの搭乗券が2枚発券されます。 デンバーで乗り換えが必要です。 施錠してないバゲージを預け、セキュリティ・チェックのところに参ります。 上着も靴も脱いで検査です。 搭乗はシートの後ろのほうから呼ばれます。
デンバー (DEN) まで、機材はBoeing 767、フライト時間は2時間30分、時差があるので3時間30分かかったように勘違いします。 デンバーでビールとチキン・バッファロー・サンドでお昼にします。
空港内を走っている電気自動車をふと見ると《 Ted 》って書いてあります。 これはよく見ると、どうも「ユナイテッド」の愛称の模様です。 最初の成田の出発の時、機内放送でテッド、テッドって言うから人の名前かと思っていたら、ユナイテッドの事だと、今判った次第です。 あとから、よく見ればユナイテッドのホームページの右肩にちゃんと書いてありました。
いよいよ最後の搭乗です。 搭乗口を過ぎて行きますと、1階へ降りて更に歩かされます。 そしてまたお待ちです。 ドアを開けて外に出ると地上です。 見れば小さなプロペラ機、Embraer EMB-120、こんな飛行機に乗るんですね、驚きです。
1時間ほどでキャスパーのナトロナ・カウンティー空港 (CPR) に到着です。 上空からキャスパーの町が見えます。
到着して窓から機外を見るとUS エア・フォースの輸送機が駐まっています。 なんでこんなとこに空軍機が。 空港から外に出ると、ヴィグネリさん一家がお出迎え。 ご夫妻（ジョー、ベッツィー）と三男のジョー・ジュニアとその娘サラ、そして四男のマークと新妻レズリーです。 どうもどうも、固い握手を交わしハグです。 お目にかかれて光栄です。 会いたかったです。 初めまして、どうもどうも。 皆様と握手です。
預託荷物を回収して、車に乗せていただきます。 キャスパーの町を西から東まで通り抜けます。 町の南側はキャスパー山脈がスカイラインを形作っています。 お家は最近新しい住宅街へ引っ越しされました。 とても大きなお家です。 玄関は2階にあり、下が1階です。 つまり道路が高いところにあり、南側が低くなっている土地に建ててある模様です。 お家の中を隅々まで見せていただきます。
いやー、やっと落ち着きました。 それにしてもキャスパーは遠い。 コロナ・ビールにライムを入れて乾杯です。 お食事をさっそくいただきます。 茹でたアスパラガスとキャベツのコールスローの付け合わせに、炭火グリルド・チキン・ブレストです。
お食事の後、お土産を差し出します。 最新式のデジカメとかイヤリングとか漆塗りのお盆です。 その節はmdkがお世話になりました。 またマーク夫妻に結婚のお祝いです。 和風柄のテーブルクロスです。 皆さんにとっても喜んでいただいて光栄です。
mdkはジョーとマーク達とで、町に飲みに連れて行ってもらいます。 拙はご夫妻と残って、持参した例の一月前にオン・エアされた「おはよう朝日です」の録画DVDを、嬉しそうにご夫妻に見ていただきます。 残念ながら日本語です。 拙い英語で説明します。 ヴィグネリさんもENTドクターですので良く判ってらっしゃって、治癒率とか色々質問され、とても有意義な時を過ごさせていただきました。 ステロイドはどこでもファースト・チョイスのようです。
さあ今日は疲れました。 そろそろお休みさせていただきます。 ベッドルームは長女と拙とそれぞれ別々にいただいています。 すごいベッドルームです。
本当にご夫妻のご親切に感謝です。 こちらから先にお休みなさいと言うべきところ、ご夫妻がわざわざお部屋に来られてグッドナイトです。 どうもすみません、恐縮の突き当たりです。