タムリンおめでとう                 2008年05月31日(土)

 本日は誠におめでとうございます。 ご両家の皆さまにおかれましてはお喜びも一入(ひとしお)と存じ上げます。 何だか拙のような者までお招きに与り誠に恐縮至極にございます。 昔のヨット仲間にお声がけいただき、昔を大事にしていただいたその思いだけでも有り難いのに、結婚式、さらには披露宴までご招待いただき感謝感激雨あられ。

 帝国ホテルに朝早くから段取りして出かけます。 開始時間まできっと待つに決まっているのに、どうしても早く出かけるヘンな性格で、ホテルに着いたのチャペルの挙式の1時間以上前。 まだ披露宴会場はおろか、チャペルの待合室の段取りも出来ていないという時間。 しかも新郎よりも早く到着しているというせっかちさ。 仕方ないので、座るとこないので、1階ロビーのソファーで休憩です。

 待つことしばし、小頭坊登場です。 ちょうど時間になりました。 4階チャペルの待合室に参ります。 三々五々、ノミの人たち登場です。 懐かしい人たち、久しぶりの人たち登場です。 なんだか乱狂は脛にコルセットを着用です。 訊くところによると、例の2007年第44回トランス・パシフィック・レース にどん尻でフィニッシュしたYUMEHYOTANの回航を買って出て、ホノルルから出て三日目に嵐にあって、発電機がお釈迦になり、ついでに腓骨骨折した模様。

 KYCのコモドアの海虎さま始め旧ノミのクルーたち大集合です。 海虎さまと拙らが出場した1979年第30回のトランス・パシフィック・ヨット・レースの時は、新郎2歳になられたとこだった模様です。 スタートは1979年6月30日でしたからね。 この時の総エントリー艇数80杯は最高記録で未だ破られていません。 その年は外国艇出場艇数も最高でしたが、2003年の9艇に抜かれました。

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 やおら案内がありチャペルに入場です。 やたら天井が高いチャペルです。 上方にはステンド・グラスもどきが綺麗です。

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 新郎と立会人が入場します。

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 そしてバージン・ロードを新婦がその父のリードで祭壇前に進みます。

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 父から新郎にバトンタッチです。 式が始まります。

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 いつもの歌、慈しみ深き友なるイエスは、を皆で歌います。 誓いの言葉、指輪の交換、等など流れるように淡々と儀式が進んでいきます。

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  結婚の署名も済み、皆に花弁を振り掛けられ退場です。 タムリンおめでとう!

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 さて披露宴会場に移動です。 3階のエンパイアルームです。 受付には新郎新婦の似顔絵とウエルカムボードです。

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 サインをして席札をいただき待合室に入ります。 待合室にも二人の写真集が飾られています。

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 お酒をいただき、なんやかや、積もる話とかちょっとしてる間に、いよいよ披露宴会場に導かれます。

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 立礼なんて今どきありません。 決められた席へ参ります。 上座も上座、ヨットの連中、特別席です。 でも別の席にもヨットの連中、若手の連中がいっぱい座っています。 みんな久しぶりやね。 

 しかし、このノミのオールド・ボーイ達に割り当てられた上席の座席表見てびっくり。 すべてNOMIのハンドルネームが名前の上に振られています。 海虎、鼠海、乳海、嚥玉、離嬢、脂海、無牙、厨禿、猪戒です。 普通の人が見ても何のこっちゃ判らんでしょうね。 しかしタムリンもよ〜やる。

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 新郎新婦の登場です。 ホテルの係の者がリードです。 最近仲人なんて立てないのが全く普通の風潮になりました。 まあ不必要ですよね。 でも人間死ぬまでに一回は仲人やっとく必要があるとか。 でもこのような風潮だったら、それも不可能になるでしょう。 こんな拙でも、昔一回仲人やったことがあるという恐ろしさ。

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 司会の者が新郎新婦の紹介、双方の主賓の挨拶、ケーキ入刀、乾杯でお食事の始まりです。

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 このシャンペン美味しいね。 何杯でもお代わりです。 海虎さまのご所望により白ワインもいただきます。 でも白ワインよりシャンペンの方が美味しいです。

 最初のお料理は海胆ですね。 海胆のムースです。 上に載ってるのは飛び子ですかね。 

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 つぎはスモークサーモンと海の幸のミルフィユです。 野菜のマリネしたのが付いています。

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 そしてスープです。 野菜たっぷりのブイヨンスープです。 シャンペンも白ワインもスープもいただきお腹タポタポです。

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 お魚料理は真鯛の白ワイン蒸しです。 

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 お口直しで、柚子のシャーベットです。 赤ワインもいただきます。

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 そしてお肉料理は、牛フィレ肉の赤ワイン煮込みです。

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 新婦のお色直しの後、キャンドル手に入場です。 各テーブルのローソクに火を灯します。

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 新郎新婦に子達より花束贈呈があります。

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 デザートはハート型フロマージュ・ムースとフルーツです。

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 恒例の余興は、新郎方はノミの若手連による海事訓練模様です。

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 新婦方はフルートとピアノの演奏です。

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 新婦の挨拶、そしてご両親への花束贈呈です。

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 締めとして、新郎父ならびに新郎よりの挨拶があり、お開き退場です。

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 良かったね、この結婚式。 ホテル式場、宴会サーブの者も良かったね。 本日はご両家の皆さま誠におめでとうございました。 また、美味しいフレンチをご馳走にもなりありがとうございました。

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05/31/2008

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蛇足その1:何だか飲み足りない、食べたりないノミのオールド・ボーイ達、2階のフライング・トマト・カフェで飲み直し、食べ直しです。 赤ワインやビーフ・カツサンド、シャリアピン・ステーキ、ハンバーグ・ステーキサンド等など、いったい全体、披露宴で何にも食しなかったのかというくらい、むさぼりいただきます。 もう、どういう人たちですかね。 猪戒の帝国ホテル1割引カードで支払って貰って割り勘です。

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蛇足その2:帝国ホテル大阪の「フライング・トマト・カフェ」の“フライング”ってのは、飛んでるって意味ですね。 飛んでるトマトです。 昔の映画、ジェシカ・タンディも出演していた「フライド・グリーン・トマト」の“フライド”ってのは、油で揚げたって意味ですね。 油で揚げた青いトマトです。 flying と fried で、全く別の単語です。


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