03/16/2003
いやーお目出度うございます、この度は。 海虎様の御長男、ノ○○○君が晴れて某大阪中之島の某ロイヤル・ホテルにて華燭の典。 ホホツァイツ・ファイアーです。 ノミの連中、オールド・ボーイたち皆招かれています。 しかも夫婦でご招待。
出かけようとしますと、雨が降ってるじゃありませんか。 誠に足下のお悪い中、タクシーを奮発します。 和装の奥様方やお嬢様方は雨の中さぞかし大変と御察し申し上げます。 雨の道は混んでいるかと思いきや、意外に空いているじゃありませんか。 指定の集合時間に余裕の到着です。 鼠海夫妻がひょっとして一番乗りでしょうか。 クロークにコートや傘を預けます。 そこへ二番手の無牙がタキシードに身を包み颯爽と登場です。 連れもって御両家控え室に参ります。
今日はホテル内チャペルで式があるので、全員参列です。 三々五々ノミの連中やってまいりました。 乳海夫妻登場です。 どうですか、乳海さん、その後いかがですか。 アキマセンのよ、この人、まだ少しおかしいんです、と乳海夫人。 何せこの乳海は過日、西蔵まで一人旅で行ったのが運の尽き。 高山病に倒れ急遽（きゅうきょ）香港までチャーター便で飛び、しばし香港で入院後、医師付き添いで帰国した経緯（いきさつ）があります。
しゃべっていても別に普通じゃありませんか、どこがおかしいんでしょうか。 猪戒夫人登場です。 猪戒は野暮用で欠席です。 離嬢夫妻、厨禿夫妻、嚥玉夫妻、脂海夫妻、四八夫妻に誤航様、それに頭坊様ご夫妻が次々と登場です。 賑やかになってきました。 ヨットで集まらないので、久しぶりです。 皆さん正装していて、こうしてみるとなかなかのモンです。
親族の皆さんも海虎様ご夫妻を始め続々ご登場です。 おー懐かしい顔がありました。 昔々その昔、ノミ一世のころに一緒に艇に乗っていた、牛○先生じゃありませんか。 このお方は海虎様の一番下のシュヴェスター、レン○○の連れ合いです。 今はトキオ方面にお住まいです。 やーどうもどうもご無沙汰です。 25年ぶりかそれ以上にもなるでしょうか。 見ると鼠海とまったく同じデジカメぶらさげています。 こんなデジカメ持ってる人はやっぱり少し変わった者同士でしょうかね。
江○先生も登場です。 この人、海虎様の甥にあたります。 やっぱりカメラが好きで、デジカメとデジタルムービーぶら下げています。 この人つい先日、お子さんができたそうです。 したがって奥さん連れて来るどころの騒ぎじゃないとか。 こちらも久しぶりです。
さあそろそろでしょうか、チャペルの式は。 二人ともクリスチャンじゃないのにチャペルで結婚式とは、まあエエでしょうか。 ホントは今日の日は四旬節期間中なので、結婚式はできないんですがね、キリスト教では。 親族が先に入場です。 続いて新郎方新婦方の招待者が左右に並びます。 こうしてみると圧倒的に新郎側の方が多いようです。 最初に係りから注意です。 カメラ撮影は自席からのみオーケーとか。
新郎は先に祭壇前で待っています。 いよいよ新婦さん登場です。 後ろの扉が開いてお父さんと一緒にバージンロードを進みます。 祭壇前でノ○○○君にバトンタッチです。 皆で歌を歌います。 賛歌「父なるみ神と」ってパンフレットにあるからどんな曲かいなと思ったら、「慈しみ深き」の替え歌？でした。 声高らかに歌います。 聖書朗読、祈祷、式辞と続いて、結婚の誓約です。 そして指輪交換があり、結婚宣言です。 さらに結婚署名が新郎新婦さらに両家のお父様方の署名です。 式は滞りなく済みました。 いよいよ退堂です。 新郎新婦並んで腕を組んで進みます。 大きな拍手と歓声です。 よかったよかった、これでノ○○○も一人前。
しばしお控えの間で披露宴に備えます。 アルコールとカナッペが供されます。 シェリーとかいただきます。 本日の新郎方の主賓の某大学教授もお見えです。 ちょっとお部屋が狭いようです。 親族紹介を終えた皆さんが入って来られると、人人人であふれかえってしまいます。 着席できない人も居ます。 そろそろ披露宴の始まりでしょうか。 ご両家のご両親が係りの者に立礼を促されます。
左に新郎方、右に新婦方が並んでお出迎えです。 どうもこの度はお招きいただきありがとうございました。 ノ○○○君○○さんおめでとう。 ノミ・オールド・ボーイ軍団は一つの席には座れません、人数が多いからです。 絶妙の座席配置です。 どなたがお考えになったのでしょう。 A群は新郎方主賓の某大学教授と助教授と一緒に、頭坊様ご夫妻と鼠海夫妻です。 B群は乳海夫妻、離嬢夫妻、嚥玉夫妻、脂海夫妻それに厨禿夫妻です。 C群は誤航様、無牙、四八夫妻、猪戒夫人それにK代とそのお友達です。
新郎新婦入場です。 拍手です。 この披露宴、結婚式もそうでしたが立会人がいらっしゃいません。 出席者全員が立ち会いの人前結婚式とでも言うのでしょうか。 プロの司会者が祝宴をリードいたします。 最初に新郎新婦のプロフィール紹介となれそめの案内です。 続いて両家の主賓の祝辞です。 新郎側も新婦側も恩師の某大学教授がご挨拶です。
ウエディング・ケーキ入刀に続いて、少し長いお祝辞のあと、乾杯です。 シャンペン・グラスを持つ手がしびれましたか。 祝宴の開始です。 早、新郎新婦はお色直しに退出です。 新婦の腕を取るのは、なっ何と新郎の父の海虎様です。 額を汗にして、やや興奮気味です、海虎様。
祝宴のお食事は吉兆謹製の和食、和前菜、煮物椀、造里、赤飯です。 造里は本鮪と鯛と烏賊でした、とっても美味しかったです。 お酒はシャンペンの次は白ワインです。 海虎様が吟味されたオーシュー・デュレス2001年です。 う〜ん、美味しいね、このワイン、さすがですね。 思わず幾杯もお代わり所望です。
続くお料理は、洋風になって、「やわらか鮑の殻ごとパイ包み焼き」「ピーチ・シャンペン ソルベ」そして「和牛背肉のブロック焼き わさび風味 温野菜添え」です。 そしてサラダとデザートにマスクメロンそれにクレープシュゼットのフランベ、バニラ・アイスクリーム添え、コーヒーと続きます。 もちろん赤ワインも海虎様の吟味です。
お色直しが済み、新郎新婦再登場で、もうお二方双方から祝辞です。 新郎側は頭坊様がお祝辞です。 海虎様とのおつきあいの始まりから、ヨット・ノミの長年のお遊びのお話です。 なかなか聞かせていただきました。
美味しいお料理がどんどん出てきて、おなかいっぱいになってきます。 おやっ、向こうの席の乳海の様子が変です。 目が上転して意識喪失です。 こりゃ大変、皆で抱えて別室に運び入れます。 プルスを取ると、レーゲルですがシュレヒトです。 ラポールはあります。 冷や汗をかいています。 一過性の脳虚血発作でしょうか。 血圧が下がっている模様です。 脚を挙上し寝かせます。 エクストラ・ベッドを運び入れます。 まあこのまま様子見ればエエでしょう。 祝宴に戻ります。
さあK代とその友達による三弦演奏です。 皆で「サクラ サクラ」を一緒に歌います。 キャンドル・サービスや子達の新郎新婦への花束贈呈が型どおりあります。 さあ宴もそろそろお開きです。 お互いのご両親に花束を贈ります。 新郎新婦ならんで挨拶です。 ノ○○○君がお礼の言葉を述べます。 すごい、しっかりとした話しぶり、聞く人みな感動です。 思わず涙が出てきます。 よくぞここまで御成長になったことと感慨深いものがあります。 続いてご両家を代表して、海虎様がご挨拶です。 う〜ん、海虎様、やる時はおやりになります、すごいですね、またまた感動の涙です。 思えばこの一瞬のために今までご苦労なさって来られた感がいたします。 誠に海虎様おめでとうございます。
退場して、皆で乳海の様子を見に行きます。 プルスもシュパヌングはグートになってきています。 顔色も戻ってしっかりしてきました。 しばらくお酒は止めといた方がエエよ、乳海さん。
さあホテル地下二階の某セラ・バーに移動です。 ノミのオールド・ボーイ夫妻集合です。 二次会出ないでご帰宅になった方々もいます。 今日の式と披露宴はよかったね、の話が話題の中心です。 海虎様も来られました、ノ○○○君もやって来ました。 皆で盛り上がります。 さんざん飲ませてもらって、食べさせていただいたと言うのに、またまた調子に乗ってどんどん飲みます。 う〜、ちょっと飲み過ぎ食べ過ぎです。 それというのも今日のお二人の挨拶が良かった所為です。 皆さん見直しました。 新郎新婦は後日新婚旅行にお出かけになるそうです。 本日はどうもお招きいただきありがとうございました。 またご両家の皆様おめでとうございました。
03/16/2003