BAWAを訪ねるスリランカの旅 Visiting Geoffrey Bawa to Sri Lanka
AYUBOWAN !
記事：無牙、写真：鼠海・無牙・彩・頭坊、文章画像編集：鼠海 その１ （上記シンハラ文字は「アーユボーワン」と読み、スリランカでは色々な状況に応じて用いられる便利な「挨拶語」です。）
アマンのエイドリアン・ゼッカ会長やケリー・ヒルなどトロピカル・アジアの建築家達に多くの影響を与えたと云われるGeoffrey BAWA。 名言「建築は語るものではない、体験するものである」ので、体験に。 あと2つの目的は「アーユルベーダ体験」と「野生の動物達と自然体験」。 すみません、パッケージ旅行で中心の遺跡巡りは優先度低いのよね、僕達。
最後の夜にガイドのウパーリさん、「30年ガイドやってて、スリランカに来て「キャンディ」に行かずに帰った人達初めてです。 日本に行って､京都に行かないのと同じです」、と嘆息。 でも、「そんなん人の勝手でしょ」。 B型3人、しかも射手座2人、O型2人の「突発的成り行き任せ」旅。 ペースメーカーはSちゃん。
無牙は、歴史の授業で触れた「ラーマーヤナ」の舞台、ランカ島へ行って見たかった。 頭坊を誘うと「ええよ、行こ」。 5月緩海の栄転送別会席上で、Sちゃん「も1回スリランカ､行きたいです」。 鼠海も誘ったが、無牙泥酔で返事を失念。 でも、結果的に鼠海にもう1人Mちゃんも名乗りを挙げ､総勢5名の旅。
みんな超多忙で旅行日程確認したのは、8/29（日）の夜。 飛行機やホテルの確保、不確定事項山積。 でも時は流れ、いよいよ出発日関西国際空港（KIX）に07:50頃集合。 前日15時前まで、Sちゃんは1便遅いSQ985のキャンセル待ちにねじ込もうとして昼飯も食えんかったんよ（苦笑）。 駄目だったけどありがとうね。
第1日目 2004.9.18(土) KIX → BKK → SIN → CMB NEGOMBO <AYURVEDA PAVILIONS>
興奮して04:00前に起きてしまった。 阪急西宮北口の南へ出るとリムジンバスの停留所が北出口方面に変わってる。 万一と思いSちゃんに電話すると知らなかった。 でも丁寧に伝えられなかった。 昔からの北出口で迷ってると0630発のバスが通り過ぎたとさ（超哀）。 阪神西宮、頭坊より「バス満員なんか？、もう乗られへん言うとるから臨時バス出んかったら車でKIX（関西国際空港）まで送ってもらわなしゃあない、まま、そう云うこっちゃ」と電話。 「Ｓちゃん乗り遅れて、タクシーでそっちへ行く途中やから、待ってたってね」。
結局臨時バスで07:50到着。 某番組の収録？とかで多忙かつ放浪仕事人Mちゃんは26時間無睡眠で1番に来てる。 上等のパナマ帽姿の鼠海は手荷物一丁で颯爽と登場。 出発ターミナル内でビール。 3時間しか寝てないSちゃん「お腹へったあ」と肉まん。
10分早く09:40発となったSQ973便は、10:18Take Off。 経由地のクルンテープ（BKK、ドン・ムアン空港）まで5hr10mの飛行予定。 SQの機内食は美味い。 赤ワインなんぞ愉しみます。 みんないつも以上に、ハイテンション。 13:20BKKにLanding（時差 -2hr）。
1hr程のトランジットで、BKK（ドン・ムアン）空港内を「てくてく」する。 14:40、シンガポール（SIN）まで1,446km、1hr50mの飛行。
クルンテープ（ドン・ムアン空港）でトランジットとは
17:50、チャンギ空港（SIN）にLanding（時差 -1hr）。 今度は4hrのトランジットなので何をするかウロウロ。 無料の市内めぐり（2hr）は、もう出てしまったし。 「てくてく」「ジャランジャラン」してると、ターミナル2のE6、「足裏マッサージ」発見。 全員で受ける。 30分21SGD（1,386JPY）。 うーん、気持ち良いよ。
そして「象狩り」に出かける。 F30の向こう辺りに狩場「JIM THOMPSON」発見。 瞬時に無牙はネクタイ6本、ハンカチーフ4枚を射止める。 早業にみんな呆れて。 でも、本場クルンテープで仕留めた「象」は全て､（鉢巻後）行方不明なんだもん。（鼠海註：宴席で酔っぱらってネクタイで鉢巻きをして割り箸を両側頭部に挟み込んで大騒ぎするのが無牙の常） SちゃんMちゃんも見てますが「狩場」が違う模様。
近くに無料インターネット・コーナーがある。 Sちゃん、早速26日SIN（シンガポール）でのデイユース、GRAND HYATT（グランド・ハイアット）の予約を確定に。 暫く姿が見えないので探すと、その隣の「チェア・マッサージ」15分6SGDで、チェア上でプルプルプル。 身体が震えてる。 凄く気持ち良くなった頃15分経過、「延長するうー？」って聞きに来るらしい。 Mちゃんトイレに行って帰ってこない。 やっぱり、チェア上でプルプルプル。
21:40 SIN発、2,800km最終目的地コロンボ（CMB）まで3hr12m。 Mちゃんは明朗活発な女の子、座るなり隣の女性に「
アーユボーワン」（こんにちは）。 女性はオーストラリア在住のスリランカ人で会話が弾む。 熱心にシンハラ語の発音を教わる。 ワインをチョイスして、アテンダントに「
ボホーマ・ストゥティイ」（大変ありがとう）。 通じない、何回も言ったら、「おつまみ」2個持ってきた。 「トゥ」だけ聞いた模様（大笑）。 女性とアドレス交換は良いけど、大阪での「人探し」まで引き受けたで（笑）。
機内食も1日3回目となると、辟易？でも美味。 少し寝てると00:10バンダーラナーヤカ空港にLanding。 駐機するとエンジン切るので一気に蒸す。
2台のバスでピストンするが、出国までのろのろですわ。 入国カードを書いて入国手続き、各社AIRがこんな深夜に同時刻到着で大混雑。
バンダーラナーヤカ空港 車乗り場
ガイドのウパーリさんには、なんなくミーティングできたがマイクロバスで出発できたのは01:18、01:40ニゴンボ（NEGOMBO）のアーユルベーダ・パビリオン（AYURVEDA PAVILIONS）到着。
蚊が乱舞しているが不思議に刺されない。 各部屋は塀に囲まれ門、中庭付の独立型。 笑っちゃいます。 ちっちゃなエキストラ・ベッドにはピンクの天蓋蚊帳が吊るされ「赤ちゃん用」みたい。 「ええなあ」「そんなら、そこに寝たら」で頭坊が、ゲット(苦笑)。
部屋より中庭と門およびアーユルベーダ施術台を
こんなベッドに男二人で眠るとは
風呂・シャワー室は外から心地良い風が通る。 オールド・パー水割り､飲んで02:20就寝。
バスタブの左右は中庭とスケスケ網戸なし 蠅蠅・蚊蚊蚊、飛んでくる
その2へ続く