（無牙 記）
今日はなんと素晴らしい天気なんでしょうか。 空はあくまでも碧（あお）く、風はなんと爽（さわ）やかなことでしょうか。 艇長夫妻と四八と阪急岡本駅で待ち合わせ、タクシーで帰朝報告会場へ向かいます。 INVITATION葉書で場所は「2号線住吉川あこや亭 南 レストラン「モーヴ」」とあります。 しかし「あこや亭」より随分ズイブン南です。 数百mあります。 迷った人もいるでしょうね。
モーヴの前では、乳海殿が皆様をお出迎えです。 長男S三のフィアンセも一緒にお出迎えです。 BF1の会場へ入ると、もう大勢揃っています。 女性が多いですねえ、これはマスター乳海の人気なのでしょうか？ 結局NOMIは総勢19名（乳海家族除く）艇長・離桜・脂海・厨禿 各夫妻。 頭坊・誤航・無牙・四八・○○○・遅海・○○・○○○○・○○○・ブッチ、それに道恐ママ。 他の招待者あわせて60名位
14:10マイク片手に乳海スピーチです。 興奮しています。 昨年9月15日神戸港より天津に向かって船出ではじまる乳海の旅は26歳の時に世界各地を放浪した「旅人乳海」の長年の夢でありました。 32年経って成就しました。 行きたかった各地を彷徨（さまよ）い、それぞれの国の人々と食事をし、音楽を聴き、文化の交流を味わいたい。
6つの目的は、1）天津から西安・敦煌そしてタクラマカンからパミールの道、2）カラコルム・ハイウェイ、3）カスピ海・黒海、4）バルカン諸国、5）バルト海・バルト三国、6）シベリヤ鉄道です。
世界中の旅人が辿ってみたい道3つは「カラコルム・ハイウェイ」「パンナム・ハイウェイ」「シベリヤ鉄道」だそうです。 「遠山の金さんペア」の誤航様と有り余る時間でテレビ画面に映るよう編集済みの写真を観ながら説明を聞きます。 一番前の艇長が「しんどなるから座って話せば」、乳海「いえ、興奮してますから大丈夫です」。 単なる旅の案内ではなく、生の各地の人々とのふれあいは聞いていて凄く臨場感がありました。
詳細の内容は「絵はがきで綴るユーラシア一人旅」を見てください。 乳海は、30年来のドイツの友人とアルゼンチンやシカゴや各地で再会をしてきましたが今回も暖かく迎えてくれ、男同士固くドイツ風に抱き合うくだりで思わず「思いだし泣き」。 すかさず艇長「抱き合って泣いてどうすんねん」全員爆笑。 こんな具合にあっと云う間に時が過ぎました。 合間にはフラウK子さんの友人の中国の女性の胡弓演奏があり、これも素晴らしかった。 終わって歓談をしつつ、コーヒー・紅茶に軽食です。
で、艇長が「おい、どっかここらへんでビールのもうや」で、○やン家のまんまえの焼き鳥「まさや」へ18名でなだれこんで、もうむちゃくちゃでした。 Aちゃん・○も来ました。 その後、艇長夫妻・四八のぞく15名＋○を加えてレフトアロン（Jazzライブハウス）へ繰り出し、その後、離桜夫妻他とウェスタン・ライブのイエロー・リボンへと大騒ぎの日曜日が過ぎ去りました。
それにしても、乳海さまみたいな旅は常人には叶いませんが、話を聞いているだけでも心が豊かになりました。
04/22/2001
増補 05/20/2001