2002/08/04


 早いものですねえ、もう8月です。 「梅雨明け十日」も過ぎ、大暑も過ぎて、やっと暑さのピークは越えたようです。 けれどまだまだ日射しは厳しいですね。 もうすぐ立秋ですが、残暑がさぞかし厳しいことでしょう。 昨晩は「淀川」と「みなと神戸」の花火大会、今晩は「芦屋」の花火大会です。 あの世界一の「PLの花火大会」は1日に終わっています。 今の季節は天候が安定していますから、全国で花火大会が目白押しです。 立秋から一週間でお盆、そして「聖母披昇天の大祝日」です。 今年の本当の七夕は15日ですね。 本当の、というのは「旧暦の」って云う意味です。 この季節は天気が良いというか星空がくっきり見えるので、まさに天の川を挟んで織女星牽牛星が、ヴェガアルタイルが近寄って見える季節です。 

  阪神電車に乗って、西宮でバスに乗り込みますと、無牙が一人ぽつねんと座席に座っています。 この人確か阪急沿線のはずが、二回乗り換えて阪神西宮に達した模様。 バスに乗るならこれがいちばん便利です。 ハーバー・エントランスからポンツーンに、更に艇まで行きます。 誰も未だ来ていません。 しかも陸電が取ってないので、冷蔵庫のビールはまったく冷えていません。 無牙がクラブハウスへ引き返して冷えたのを買ってきてくれます。 厨禿もひとりで続いてやってきました。 冷えたビールをキャビンで三人で飲んでいると次々とクルー達登場です。 頭坊様小頭坊猪戒緩海遅海、それに久しぶり、夏休みのヨシです。 アッキーも来ました。 それぞれゲストも連れてきているクルーも居ます。 眠海は来たと思ったらすぐに見えなくなりました。 総勢今日は18人ほどでしたかね。 お昼御飯の用意は難しい。 出前を取ることにしました。 この頃は何でも持ってきてくれます。 ヨットハーバーへ出前の注文です。 親子丼、玉子丼、肉筋丼、鰻丼、カツカレー、等々20人前ほど注文です。 ビールを飲みつつお昼をいただき、出航です。

 今日は結構風が吹いています。 メインはワン・ポイント・リーフしておきます。 ジブも揚げてセーリングです。 タッキングを繰り返し、目指すは、またまたの六甲アイランドのポンツーンです。 しかし毎回毎回飽きもせず同じとこばっかり。 まあその度毎にゲストとか初めての人が多いですから、彼らにとっては新鮮に映るかもしれませんが、毎回来ているクルーにとっては、まさに飽きもせずです。 中には飽きないクルーもいますがね。 例によって海水浴です。 今日は女性ゲストが多いですが、ほとんど海に飛び込みます。 こんな汚れた海にヨーやるよ、まったくぅ。 ひとしきり泳いで、今度は沖へ出て、セーリングを楽しみます。

 さあ帰港です。 今日は夕方からポンツーンでBBQをやって、花火の見物です。 ハーバーは今日に限って人であふれています。 みんな花火見物が目的の模様。 それぞれの艇は人で鈴なりです。 道恐がBBQの段取りをしてやって来ました。 他にもゲストがまたまたやってきます。 帰港と同時に離艇したクルーたちも居ます。 それでもBBQ花火見物組は総勢30人ほどになっています。 すごい人気の艇ですね。 

 今日のBBQは少し変わっています。 いつもの焼き肉一辺倒は止めて色んな食材を道恐の趣味で焼くそうです。 しかしコンロが、火床が二つしかありません。 炭も完全に燃焼していないのでなかなか焼き上がりませんが、少しずつ皆でいただきます。 この調子では、とても花火が始まるまでに食事終了というわけには行きません。 それっ、花火が始まりました。 ここの花火は少しショボいですねえ、PLのとはとても比較になりません。 それでも少しにわか雨の中、皆花火に見入ります。 おおっ、リュージもやってきました。 西宮の夜は更けていきます。

08/04/2002


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