05/20/2002


 なんだか今日は変な天気でしたね。 朝は大雨、傘が要るくらいでしたが、見る見る天気は急速に回復して、お昼からは青空が出てきました。 久しぶりの誤航様お迎えです。 クルージング以来でしたかね。 あのクルージング終わって離艇して、その後誤航様と艇長様は西宮で豚骨ラーメンを食されたとか、よっぽどお腹が減ってらした模様。 

 艇長様無牙を拾ってハーバーへ到着したときには、もう雨もすっかり上がっていました。 何やら駐車場が混んでいます。 何かまたハーバーでやっているらしい。 フローティング・ボート・ショーですね、これは。 パワー・ボートが大多数の模様。

 エントランスからポンツーン・エリアに入りますと、見知らぬ艇がありました。 アメリカ合衆国からはるばる来た模様。 サン・フランシスコからやって来た48フィートのスループです。

 NOMIに参りますと、早頭坊様厨禿たちが来ています。 もうお昼の仕込みに入っています。 今日は少し涼しいので鍋の用意です。 さっそく今日は陸電をとります。 これを繋いでおけば発電機も主機も廻さなくても、バッテリーに充電出来るし、100ボルトも使えます。 

 このクソ寒いのに艇長様は、ひとりで暑がって、クーラーを入れてくれと宣います。 ええっ、この寒いのに? みんな反対するのに駄々を捏ねます。 暑けりゃ上着を脱げばいいものを、まったくの迷惑以外の何ものでもありません。 この人の体温中枢と体感センサー、狂ってるんちゃうかな。 上着を脱いでいただきました。 クーラー・スイッチも入れました。

 鍋が出来上がるまで、艇長様ご持参のカツオの加工品をいただきます。 誰やらに貰ったとか。 無牙に優しい歯ごたえのカツオ生節でした。 今日の出席は誰ですか。 艇長様誤航様頭坊様鼠海無牙厨禿・S・緩海・K、それに相変わらず遅れてくる遅海でしたか、ああそうそうMもいましたね。

 いつの間にやら、艇長様上着を着て、膝に毛布を掛けておられます。 やっぱり寒くなってきた模様です。 クーラー・スイッチを切ります。 さあ鍋です。 今日は中華風の鍋です。 誤航様ったら、さっきちらっと焼売が見えたんやけど、焼売も鍋に入れてくれへんか、はいはい、わかってまっせ、と厨禿。 焼売は誰も蒸かして食べませんよ、最初から鍋に入れる予定です。 鶏骨付きもも肉、焼売、豚バラ、豆腐、野菜などが入ります。 「焼売は僕は、よっく煮た方が好きやねん」と誤航様。 さあ煮えて参りました。 皆いっせいに鍋にかかります。 焼売も食べ頃です。 誤航様、今日もハイ・ピッチで酒をあおっています。 「あれっ、僕の焼売あらへんやないの」 またまた始まりました、「僕の何々」が。 この前は、「僕の大根騒ぎ」でKがとっても被害甚大でした。 今日は被害者は居ないようです。 しかし焼売はありません。 皆食べ頃なので、全部さらえてしまった模様。 だって煮えすぎた焼売なんて型くずれして美味しくないですよね、誤航様の味覚センスは前から異常です。 焼売焼売とうるさいので、残ってるのを厨禿が鍋に入れてくれて、やっと一つだけありついた模様。

 さあ出航しましょうか。 やはり誤航様しっかりと遅海にラットを取られないように、最初から握っておられます。 しかし汚いね、この西宮のハーバーも大阪湾も。 どぶ川の匂いもするし、茶色だし。 風はそんなにありませんが、セールを揚げてセーリングいたします。 操船は若者たちに任せて、オールド・ボーイたちはリア・デッキで昔の話しをまたまた蒸し返します。 話題は勿論艇長様に関する事柄だらけ。 いたたまれなくなった可愛そうな艇長様はオーナーズ・ルームへ退散されます。 

 そろそろ引き上げましょう。 さあまだ時間もあるし、頭坊様もMも居ることだし、今日は、またまたお食事に出かけましょうか、と云うことで、後かたづけをしてやって参りましたのは、芦屋の「LEFT ALONE」です。 誤航様と艇長様は御用事とかで帰られます。 Kも帰ります。 残りうちそろって「芦屋いかり」の向かいの二階。 ジャズの生演奏もやってくれる「中華料理」屋さん。 Sはファミリーと女性M.R.を呼びだし、緩海も女性たちを呼び出します。 先ずはビールで乾杯です。 あとは紹興酒をロックでいただきます。 次々と注文したお料理が出てきます。 ママの顔もほころびます。 さんざん食べて飲んでおしゃべりして、おや、もう早10時も過ぎています。 遠方のものは先に引き上げます。 では、また来週集合です。

05/19/2002


Day-cruise Diary へ戻る

Day-cruise へ戻る

Yachtingへ戻る 

ちゅーやんのページ へ戻る