第3日目 9月23日（月）ジェルバ島は晴れ、とても爽やか
0530起床、シャワー。 0615朝食、カイが迎えに来てくれDjerba
Golf Clubへ。 5729m パー73、0800 Les Acaciasコース（S2-M5-L2）からスタート、貸しクラブはボロいけれど、楽しむゴルフが目的。 カートはフェア・ウェイ乗り入れOKなので、走ってる時、風が爽快。 人も少なくのんびりできます。 女性２人がキャディ付きで迫ってきたので追い越して貰う。
その間に持参の「ゆで卵」を剥いて食べました。 Les Palmiersコース（S2-M4-L2）を廻る時、チケット検札の兄ちゃんが聞きます。 「イタリア人？」「ちゃう、Japanese」僕も頭坊様も風体の異常度が急上昇してる、真っ黒やし。 スコアはトップ頭坊様、ビリ僕は定席。 1210に上がり、クラブ・ハウスで昼食。 ビールが旨い、ワインも旨い。
1330カイが迎えに来てくれ昨日訪れたフームスークに廻って貰う。 Hは昨日から目を付けていた絵画を購入。 マーケットにも寄って水購入、イスラム教国の町中で「お決まりビール喇叭飲み」後ホテルへ。
プールへ、ブランデーや食べ物を持ち込んで、水泳とシエスタ。 トップレスのお嬢・オバハンもいるがごく自然。 無問題。 というか、カップルがLOVE LOVE Chu! Chu!してても、動揺も感動も嫉妬もしない年齢になったんだよね。 カナシー。 また、焼けて異常度上昇。
お腹一杯なのでディナーはパス。 ショッピング・アーケードでサッカー・ユニフォームを受け取る。 例によって銀擬き？製品のリング・ブレスレット等みんなで買いあさる。 ホテルのバーで少し飲んでから、夜空の星を見に行く。 周りの灯りが邪魔で駄目。 2130就寝。
第4日目 9月24日（火）晴れ、ジェルバ島→マトマタ→ドゥーズ
0530起床、シャワー。 0700朝食。 ホテルの西側の地中海へ散歩。 広大な砂浜が延々と20Km程続く。 水温は低い、泳ぐ気にはなれない。 地中海の色はくすんだ薄緑色で、南洋の透明度なし、残念ながら太平洋のコバルト・ブルーではない。 頭坊様は時間が有れば、馬で砂浜を駆けたい、しかし「馬は金払っては、乗らない！」。 ご幼少の頃から乗馬に励み、「乗ってあげたら、お金貰わなあかん」。
0825メイン・ランドに向けて出発。 0910反時計回りでアジム（Adjim）着、たった1.5Kmの海峡を小さなフェリーが行ったり来たり。 大きな観光バスも待っており結局3便か4便待つ。 1010車に乗ったまま1030メイン・ランドに渡る。 待ってる間、「これはビールか」と確認して買ったがノン・アルコールだった、焦るな無牙。 広大な荒れ地にオリーブの木だけが整然と、気の遠くなる程遠くまで植えられている。 ここらはもう4年も雨が降っていない。 通常でも南部は220ml/年の降雨量、北部のチュニスでは一昨日の大雨でトンネルが冠水し、人が泳いでいる写真が新聞に載っているのに。
マトマタ（Matmata）のベルベル族の穴蔵住宅を訪問。 12-13世紀にアラブ人に追われたベルベル人が荒涼とした山腹に、横穴を掘り身を隠したことが始まり。 今もアイシューシャ（Aichucha）婆ちゃん72歳がクスクス（Couscous）の粉を挽いていた。 7-8部屋と機能で分かれ清潔。 外と異なりひいやり涼しい。 もっとも外も暑いけれど、湿気がないので汗はかかない。 穴蔵住宅にTV発見、電気もきてるんや。 誰が集金に来るんやろか？ アイシューシャは末の子供と住んでいるとのことだけれど。 夜には高級車で町に走り去り、良いところに住んでる様に思えて仕方ない。
1210スター・ウォーズの撮影に使われたホテル、シディ・ドリス（Hotel Sidi Dris）で昼食。 名物のブリック（Brick）は落とし卵にツナなど入れた中身を揚げ春巻き風に、美味しい。 ビールがすすむ。 玉子と言えば、朝食時毎日全員、複数個のゆで卵を食し、出がけにポケットに詰め込む執着振り。 ここまで殆ど東洋人には出会わなかったけれど、数人のグループが居る。 観光客の90%以上は欧米人の高齢者グループ。 スカイウォーカー・バー（Skywalker Bar）で写真を撮り、1310出発荒野をぶっ飛ばし1425ドゥーズ（Douz：砂漠の入口、Door）の町へ。 ムスリムの国なので酒屋なんて無いけれど、「ワイン売ってるとこと探してくれ」とカイに頼む。 地元の奴に聞いてイタリア人の保養地みたいな所でなけなしのワイン2本分けて貰う。 赤と言ったがロゼしかない。
1500 El Mouradi Douz Hotelにチェックイン。 なんと窓の外は砂漠、ええやんか！Bやんか！Cやんかっ！ 1530から1630までプール・サイドでワイン、果物、さっき買った冷えたロゼ、持参のゆで卵。 ロゼ、最悪の味。 泳いで出ると風が寒い、けれどTと僕はめげずに泳ぐ。
1730、目の前の駱駝乗り場に行く。 もの凄い光景。 百人は下らない白人グループがベルベル族の貸衣装とターバンを巻いて、きゃあきゃあ言いながら駱駝に乗って行きます。 我々もすかざす二人の駱駝引き、4頭の駱駝に跨り団体の居ない方向を目指して砂漠に突入。 3人はモロッコでサハラ砂漠ビバーグ経験あり。 頭にはターバンもしくはスカーフ、目はゴーグルもしくは砂塵がプロテクトできるサングラス。 手術用マスクをする人も。 まあ取り合えず万全です。 僕は一番後からカメラを片手に撮影しますがみんな振り返るのは難しい模様。 夕陽撮影したがピッチング激しく自信なし。 手慣れた駱駝引きが、英語でカメラを貸せ、撮ってやる。 う〜んHの高級カメラ、何も聞かずにシャッター切るなんて相当慣れてます。 モロッコの駱駝引きは一言も言葉が通じなかったが。 パウダー状の砂丘で駱駝から降り撮影タイム。 陽気な駱駝引きもそれはそれで良いのですが。 厳粛な砂漠、荒涼とした世界を感じることはできません。 1830元居た場所に引き返した時には日が沈んでた。 何百頭もの駱駝が引き上げて行くが、どこで飼ってるのかなあ。 1840ホテルでブッフェ夕食。 部屋で少し飲んで2100就寝。
つづく
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