その 1
なんだか今回の旅行、行く寸前にバタバタっと決まってしまいました。 お休みあるし、折角なので、親しい知り合いのご夫婦からお誘いを受けてましたし、ほなら行こか！ そのご夫婦は世界各国へ大切なお仕事のため短期間ずつ赴任されてる方です。 「ちゅーやん」の旅行記には認（したた）めてませんでしたが、だいぶ昔、スイス家族旅行の折にも大変お世話になりました。
折角ペナンに行くんだったら「シャングリ・ラ ラサ・サヤン リゾート＆スパ」に、しかも「ラサ・ウイング Rasa Wing」に泊まらなくっちゃ。 もちろん、かの「イースタン＆オリエンタル」も良いんですが、なんせここは創業1885年の由緒正しきコロニアル風英国式ホテル、少しコンパクトですね、今の基準から言うと。 ということでラサ・サヤンを押さえます。 運の良いことに、このご夫婦の口利きで、同じラサ・ウイングでも大きな部屋にグレードアップしていただきました。 ラサ・サヤンって馬来語で「愛する気持ち」とかだそうです。
そして往き帰りの飛行機はキャセイ・パシフィックです。 香港でトランジット。 そりゃキャセイですからね。 蛇足ながらこのキャセイ（Cathay）というのは、その昔中国に三国時代というのがありましたが、その後の南北朝時代に現在の東北地方にあった契丹（きったん、キタイ、カタイ）を後世のロシア人が中国全体と思いこみ、中国をキッタイ、中国人のことをキッタイスキーと呼んだことに由来しています。 その英訳がCathayなのです。 つまり中国の昔の呼称です。 キャセイ航空にはその昔、これも「ちゅーやん」の旅行記には認（したた）めてませんが、香港旅行や別の台湾旅行の時にもお世話になりましたね、しかもビジネスクラスに。
しかもしかも、今回の旅行、上の娘が親に計画を知らされて、一緒に付いてくると言うチャッカリさ、というか何と言うか。 親に似てるんでしょうかね。 ということで家族三人旅行と相成りました。
KIX-HKG は CX503、1005テイクオフです。 余裕を持ってKIX（関空）に。 娘はKIXからじゃなくってNRT（成田）から CX509で HKG（香港）です。
Soon CX503 lands at HKG (Hong Kong International Airport).
香港でミートして一緒に CX721で PEN（ペナン）です。 この便、直行かと思いきや KUL（クアラルンプール）経由です。 HKG-KUL-PENという次第。 も〜時間掛かってしゃ〜ないな。 周囲椰子畑だらけのクアラルンプール国際空港に一旦着陸です。 半分以上降りますね乗ってた人たち。 KUL テイクオフって時になって、それまで良かったお空が、一天掻き曇り大雨に雷ピカピカ。 少し様子見てテイクオフ決断機長さん。 しかし稲光を窓の真横に見て、お空を飛ぶって初めての経験です。 航空機には落雷せえへんのかいな。 ペナン島上空に差し掛かりましたが、高度はいつまでも 5,000ft のまま。 いったいどうなってるの、機長さん雨嵐のため様子伺いますとかで、ペナン島の夜景をぐるぐると何回もお空から見せていただきます。 やおらランディング決意です。 某国だったら、軟弱な航空会社だったら、引き返している所。 すごいねえ、キャセイのパイロットは。
この飛行場、通関済んでから、免税店があって、ワインを安く仕入れることが出来ます。 イスラム教多数のためか、普通ならひとり3本まで無税のところひとり一本とは。 で、三本仕入れときます。 外へ出ると、わざわざタクシーと自家用車でお迎えに来ていただいています。 分乗してホテルです。 いつの間にか雨も止んでます。 飛行場は島の南端。 ホテルは北の端の岬回ったとこです。 約一時間要します。 ホテルに着いたの午後10時か11時。 お疲れさん。
Main lobby on Garden Wing, Rasa Sayang Resort & Spa
お部屋に入ってビックリです。 こりゃ広いね。 エクストラ入れてもチョー余裕。 お風呂場はシャワーノズルが、3種類もあります。 浴槽はベランダにあって、外のお庭とかプールとか海とか眺めながら入浴できます。 傍らにはマッサージ台も置いてます。 スリランカのあのホテルのようです。 裸で風呂入っても外から見えないように、電動スクリーンを手すりのすぐ内側に下ろせて遮蔽できる仕組みになってます。 スゴいなあ。 調べてみると、このお部屋は Rasa Wing の Premier Room です。 62平米もあります。
Premier Room #2310, Rasa Wing
Bathtub on the veranda. We can cover with awnings.
08/19/2010