その6
1310サン・フランシスコ・デ・パウラ(San Francisco de Paula)の「フィンカ・ビヒア」(Finca La Vigia)：ヘミングウェイ博物館に向かう。 1327着、広大な敷地の丘の上にある、ヘミングウェイが約20年住んだ邸宅。 19世紀末、スペイン人によって建てられたが、1940年に18,500$で43,000平方メートルの土地と共に購入した。 何度も写真やTV番組等で見てきた所ですが、やはり自分の目で傍(そば)で見るとヘミングウェイ狂として幸せです。 ケバケバの大邸宅じゃないところが素敵と思いませんか。
フィンカ・ラ・ビヒア、サン・フランシスコ・デ・パウラ
ピラール号もまた、ヨット乗りとして傍(そば)で見たかった。 1934年ニューヨークのウィラー造船所製、38ft。 進水した時はもっと素敵だっただろうな。 木製でガッチリした船です。
1405もう後はあまり興味ないが、一応段取りもあるだろうし、「ボコイ」(Bocoy)のラム酒工場の見学。 無牙は向かう道中「海流の中の島々」(Islands In The Stream)で描写されるラ・バーナの裏町の様子を思い出し、車窓を眺める。 1430ラム酒工場、2階の土産物屋で4人からの"NOMI"への土産にガイドお奨めのラムを買います。
無牙は一応、葉巻も押さえておきます。 コイーバ(Cohiba)・モンテクリスト(Montecristo)です。 最近Old Boy達は誤航を除いて全員禁煙、助かるねえ買わなくてイイから。 若者クルーにあげても、わからんし。 ワインと同じく奥が深い。 サミエル・クレメント(マーク・トゥエイン)は「もし天国にシガーがなかったら、私は行かない」と言ったらしい。 JFKはクーバとの通商禁止の調印前に、ワシントンにある全ての「アチェ・ウプマン」(H. Upmann)のPetit Corona 1,500本を買い占めさせたとか。
1500ラ・バーナ旧市街へ戻り､フリーマーケット散策。 くそ暑いので2時間もいらん。 2日目に行った涼しい土産物屋で涼んでいるかもね、とOさんに伝えておく。 でも買い物は一応します。 ブレスレット4人で30本ゲット。 ここは社会主義国家で最近じわじわ許されている、個人商店なので値切り交渉OK。 「2$、3for5$」(1個2$、3個なら5$)ってのが相場の模様。 1600やっぱり暑いので土産物屋で涼んでいると、Oさんが見つけてくれました。 汗が引いたので中庭でビール。
1640Kさん宅に向かい出発。 1700着、閑静な住宅街です。 お言葉に甘えて失礼し、なかなか手に入らないというRon(ラム)を飲ませて頂く。 1725「おむすび」も持たせて頂いて、空港へ出発。
1746空港着、なんぼなんでも、2120発なのに早すぎる。 でも団体ツアーがチェックインする前に入った方が良い、とのアドバイスなので従います。 OさんRさんお世話になりました。 ありがとうございました。 無茶苦茶冷房の効いた待合室で、さっそく「おむすび」をビールで流し込む。 クバーナ達が驚異の眼で「ひそひそ」。 判った、おむすびの「海苔」、アンビリバボーですね、黒い紙ついたまま食っとるで、彼奴等。 と思っています。 クーバ・コーヒーとかチョコレートとか最後のお土産攻撃。
2045搭乗、2120スタンバイ2140(1840YVR時間)Take Off。 パスタ「JALそば」を赤ワイン・ビール・ジン&トマトジュース等で流し込みます。 頭坊はOld Parのロック。 鼠海は睡眠モード。 2125睡眠、0029バンクーバーにLanding。 「サンドイッチ&水」を持たされて機外へ。 スッチーに深夜なので店は開いてないね、「はい」。 と聞いていたが免税店はガンガン開いてます。 まあ、かきいれだもんね、他にチーノのジャンボも給油中でトランジット。 0230搭乗、0300Take Off。 日本時間は1900なので少ししたら、本格的に寝ます。 2110スッチーが「今アラスカの上空でオーロラが見えますよ」と教えてくれたので、緩海と直ぐ右舷窓に見にいったが、丁度翼にかかって見えなかった。 2125睡眠。 0330朝食、サンドイッチ・サラダ・チョコレート・ビール・ワイン。
0446予定より20分早くKIXに帰着。 0510再入国、まだ交通機関がないのでしばし待つ。 0615西宮方面リムジンバスに3人で乗る。 鼠海は電車で「チャオ！」。 0715JR西宮、0725阪急西宮。 時差惚けもせず、元気に帰国致しました。 Kさんが今度はヨットをチャーターして、クーバ一周しませんか、と言ってたので絶対に、また行きたいです。
おしまい
08/23/2001
増補 09/04/2001
07/14/2003
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