ノミの若者隊は2003年のトランスパシフィック・ヨット・レース出場を目指して頑張っています。 若者頭の緩海指揮の下、無牙補佐役をバックに練習に明け暮れています。 ノミの日々のデイ・クルーズとかロング・クルージングに飽き足らないレース志向派の若者隊が、オールド・ボーイを見限って身銭を切っての出場です。 出場メンバーは今のところ、若○、無牙、緩海、遅海、道恐、福チン、ほ○、紅一点の○○の8人です。
大浜ドックの若○さん所有のホイットブレッド出場払い下げ艇で、お金を払って練習です。 すごいねえ若者隊は。 何でも2003年のトランスパシフィック・ヨット・レース出場に艇長様を招待したそうです。 いままでお世話になったそのお礼とか。 泣けてきますねえ、このうるわしい話。 艇長様は丁寧にご辞退なされたとか。
トランスパシフィック・ヨット・レース出場には、とっても沢山の云うに云えない苦労がつきまとってきます。 今回は自艇で出場ではありません。 ロサンゼルスでチャーターする予定になっています。 まだ確実な確認は取れていないとか。 ロサンゼルスで借りるのは良いんですが、それを到着地のホノルルで乗り捨てはできません。 誰かに頼んで元のロスまで回航して貰う必要があるのです。
それにチャーターした艇の状態も事前に入念なチェックが必要です。 艇内はもちろん、上架して船底やラダーの状態やペラの状態など調査する必要もあるでしょう。 またチューニング練習も必要でしょうし、セールのチェックも必要です。 係留ハーバーへの係留料なども要るでしょう。 艇長会議や前夜祭にも出なくてはなりません。 チャートの購入、GPSのチェック、食糧の買い出し、義務の飲料水の積み込み等々、考えたら頭が痛くなることを緩海は良くやっている模様です。 半端なお金と時間では到底無理でしょう。 健闘を祈ります。 トランスパシフィック・ヨット・レースは、そのスタートラインをきれば、フィニッシュしたのと一緒です。 そこに至るまでが苦難の道程なのです。
11/12/2002
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