この度は、まことにおめでとうございます。 K代ちゃんの結婚披露宴にお招きいただき誠にありがとうございました。 つい先日も遅海の結婚式がありました。 その同じホテルの同じ場所での披露宴、ほんの三週間ほど前でした。 今日もまたまた同じような顔ぶれがそろいます。
しかし今日はホントに良い天気、まさにK代ちゃん新夫婦の先行きを祝福するかのような、カラッとした、梅雨入り直前とは思えない、抜けるような青空の一日でした。
ちょっとだけおめかししてるので、おうちからタクシーをおごります。 小型車だったので、しかも半額割引ルールなので、名神高速・阪神高速をぶっとばしても、そんなにかかりませんでした。 高速道路ががら空きでしたので、少し早く着きすぎました。 ロビーには、お寺での結婚式を済まされた海虎家一同おそろいです。 どうもどうも、このたびは誠におめでとうございます。 夫婦してお招きいただきありがとうございました。 ロビーから港を眺めると、青空の下、海王丸が碇泊しています。 しかしまことに良いお日和です。 離嬢夫妻もやって参りました、どうもどうもです。
さあそろそろ下へ参りましょう。 このホテルは披露宴会場は一階です。 ロビー階からエスカレータで下ります。 そこへ誤航様、四八夫妻、頭坊様、無牙たちがやってまいりました。 つれもってパーティーの受付を済ませます。 そこから芝生の庭園を眺めますと、花嫁と花婿が並んでいます。 せっかくですから皆で記念写真です。 K代ちゃん何だか輝いています、まさにホッホ・ツァイトです。
まだ時間があるので控え室でアペタイザーをいただきます。 しかしホントにこの間ここでお会いした方々ばかりです。 おめでた事で再々集まるのは良いことです。
披露宴が始まる模様です。 並んで会場に入場です。 新郎新婦に、ご両家の皆様が立礼です。
やはりノミの連中多いので2テーブルに分散です。 テーブルの上の名札を見やりますと、何だか裏に字が書いてあります。 K代ちゃんの心温まるメッセージが、一人ひとりに手書きで、したためてあります。 う〜ん、これを読ませていただくだけで目頭が熱くなってまいります。 ほんとにおめでとう。 また小冊司には二人の出会いまでの個人歴史や、本日の宴の招待者の席配置と各人のプロフィールが細かに記してありました。 無牙の紹介文には思わず絶句、甘いマスクに総○○、ですって。
新郎新婦の入場です。 拍手で迎えます。 このK代ちゃんの結婚式も、先日の遅海の結婚式にも仲人は不在です。 この頃はこの形式が主流なんでしょうか。 ひな壇で、新郎の挨拶がいきなりあったのには度肝を抜かれます。 しっかりした御挨拶、K代ちゃんも良い人選びました。
お祝いのお言葉は、ノミ代表からはありません。 まあそうでしょうか、今回は花嫁側ですからでしょうか。 主賓のジョークを交えたスピーチに、会場がなごみます。 ウェディング・ケーキ入刀とか乾杯などが型どおり続きます。
さあいただきましょう、今日のコースは中華料理です。 「桃花林」のお料理です。 正確に言いますと、中華料理なんてものは存在しないんですよね、この世には。 北京料理や四川料理ならありますけれどね。 桃花林のは広東料理です。 トキオのオークラと同じ店ですね。 昔々、海虎様と頭坊様とで、このトキオの桃花林で一緒にお食事したことありましたよね、もう20年くらい前だったでしょうか。
コース・メニューはすべて漢字四文字で記してあります。 これも昔々、台北の來來大飯店（ライライ・シェラトン）にあります「翠園」での満漢全席の広東料理、清朝の宮廷風衣装をまとったボーイさんが、料理がサーブされるたびに、銅鑼の音とともに大きな声で料理名を四文字熟語で叫んでくれました、あの光景を思い出しますね。 あの時も海虎様と頭坊様と御一緒でした、懐かしい思い出です。
美彩併盆 桃花林特製冷菜盛り合わせ （併は原本では手偏です）
蟹黄魚翅 蟹の玉子入りふかひれスープ
金陵片鴨 北京ダック
鳳城鯛魚 明石産活鯛の中国風刺身
花嫁は新郎の父に手を取られてお色直しに
翡翠牛柳 牛ヒレ肉と季節野菜の炒め
鼓醸帯子 活帆立貝の海老すり身付け 黒豆ソースかけ 中国野菜添え （鼓は原本では豆偏）
乾焼龍蝦 伊勢海老のチリソース煮
お色直しの間に、お二人の子供の頃から馴れ初めまでの写真をスライド・ショーにして大公開です。
荷葉炒飯 はすの葉包み五目入り炒飯
雪耳蝦丸 海老団子と白きくらげ入りすましスープ
鮮豆腐 フレッシュ果実入り杏仁豆腐
さあ、お色直しが済んで再度新郎新婦の御入場。 皆のテーブルを廻ります。 花嫁のピンクの衣装が華やかです。 お母様がお選びになったとか。 さあ友達のスピーチなどが続きます。
新郎の大学時代のお友達による「肉体ショー」も披露です。 何せみんな京大ラグビー部出身ですので、良い？「がたい」。 散々楽しませていただきました。
さてそろそろ結婚披露の宴もクライマックスです。 新郎新婦、ご両家を代表して、新郎の再度の挨拶に引き続き、新郎のお父様のユーモアあふれる挨拶でした。
さてさて、ノミの連中は河岸を変えて、このホテルの35階「スターライト・ラウンジ」にまいります。 六甲山系碇山が正面に眺められます。 くつろいだ雰囲気で、またまた杯を傾けます。 此度はレッド・ワインです。 紹興酒を散々いただいたのに、更に赤ワインです。 醸造酒ばっかり続けて飲んで、大丈夫かいな。 飲むほどに酔うほどに、音楽に合わせてのダンス・タイム。 神戸の夜、パーティーは果てしなく続くのでした。
06/06/2004