遅海の春     於 ホテル・オークラ神戸 05/15/2004

 この度は誠におめでとうございます。 結婚式にお招きいただきありがとうございました。 

 と云うことで行って参りました、遅海のホッホツァイト・フェストに、神戸くんだりまで阪急電車に乗って。 途中岡本の駅を過ぎたところでふと山側を見ますと、甲南大学と大書した建物があるじゃありませんか。 知りませんでしたねこの大学、岡本にあったとは。 ヨット・ノミの皆さん、この大学出てらっしゃる人たち沢山います。 て言うか、幼稚園・小学校時代から甲南一筋の方々ばっかりでしょうか。

 三宮からタクシーに乗ります。 神戸もあの大震災の時はかなりのダメージを受けましたが、見事に復興しています。 フラワー通りを南へ市役所の前をとおり、税関前を右へ西に曲がるとホテル・オークラ神戸が左手に見えて参ります。 このホテルは震災で大丈夫だったんですかね。

 ロビーに入りますと、皆さん早来ておられます。 久しぶりの方々ばっかりです。 いや、どうもどうも、ご無沙汰です。 今日はチャペルでの結婚式から参加です。 しかし何だか人人人であふれかえっています。 結婚式が目白押しの模様。 頭坊様が手帳カレンダーをお調べになると、やはりというか今日は大安吉日の模様。

 ご親族控え室に行きますと、遅海が廊下に立っています。 やあ、この度はおめでとう。 お母様にも挨拶です。 本日はお招きいただき誠にありがとうございました。 

 さあそろそろチャペルに移動です。 新郎は先に入場して祭壇の前で新婦を待ちます。 新婦はお父様に手をとられて後ろから入場、バージン・ロードを進みます。

いつくしみ深き 友なるイェスは
罪とが憂いを とり去りたもう
こころの嘆きを 包まず述べて
などかは下ろさぬ 負える重荷を

こがねの城を 経めぐるとも
わが家にまさる 住まいはなし
したしきおもわ 浮かぶところ
わが家のほかに あるべきかは
ホーム・ホーム
スウィート・スウィート・ホーム
めぐみあふるる 愛の家よ

チャペルでの結婚式もつつがなく

甲南高校の「沈黙(しじま)の鐘」ではありません

 親族方の写真撮影の合間、結婚披露宴待合室に移動です。 よ〜く見るとたくさん来てますね、ノミの連中。 海虎様、頭坊様、嚥玉、無牙、脂海、厨禿、乳海、離嬢、汚頭、猪海、緩海、道恐、大海、小頭坊、眠海、乱狂、それからタムリンやブッチ。 ノミ・グループ総動員です。 昔に帰ったようで楽しくなります。 誤航様と四八の姿が見えないのは寂しいな。 ジン・トニックやマテニーなんぞとキャビアのカナッペで早出来上がってしまったひともいる模様。

 いよいよ披露宴が始まります。 ノミ・グループの連中、人数が多いので、ふたテーブルに別れて着席です。 

 さあ、新郎新婦の入場です。 遅海が新婦の手をひいてやって参ります。 とってもうれしそうです。 おめでとう! 遅海に○○子さん!

 ウェディング・ケーキは何とヨット・ノミVIです。 これには元艇長の海虎様も痛く御感激。 優しい遅海の心遣いでしょうか、とってもうれしいな。

 ケーキ入刀も無事済んで、次は乾杯です。 本来なら海虎様が挨拶されて御発声のところ、何が何でお声が何ですので、代わって嚥玉が挨拶です。

ボン・ボヤージュ!

  さあ、しばしの間お食事を前に歓談のひとときです。 今日の晩餐は何だか、力が入っている模様。 乾杯のシャンペンを一口いただいてそう思いました。 美味しい! 思わずお代わりです。 隣の脂海もお代わりを注文です。 

9種類のオードブル パレット仕立て

ノミVI・ケーキを前にして

冷製コンソメスープ パリの夕暮れ

 主賓のスピーチに続き、ノミ代表頭坊様のご挨拶です。 頭坊様も何が何でお声が何なのに頑張ってお祝辞を述べられます。 ご苦労様です、頭坊様。

オマール海老のフリカッセ 旬の野菜添え

 白ワインや赤ワイン(ボルドー)もかなりのもので、とっても美味しく何杯もお代わりさせていただく程の逸品でしたが、お料理の方もどうしてどうして、とってもお味の方がすばらしい。 最初のオードブルも力がこもっています。 一品一品がていねいに仕上げてあって、しかも良いお味。 次なる冷製コンソメもトレビアン! パリの夕暮れです。 オマール海老も新鮮です、しっかりとしたエビのお味のする、すばらしいお料理です。 旬の野菜も、とくに焼き茄子がとっても美味しゅうございました。

和牛ロースのフランベ 西洋ワサビ添え

 カルヴァドスのシャーベットを挟み、メイン・ディッシュのお肉です。 シェフがロースト・ビーフを目の前でブランデーに火を着けフランベしてくれます。 切り分けてサーブされます。 う〜ん、幸せだな、一口いただいての感想です。 やはりロースト・ビーフにはホース・ラディッシュがぴったりです。

 お色直しに続いて二度目の御入場です。 遅海、手にはロウソクを持っています。 各テーブルを巡って火を灯し、メイン蝋燭にも着火という、例の一連のお決まりの儀式です。

ムースフロマージュブラン カフェアイスクリーム

同級の甲南のお友達のエールに引き続き甲南学園大学校歌斉唱

みはるかす 茅淳(ちぬ)の海
日にひかり 雨にけむり
わこうどの 夢さそう
甲南 この学び舎(や)

 そしていよいよお開きです。 ご両親への花束贈呈に引き続き、代表してお父様の御挨拶です。 何と遅海もお礼の言葉を朗々と述べたのには驚きです。

 今日は本当におめでとうございました。 久しぶりの人たちにも会えてとってもうれしかったです。 ありがとう、いつまでもお幸せに!

05/16/2004


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