11月も早、中旬と相成りました。 さすがに日差しは秋のもの。 秋晴れの上天気。 行楽に絶好の日和となりました。 地域によっては紅葉も見頃でしょうか。 誤航様とこ、またまたお孫さん誕生です。 二人目ともなると慣れたものと思いきや、こんどの方が気を遣ったとか。 立て続けに男の子です。 最初が「sea」だったので、次は「land」かと云うと、そうでもなさそうです。 お名前決まったら教えてね。 そういうわけで誤航様、艇に来られません。 艇長様もどうせお越しにならんでしょう、携帯すると案の定、山へ芝掘りに、電話するだけ無駄でした。 今度から電話するのん、止めとこうかな。 無牙を誘ってハーバーへ。
そうそう、この度我がKYCが、「アメリカスカップ」に向けて「挑戦クラブ」として名義を貸すとかの「会員総会」が、本日夕方開催されるとか。 日本チャレンジは一昨年、ニュージーランドはオークランドにて３度目の挑戦に惜しくも敗退。 ルイ・ヴィトン・カップは4位に終わったことは、記憶に新しいところです。 その後再挑戦するかに思えたのですが、断念しましたね。
ところが日本セーリング連盟から、その時期に、関西ヨットクラブに再挑戦の灯を点して欲しいとの強い要請があり、理事会で受諾することになった模様。 条件は次の3点とか。
1 運営上でクラブに迷惑をかけない
2 会員に対して、その意に反した金銭の徴収を行わない
3 関西ヨットクラブらしい特色ある挑戦を企画する
うーん、そうですか、結構な事ですね。 まあ会員総会でどうなるか、拙らは賛成ですが、この不景気な今の日本にそんな経済的余力があるでしょうか。 大会社だって立ちゆかなくなっていると云うのに、おいそれとスポンサーが見つかるでしょうか。 前回あれだけの金額を集めたのに無理だったので、今回は更に集めなくっちゃとは、思いますからね。 次回は2003年ですからもう目の前です。 時間的にもいくらノウハウがあるからと云っても少し難しいんじゃないでしょうか。 しかしいつまで経っても訂正されませんね、「アメリカスカップ」。 日本の定期刊行誌や放送メディアは「アメリカズカップ」が正しいと思いこんで、あるいはそんなことに気を遣わずに、平気で「アメリカズカップ」とやってますねえ、「アメリカスカップ」なのに。
艇に着くと、もうすでに誰か来ています。 どうやら昨夜から泊まっていた模様。 道恐と遅海とダ○○○○の３人です。 オーナーズ・ルームで枕を並べて高いびき。 昨日はそうそう乳海の長男「○三」の結婚式の日本編でした。 若者たち出席した模様。 遅くまで飲み歩いて、艇をホテル代わりに使った模様。
少しづつクルーが集まります。 嚥玉、厨禿、「離嬢」こと離桜、緩海、それにエイミー、ア○○○でしたか。 意外に沢山集合です。 今日は厨禿がお昼の段取り、早済まして来てくれています。 どうも焼売・餃子・焼きそばで攻める模様。 若者たちに冷えたビールを買いに行かせます。
ところでさっきから主機は回ってるのに、発電機がかかりません。 スタータは回ります。 バッテリーもあります。 燃料もあるのにどうしてかからない。 仕方ないので、孫に掛かりきりの誤航様に携帯です。 なんせこの人、ナビは出来なくても、エンジンには強い。 ダテに三級整備士の資格は持ってません。 エンジンルーム開けてなあ、白い発電機の横の丸いタンクみたいな横に、小さいバーがあるから、それを何回かキコキコとやって見てみ。 ハイわかりました、キコキコキコ。 さあスタータ、かかりました、一発始動です。 さすが「三級整備士の誤航様」、ナビはダメでもエンジン強い。
さあビールをいただきながら、厨禿のお料理を待ちましょう。 最初はグーじゃない、餃子です。 お腹が空いてる若者とか年寄りとか、いっせいに餃子にかかります。 美味しい美味しい、なんでも美味しいな、お腹が減ってると。 厨禿が気を悪くしますか。 次はなんですか、焼売です。 これも美味しいな。 さあ一息つきました。 さらに出て参ります、今度は焼きそばです。 沢山あります。 この大きなお皿、さらに３杯分イヤ４杯あったのかな、最後は若者たちだけに任せます。
さあ食べるもの食べて、出航です。 用事のある人は帰ります。 また来週も集合です。 艇は秋のすばらしい海に出ていきました。
■11月14日発行の「読売新聞」夕刊に「KYC」が「アメリカスカップ挑戦クラブ」になった事が掲載されていました。
11/11/2001
補遺 11/14/2001