今日は朝から雨が降っています。 肌寒い天気です。 こんな日は家にいてゆっくり過ごすのが普通でしょう。 でも出かけます我々はノミ6世へ。 こんな日にヨットに出かけるとは普通の人から見れば想像を絶するでしょう。 しかし我々ノミ・クルーは一年中雨が降ろうが雪が降ろうがヨットに出かけます。
さあいよいよ始まりますね、ルイ・ヴィトン・カップの決勝戦。 ニッポン・チャレンジ惜しいとこまで行きましたが敗退です。 結局プラダとアメリカ・ワンの一騎打ち。 9 戦して5 勝したものがルイ・ヴィトン・カップを手にしてアメリカス・カップ・レースに出場できるのです。 ディフェンダーはチーム・ニュージーランドです。 このアメリカス・カップの本戦も9 戦5 勝です。 楽しみです。 はたしてカップはニュージーランドに残るのか、それともアメリカへ行くのか、イタリアへ行くのか。
ということでいつもの様に誤航様お迎えです。 艇長様宅へ向かいます。 今日はさすがに道が空いています。 無牙も拾ってハーバーへ。 艇長様御持参のワインを抜栓していただきます。 この間クルージングの時少し発電機が調子悪かったのですが今日はなんともありません。 誰かが治しておいてくれたんでしょうか。
ワインと一緒にソーセージ・ボイルをいただいているとクルー達が三々五々やってまいります。 乳海、嚥玉、厨禿、離桜、汚頭、道恐、遅海です。
この世をば 我が世とぞ思う 望月の 欠けたる事の なしと思えば
今日のお昼は、おーっ、どーんと出て参りました、厨禿得意の、と言っても料理したわけじゃありませんが、ロースト・チキンです。 こんなんは大抵パーティーの時に出てくるもの。 まーどっちかと言えば今日は手抜き料理か。 さっそくさばいてもらっていただきます。 11人で食べればあっと言う間になくなります。 遅海はなにやら平日の暴飲がたたって気分悪そうです。 寝てしまいました。 これだけじゃ足りないなということで焼きそばがでてまいります。
さー、せっかくだから艇を出しましょう。 まだ雨がショボ降ってます。 沖に出ていきますとディンギーがこの雨の中練習しています。 どこかのヨット部の学生さんたちでしょう。 しかしあまり風がありません。 ディンギーにとっても弱い風。 46 フィートのクルーザーでは帆走できる風力ではありません。 沖の防波堤を一周して帰港です。
しかし今日も気持ちよく遊びました。 ヨットならではですね、ほんとに。 有り難うございます艇長様。 まあしかしこのノミ6 世も少し古くなりましたか。 まだまだ行けると艇長様。 でも60 フィート、70 フィートの夢はお棄てになったわけじゃありません。 クルー一同新艇に乗れることを心待ちにしています。
ということでまた来週。