08/25-26/2001
また厨禿が唐突に提案です。 岩屋行きまひょ、岩屋。 今度の土日よろしか。 人の都合も考えないで、土曜日お仕事ある人のことも考えず、さっさと話進めます。 結局25日の土曜日朝8時出航と云うことに相成りました。
いつものように誤航様お迎えです。 なんと朝の6時です。 この話の時誤航様その場に居られたハズですのに時間を失念しておられます。 前夜電話です。 夕方の6時チャウなあ、朝やなあ。 無牙を拾ってハーバーへ。
キャビンには既に若者達集まっています。 というか昨晩から集まってキャビンで騒いでいた模様。 杯盤狼藉、散らかりまくっています。 しかも死んだように寝ています。 どうせツイさっきまで騒いでいたんでしょう。 声をかけても、鐘・太鼓でも起きないので、「寝耳に水」のプロセスは省いて、「鼻の孔に火の着いたタバコ」です。 しかしタバコなんてとっくの昔に止めています。 仕方ないので、チャッカマンでの毛ずね燃やしです。 これは効果的。 毛が燃える以前にびっくりして飛び起きます。
結局寝ていたのは、遅海、ま○○、タ○○○、ケ○○○です。 さっそく出航準備をいたします。 台風のための増し舫（もやい）も外し、セールの準備などなどしているところへ、厨禿と離桜が登場です。 今日はこれだけかいな。 頃も良いので予定通り出航です。 イザ岩屋向かって出発です。
しかしホント厨禿は好きですね、岩屋の魚屋さん。 夏の終わりに美味しい魚食べて、泳いで遊びましょう、と云うわけです。 まだまだ「処暑」は過ぎたとは云え、夏の空は続いています。 うっかり寝ていると、誤航様えらい南下してるやないの、今はちゃんと明石海峡方面向いていますがね。 そんなの「GPSの航跡」見れば一目瞭然です。 やっぱり誤航様は名に恥じません。 誰か指示してやる人居なかったんですか。 この間一級小形船舶免許取った若者達も寝くたれていた模様。
やっと岩屋到着です。 取りあえず、いつもの旧港桟橋に着岸です。 ここで無牙が脂海に携帯です。 おいでよ、岩屋、手巻き寿司やで。 手巻き寿司だけ食べに車でぶっ飛ばして来るそうです。 これは助かった、渡りに船です。 実は鼠海は明日用事があるので、岩屋から今日の夕方フェリーにでも乗って電車で帰る予定してました。 これなら車で連れて帰って貰えるぞ。
さっそく電話してあった魚屋さんに、厨禿・離桜とで出かけます。 まだ11時過ぎたとこ。 全然何も出来上がってません。 そりゃそうでしょう、12時の予約では。 色々注文つけて、他のもの買い出しです。 その間に若者達、氷とビールを補充してくれてました。
脂海登場です。 二日酔いとかで眠そうです。 これから拙たちで艇を例の「花博の桟橋」に廻しておくよってに、お魚買い出しに行って、そのまま車飛ばして花博桟橋で合流することに。
ふと見れば誤航様桟橋で一人ぽつねんとしています。 どうしたんでしょう。 無牙が説明してくれます。 いや実はね、氷割ってたんですよ、そしたらね横から誤航様やってきて、何してるんや、ちょっと貸してみ、とアイスピック替わりのナイフで、こうするんや、見とけ、と氷の下にあるビール缶にまで穴開けて、ビール洩れまくり。 誤航さん何すんねん、と責めたところ、シュンとして、さっきからアーなんですわ、ですと。
さあ誤航様移動ですよ、出航します。 機嫌直して舵輪をとって下さいよ。 機走は誤航様しか居ませんよ。 ニコニコ顔でラットを握っていただいて、さあ移動いたします。 20分ほどで例の桟橋到着です。 今日は夏も終わりですから、ほとんど艇が泊まって居ません。 いるのは桟橋でのアングラーだけです。 脂海達は未だ着いていません。 さっそく誤航様サビキ釣りの準備です。 しかし誤航様に釣り上げられるような間抜けなアジは居るんかな。
ほどなく脂海・厨禿コンビ登場です。 また色々おまけしてもらった模様。 ハモの子、ナガレコなど貰っています。 ワタリガニまで買っています。 メインの手巻き寿司種も色々。 そして夜の鯛チリ用の鯛、それに明日朝用のアサリです。 これらは残念ながら脂海・鼠海、それに、ま○○は食べられません。 ま○○も帰る予定。 何でも夏休みさぼっていて、遊びまくりまくって勉強せんと来年の国試が危ない模様。 お尻に火が着いている模様。 遅海も一緒に帰りますが、神戸で用事済ませて、今晩か明日朝再来するそうです、NOMIに。
さあ「手巻き寿司」の準備は整いましたか。 さあ一斉にかかります。 今日もネタが多そうです。 アワビ、車エビ、トロ、タイ、ハマチ、シマアジ、ヒラメ、イカ、マグロ等々ですか。 しかしやっぱり魚は秋から冬やね、色々もっと種類が出回って美味しくなるのは。 まあしかしこれだけでも大したものです。 なかなかそこらで食べられません。 大阪北新地辺りでこんなん食べたらナンボ取られることでしょう。 ああ美味しいな、いつ来てもやっぱりこの魚屋さんのは美味しいな。 若者達居るのにお魚さん無くなりません。 余っています。 きっと若者達二日酔いで胃の調子も良くない模様。
おやワタリガニのボイルも出てきます。 もう食べられません。 お腹いっぱいです。 泳ぐもの、魚釣るもの、寝くたれるもの様々です。 そろそろ夕方ですので、拙たち引き上げます。 それじゃ皆さんよろしく、と脂海の「リッター112馬力」車で、鼠海・遅海・ま○○達4人は引き上げます。 明石大橋ぶっ飛ばして帰ります。
(以下、厨禿 記)
遅昼終わり、鯵釣り。 今回は結構良く釣れています。 釣れると面白いものですネ−。 この桟橋は素人ばかりですからとても気楽です。 1700お腹が減らないので離桜と散歩に。 ウエステイン・ホテルより元花博会場に工事中の所もありますが、整備されており良い散歩道になっています。 しかし誰も歩いていません。 ホテルに入ってビックリ 沢山 人がいます。 レストランも一杯、週末という事もあるでしょうが、外の静けさからは想像できません。
艇にもどり夕食。 今日は鯛シャブ。 魚屋の大将曰く「今日の鯛はすごいで、普通では食べられへん。 吉兆 ・かが万に行く奴やで」とか。 岩屋沖の一本釣りの鯛です。 次の日頭を頂きましたが20〜25cm有り、とても立派、綺麗です。 もう一言、春先の桜鯛が美味いと言うのは嘘で秋口脂の乗りだす、これからが 最高。 春先は、子持ちの為、栄養がそちらに摂られ身はあまり美味しくないとか、フムフム。
5人分頼みましたが、食べたのは6人だけ。 量が多いのです、ここのは。 余るのは目に見えています。 他の野菜類を少な目にし、ひたすら鯛を食す。 この魚屋さんのシャブは、薄切りでは無くブツ切り。 美味、美味 、美味しいです。 やはり食べきれず、残りは明日鯛茶漬けに残し、雑炊に。 お腹一杯でも最後は雑炊です。 今回は 誤航さんガンバッています。 最後まで良く食べはります。
10時頃道恐、バスケットの合宿場から来る。 ビ−ルを飲み、雑炊食って15分ほどで戻る。 10時30分、離桜夫人から電話、地震！ ピアノの上の写真が落ちたとか、津波が心配で連絡頂きましたが、浮き桟橋に係留しているので 全く解からず。 津波の心配も無くなったので11時過ぎ就寝。 若者達も昨晩騒いだので今日は静かに寝ます。 夜中未明、遅海神戸より帰艇。 皆、解からず。 仕事はうまくいった模様。
26日0700目覚める。 外は雨、食べ過ぎか調子が悪い。 無牙が朝飯をしている、ラッキ−、助かります。 厨禿、食欲全く無し。 無牙作、朝ごはん、ガンバッテくれました、あさりの味噌汁、厚焼き玉子、ベ−コン、納豆、地のお漬物。 鯛の荒炊きは醤油が無かったので昼飯にまわす。 若者達良く寝たのでしょう、食欲旺盛、白米足らず。 雨の中、離桜またもや鯵釣り、結構大きいのが釣れています。 誤航さんが、鯵の南蛮漬けを所望。 海でテンプラは油の処理が大変なので 拒否。 しかし食べたそう。 「2匹でエエネン、食べたいネン」「油はナ、牛乳パックにテイッシュ詰めてそこに入れヨ」 もお−。 無牙「解かりました、作りましょう」 手頃な大きさのを、10匹程唐揚げし酢に漬け寝かします。
雨でする事なし帰る事に。 岩屋漁港に寄り、1130帰途に。 小雨、風無し、波高50cm弱。 陽が照ってないので快適。 年寄り4人でビ−ルを飲みながら、ゆっくり機走8ノット。 若者達は全員何時も通り寝ています。 1420西宮帰港。 艇の清掃整備、昼食の準備。 昼飯は、無牙作、鯛のアラ炊き・鯵の南蛮漬け・鯛茶漬け、美味しい幸せ。 1600後かたづけし離挺。 今夏最後の海水浴、クル−ジング。 雨であまり泳げませんでしたが、いつも通り楽しく終わりました。
08/25/2001
増補 08/27/2001