その4
2001年8月14日（火） 今日も晴れ
0400頃、強烈なスコールで目が覚める。 洗濯物、部屋に移しておいて正解。 湿気を含んだ貿易風のせいか、単に室内のエアコン調節の問題か、なかなか乾きが悪い。 0645当然、からっと晴れ渡る。 緩海もかなり復調の様子、4人で散歩に出かける。
3つあるプールの奥から、海岸に出て西へ向う。 海水温は高い。 旧デュポン邸まで綺麗な白砂の海岸線が続く。 昨晩ディナーをとったメリア・ラス・アメリカスの中を抜けてオテルに戻ると、朝食OKタイム。 0745朝食、かなり充実した品揃え。 隣接する3つのオテル、メリア・バラデロが格上の様で、どこのオテルでもノーチャージで朝食を頂けるが、メリア・ラス・アメリカスのお客がここで食べるには2$、「Sol Elite Palmeras」のお客は4$追加チャージされるようです。
左の建物は Melia las Americas
（昨日の反対側からの眺め）
さあ、早く海に行きたいけれど、みんなは長時間紫外線と戦う気がないようです。 鼠海は寸暇を惜しんで熟睡モード。 無牙は整理整頓、お小遣い帳記入、日記つけで時間をうっちゃります。 1035ようやく頭坊・緩海が誘いに来て、4人で海に出かけます。
透明度はまあまあ、10cm位の透明に近い色の魚の群がたくさんいます。頭坊はまったりと沖で漂います。 無牙は新調のゴーグルで魚、観賞。
「ハポン？チーノ？」お決まり質問を何人からも受ける。 「ハポン」「・・・・」もう判らない。 取りあえず「ランゴスタ」とか食べ物の質問の様なら「サブローソ」(Sabroso：めちゃ美味しい)。 後は「グラーシャス」(Gracias：ありがとう)、「ポル・ナーダ」(Por Nada：どういたしまして)、「チャオ」(Chao：バイバイ)とか言っとけばヨロシ。 通りすがりの娘も、眼があえば「オラ！アミーゴ」(Hola! Amigo：やあ)とか気軽に声を掛けてくれる。 ラテンの国は楽しいよ。
どこかのオテルのイベントか海中エアロビクスや、サルサの練習プログラムなんかも見ているだけで楽しい。 さあ、シャワーを浴びてプールも一応試しておこう。
1315昼食は水着のままプールサイドのレストラン「Cubano Trinidad」で。 アラカルトで攻める。 ツナ&アスパラ・サラダ、チキン、海老、ビール。 窓から爽やかな貿易風が通り抜け、とても気持ちがイイ。
1415部屋でシャワーを浴びる。 万全の体調を取り戻すために休息モードの緩海をおいて、隣の「ショッピング・センター」(Plaza America)をチェック。 Tシャツやキャップや、誰の土産とも考えず取りあえず記念と思いゲット。 それにしても暑い、汗が噴き出す、こんなんでゴルフするの？
一旦部屋に戻り、1700これまた直ぐ近くの、旧デュポン邸西隣り「Varadero Golf Club」へ。 デュポン家が造ったクーバ唯一18ホールのコース、他にはラ・バーナに9ホールのコースが1つあるのみ。 1720スタート、頭坊・鼠海・無牙3人でハーフ、アウトのみ廻ります。 なんと日も陰り、風がでて快適になってきたじゃないですか。 カートも２台使います。
このアウトはホールのアレンジが少し普通と違います。 パー5のホール、パー4のホールそしてパー3のホールが、それぞれ3ホールずつあるのです。 途中で「ボール売り」が1個1$で売りに来ます。 また、冷えた飲み物をクバーナが売りに来たので、瓶ビール買って一気飲み。 景色も良いしとても良い経験ができましたね。 「俺、クーバでゴルフして来てん」と自慢できますね。
バラデロ・ゴルフ・クラブ・コース見取り図（ダブルクリック）
1920丁度2時間で上がり、またオテルに戻ってシャワーを浴び、着替えて2015ディナーへ。 オフなのにグルフ場の送り迎えをしてくれた御礼も兼ねて、今晩はOさんRさんを招待です。 その替わり良いお店へ連れて行って頂きます。
バラデロの西端、カナルをはさんでマリーナ・プエルト・ソルの対岸にほど近い「カサ・デ・アル」(Casa de AL：アルの家)：アル・カポネの酒工場跡。 海風が気持ちイイですが、蚊がチクチク攻撃してくる、痛い。 昼間は大丈夫らしい。
野菜スープﾟ、海鮮パスタ、プリン&イチゴ・アイスクリーム。 カンパリ&トニック、Vino Blanco(白ワイン)。 またまた生バンドが傍(そば)で演奏してくれます。 くれます、と言ってもリクエストしたりしていつもチップを払っていますが。 ギターの様な形状で、弦が2本ずつ×3計6本ある楽器が混ざっていました。 そう言えばこの楽器、初日の「ラ・ボデギータ・デル・メディオ」(La Bodeguita del Medio)ででも演奏していましたっけ。 名前を聞くと「トゥレス」(tres：3)。 あっそう。 それからワインを抜栓した後、「コルクをボトルの首にくっつけておくシブイ技」覚えました。
2230今晩もオテルの無料ショーは満員、Barでピアノ演奏を聴きながら、ダイキリを飲んで2315就寝。
つづく
忘れ得ぬクーバ その5 へ続く