今日は、「花吉兆」です。 桜田と同じようにお昼の会席料理です。 夜と違って比較的お手軽にいただけます。 先ずは塗りの杯にお酒です。 吉兆系はこのスタイルです。 先付けは、紅葉をあしらえて綺麗に色々なものが器に乗せて出てまいります。 柚をくり抜いたのに和え物、鮟鱇肝等など。 舟形皿に銀杏や海老に鯖寿司です。 最初から冷酒で行きます。
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次なるお料理は、椀物です。 ここにも紅葉のあしらい、また柚添えの海老しんじょうでしたか。 このお出汁少し京風にすれば塩辛い。 もっと薄味ならいいのにね。 最近は薄味の出せば、お客さん暴れるか、醤油でも要求するかどちらかなんでしょうかね。
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お刺身です。 鰤に鯛、烏賊と鮪ですか。 鰤はおろし山葵でいただきます。
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次は何ですか、箸休めの胡麻豆腐でしたか。 また紅葉が載ってます。
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そして焼き物は、鰆の杉板焼きですが、帆立貝の揚げ物が添えられています。 柚が鰆に載ってます。 この鰆の杉板焼きはイマイチですね。 帆立貝も何だかね。 はっきり言って、焼き物と揚げ物を同じ器に盛るのは、駅弁かホカ弁を彷彿とさせてくれるようです。 しかも京料理なのに天麩羅じゃなしに、フライとはね。
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煮物は、高野豆腐と若芽それに鶏ですね。 また柚添えてるし。 でもまあ何とか行けますか。
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そしてご飯物。 赤だし豆腐と蕪蒸し風餡かけご飯です。 でも最初のお料理からすると段々塩辛く味が濃くなって行く感じです。 まあ暖まりますが、お腹がいっぱいになります。
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それに追い打ちをかけるのが、フルーツのゼリー寄せと栗餡の和菓子です。 お薄も出て来ます。 吉兆系は最後はお薄ですね。
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あーお腹がくちくなりました。 晩ご飯要らないね、餡かけご飯がお腹にど〜んと効いてます。 今日のお料理は、秋らしく紅葉あしらえは良かったのですが、柚攻撃には参りました。 お味も薄味でなく、しかも段々味つけが濃くなって行きました。 まあ、こんなもんですかね、お昼の花吉兆。
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11/10/2007 記載
11/22/2007 追補