「異様な集団」
２年前、氷上 CC で恒例 ノミ GOLF コンペがありました。 朝靄をついて乳海さんの和田山別邸から約 20 名で到着。 そこに偶然氷上 CC メンバーである乳海さんの長兄が。 艇長はじめノミクルー大勢の母校の大先輩でもある。 そこで乳海さんが艇長を引き合わせ初対面のご挨拶。
「初めまして（どうのこうの・・・・と）」
「いやあ（どうのこうの・・・・と）」
普通に挨拶を交わし、互いに背を向けたとたんに本音が・・・
「異様な集団やなあ」
聞こえてまっせえ、お兄さま。
「異様な集団や言われてしもたでえ」
我ながら見渡すと「坊主頭」「武蔵丸風」「髭面」が４人、みんなケッタイな雰囲気漂わせてるわ。
「正しい、お兄さまは正常や。 儂らが異常なんや」と全員納得。 ハハハハハ。
思えば、15年以上前ノミグループが最強（レースで）の頃から既にまた常に異常やった。 艇長が金持ちでサントピアにマンションを持ってた時の事件を思い出しましたがな。
例によって十数名集まり、わいわい呑んで騒いでました。 僚艇の某オーナーとそのグループも乱入。 ひとしきりの乱痴気パーティも終わりかけの夜中。 僚艇の現役体育会系クルーが力が強そう。
負けず嫌いのT長「おい、お前ら若いもん、腕相撲せい。 負けたらあかんぞ」。 当時、私は若いモンでした。 腕相撲やっても、本気でしたらしんどいしと、適当にやったら負けました。 「あほー、ノミのクルーがなんで負けるねん、次、Kちゃんいけえ」また負け。 「あほー、Cじ、いけえ」また負け。
Ｔ長は収まらずに、その初対面のクルーの筋肉隆々の腕を撫で回しながら、「儂、空手やっててんで」と言いながら関節技を決める。 「あかんやめとき、あかん、あかん」「グキッ」「痛い痛い痛いよおー」と泣き出す若者。 「しーらんで、しーらんで、せーんせえにゆうたーろ」「イタイ、イタイ、イタイーッ」お互い十二分に酔っぱらって手加減がわからんようになってるのに、無茶する人やなあ、と言っても後の祭り。 救急車呼べ。
Ｔ長は酔っぱらってぶつぶつ言ってるだけなので、F先生とO先生が付き添って病院に到着。 ところがいくら真夜中と言っても、待てども待てども診てくれない。 しかたがないので、Ｆ先生がご身分をお証になりやっと手当をして貰った。 入院の処を、大阪に帰ったらちゃんと診ますからと、哀れ「両腕脱臼」の若者を連れ引き上げた時には、夜中の3時。 当然、Ｔ長他全員グーグー寝てました。
何で直ぐに診てくれんかったのか？ その若者の風体がその晩異常だったから。
実はその夜は◯◯パーティ中で、筋骨隆々の若者が◯◯◯されて◯◯◯◯や◯◯で◯◯◯の様だったから。 付き添いのＦ先生、Ｏ先生の風体は伏せて置きましょう。
それまでにも仮装して、監督役が劇を演出したりしてさんざんアホなことしました。 ◯◯役が大好きだったSくんも、今は立派な◯◯◯◯です。 しかし、そんなみんなの醜態を写真に撮りまくり、奥様に現像に出させたO先生。 奥様は出来上がった写真に仰天。 夫の◯◯写真が・・・。 問答無用とネガもろとも捨てた後、儂ら若いモンに説教
「あなた達、なんて事するの。 みんな社会的地位も名誉もあるのよ。 やって良いこと悪いことが判らないの」。
なんで社会的地位も名誉もない儂らが説教されるんやろ？ 捨てられた写真を再び手に入れるためにその後また、◯◯パーティが催されたのでした。
やっぱり、異様な集団や。 納得。
03/13/1999