ホワイト・レース 出場             2008年12月07日(日)

 今日は久しぶりのKYC(関西ヨットクラブ)。 なんでもホワイト・レースに出えへんかとのお誘いで、遠路遙々阪急電車に乗ってやって参りましたKYC。 阪急神戸線特急でわずか12分、西宮北口駅の南西出口に降り立ちます。 最近北側に西宮球場の跡地に巨大な商業施設が出来たそうですが、この南西出口の地上からは入れませんので、人だかりは全くありません。 すでにお迎えのクラウンが駐まっています。 どうもどうもお久しぶり! 嚥玉、無牙、道恐、小頭坊、と一緒です。

 車中積もる話、最近の話題で花が咲きます。 昨日捕まった千葉のあいつ、頭悪いんちゃうか、だってどうしてグッタリなったか憶えとらへんらしいし。 まあこれはやったって言いたくないだけかもね。 それから、こないだのノミコンペ、ていちゃんたら、自分の球、ロストしといて、人の球、誤球してそのまま最後まで行かはるし、僕ら温和しいし何も言わへんかったけど、最後に、お前ら年寄りにベスグロ取られてどうすんね、とは恐れいったよ〜、ですって。

 久しぶりの艇です。 頭坊さま、猪戒、タムリン等々、既に艇に到着しています。 どうもどうも! さっそく服を着替えます。 ヘリーハンセンの暖かい下着です。 その上にオイルスキンを着てブーツを履いて防寒帽子と手袋すれば完全武装です。 まだまだレースまでは時間がありそうです。 とりあえずビールです。 ビールの次はお酒です。 おつまみ何かないんかな? 買い出し部隊に携帯です。 ギャレーではお昼用の食事を作っています。 炊飯器朝にスイッチ入るように昨晩嚥玉が艇に来て米といでタイマーセットしてくれてたそうです。 よ〜やる全く。 お握りがレース中に食するには良いそうです。 でも作る尻から食べてるクルー達ったら。

 さあ艇長会議も終わって、出艇です。 今日は11時スタートのホット・ドッグが2本だそうです。 でも全然風はなさそうです。 沖の防波堤を過ぎゆき、まだまだ沖にコミッティー・ボートです。 うん、今日は見通しがとても良いようです。 昨日の風で空気が綺麗になったんでしょうか。 スタート海面に行きますと、皆レース艇、漂ってるだけです。 スタート出来そうにありません。 コミッティーには回答旗が揚がったままです。 

 しゃーないから、宴会の続きです。 どんどんお酒もおつまみも、果てはお握りまで行ってしまいます。 しかし暫く来てないと、ノミグループでは色んな面白い出来事があった模様です。 拙の知らない間に、ナニが子連れで何度か来て、手当たり次第つまみ食いしたとか。 あきれるなあ、この話。 それから昔の人たち、通り過ぎて行った幾人かの、ていちゃんが連れてきた変なひとたち、ワースト・ワンは誰、ワースト・ツーは誰とか衆目の意見は一致するようです。 しかしそれをまた落ち穂拾いしてたクルーが居たとは呆れます。 

 アホな話してるうちにちょっと風が出て参ります。 スタートです。 結局レースは1本になった模様。 しかし、5分前と10分前を勘違いして、大幅遅れのスタートです。 おまけにこの艇メインにせよジブにせよ、セール面積が艇に比べて小さいようです。 微風では遅遅として進みません。 せいぜい0.5ノットか1ノット。 おまけにこの艇には計器類がいっさいありません。 風向とか風速とか艇速表示がないじゃないですか。 まるでディンギーみたいです。 まあ身体で風とか艇速とか感じるものらしいですが。

 どんどん遅れていきます。 最初の折り返しはなんと後ろから2番目。 さあダウン・ウインドです。 スピンは? スピネーカ挙げないの? ええっ、この艇スピネーカ持ってないの? そりゃダメだあ。 アカンがな。 全然話になりません。 早くもフィニッシュしそうなダントツ艇もあるというのにまったくのドン亀です。 第2マークすなわち下マークで、ラッパを吹きます。 よくコミッティーがフィニッシュで吹き鳴らすあのラッパを積んでいます。 もうここでお終い、勝手にフィニッシュにしてしまいます。 ホントはもうワン・レグあるんですが。 まあ早い話、DNFというお粗末さ。 コミッティー・ボートの人たち呆れてたでしょうね。

 さあ帰ろ帰ろ、早よ帰って、パーティです。 表彰パーティーが待ってます。 すばやく着替えて片付けて艇を降り、KYC2階のパーティー会場に参ります。 もうすでに皆殆どお食事終わってる感じです。 何だか大昔のノミ一世時代のポイント・レースを思い出させてくれます。 遅ればせながら指定席に着きビールをいただいて、お食事です。 あてがいブチの簡単なですが、美味しくいただきます。 表彰で、DNF賞?なんてのを貰います。 

 見渡す限り、昔の連中殆ど居ません。 それだけ時代が時間が経ってしまったんですね。 おおっ、マーちゃん達じゃないですか、向こうから挨拶に来てくれました。 懐かしいね、久しぶりやね、どうもどうも。 それからプロ・セーラマンのてらさんも! どうもどうもお久しぶり、お元気そうでなによりです。 そしてまたまた旧おてんとさんのナニさんも、ごぶさたです。 あとは若い人たちばっかり、ああ、でもこの人も居ましたね、クリスティーナのロゼッティのオリバーさんも。 海面でも逢いましたが、相変わらずお元気そう。

 もうすでに艇で散々飲み食いしてきたので、ビール一本とお食事少しで止めときます。 記念写真も撮してもらって、さあ解散です。 今日は一日楽しく遊ばしていただきありがとうございました。 往きと同じように帰りも北口まで送っていただきました。 どうもどうも、またお願いいたします。

12/08/2008


Nomi Gazette へ戻る

ノミガゼット へ戻る

Yachting へ戻る

ちゅーやんのページ へ戻る