今日は先週にも増して夏空が広がりました。 すばらしいいい天気。 強烈な日差しですが、しかしそんなに湿度は感じられません。 いつものように誤航様お迎え、艇長様を拾います。 今日は恒例の花火大会です。 いつものようにノミのポンツーンにコンロを出して焼き肉を、ノミ・ファミリー集まってみんなで楽しくいただきます。 ノミグループはパーティーが大好きです。 なんやかんやで集まりたがります。 焼き肉の材料の一つ「マメ」をいつものところで仕入れます。 500gと思いきや肉屋のおっちゃんが１Kgは要るとのお達しで艇長様ったら言いなりに。 お前ら食べたなかったら喰わんでええねんどー。 こんな旨いもん。 まーしかし、普通の人はあまり食べないでしょう。 この味をこの歯ごたえを知っている人は病みつきにもなるかも知れません。 フランス料理にも出てくるこの「マメ」、残念ながら日本ではあまり認知されていません。 第一あまりそんじょそこらのお肉屋さんで扱っていませんからね。
無牙を拾ってハーバーへ。 今日はなにやら人数が多そうです。 ちょと数えただけで軽く20人をオーバーしています。 艇長様の人徳でしょうか。 今日は久しぶりの乳海が来ています。 それに、おーっ、珍しい、○○です。 ほんと久しぶりです。
とにかくお昼はどないする、どないする。 人数が多いのでソーメンに決まりました。 出し汁とかショウガ、ネギ、大葉、茗荷、氷等など、○が買いに行きます。 ○は全部憶えられたでしょうか。 ソーメンの前に乳海お得意の野菜サラダが出てきます。 あいかわらず美味しいな、久しぶりです。
なんせ人数が多いので、ソーメンも交代でいただきます。 ソーメン足りるでしょうか。 ソーメンも補給です。 今日は20人どころじゃありません。 30人くらいいるかもしれません。 こんなに沢山ですと定員オーバーです。 幸いお昼を食べて乗らないで帰る人もいます。 夏場ですから、いい天気ですから、今夜は花火ですから、艇長様の人望もあって人が沢山集まります。 もっと大きな艇だったらいいな、77フィートくらいのケッチがいいな。
しかし人数が多いのでソーメンの段取り、夕方の段取り、色々あってなかなか艇を出せません。 若者たち、子連れは早く出して欲しいと焦ります。 マストにも登ったり、海に飛び込んだり、若者はなんでもしてヒマをうまく使います。
さあやっと、出ましょう艇を出しましょう。 今日も良い風が、帆走には良い風が吹いています。 メインセール、ジブセールを揚げてセーリングです。 しかしクーラーボックスに入れて冷やしたビールも残り少なくなっています。 氷もほとんど溶けています。 夕方までこのままです。 もっと氷、もっとビール。 しかしもう海に出ました。 氷・ビールは望むべくもありません。
風は強い。 セールを揚げて適正なトリムをすれば飛ぶように走ります。 しかしこんだけ人数が増えますと、いくら46フィートと云ってもダメですね。 少し苦しそうに走ります。 やはりちょっと人数がこの艇、この風には多すぎる様です。 少し早いですが帰らなければなりません。 なんせこの後の準備がありますからね。
氷を補給して、炭の準備、コンロの準備、野菜の準備です。 ノミの奥様連中が肉を持ってやってくるはずです。 炭を熾している最中に夕立がやってきます。 一瞬のスコールですが炭の火を守らなければなりません。 大騒ぎです。 人がどんどんやってきます。 誤航様も○○様を呼ぼうと携帯電話です。 しかしクーラーボックスに携帯を置いてビールを取ろうと蓋を開けた瞬間、無情にも携帯は海の底へ。 あー、しもた、誰か潜って取ってきて。 ダメです、例え拾っても塩水に浸かってしまっては。 この人昨日も自分の携帯なくしています。 今日は借りてきた会社の携帯ですが、これもパーに。 明日どういう言い訳するんでしょう。
準備でがたがたしているところへ、離桜が奥さんと一緒にあらわれました。 松葉杖突いています。 試験外泊中です。 わざわざハーバーに顔を出してくれました。 もう少しすれば退院です。 また一緒にヨットに乗りましょう。
さあみんな集まり焼き肉の始まりです。 先ずは艇長様の「マメ」です。 しかし案の定、皆誰も食べません。 食べているのは艇長様とあと一人か二人です。 三つのコンロの後の二つからも「マメ」が到来します。 次はタンです。 うーん、このタン行ける。 カルビも、肉のブロックも出てきます。 野菜もどんどん焼きましょう。 しかしおにぎり、このおにぎりはご飯粒に芯が残っています。 実は炊飯の途中で電気を止めたのです。 エンジンルームの上に取り付けてあった電子レンジボックスが落ちて、やむなく発電機を止めたのです。 大丈夫行けますと云っていたのに、岡崎造船。 なんちゅー工事をやってたんでしょう。
さあ、食べた食べた。 今日は珍しく○○が奥さん連れ子連れ、またまた例のＫ君がこれまた一家総出で二卵性双生児も連れて、やってまいりました。 ○○○ちゃんも一家でやってきました。
花火の始まりです。 どこやらの日本一の花火と違って寂しげです。 単発でしかあがりません。 それでも桟橋から見ますと良く見えてきれいです。 辺りを見回すとそれぞれの艇も人がいっぱい群がっています。 ハーバー内は人ひと人でいっぱいです。 後かたづけも済んでいます。 早く帰らないと車が殺到しますからなかなかでられないでしょう。 というところでまた来週。
08/01/1999