もう、今日もまた誤航様お休みです。 和歌山方面へお魚さんとお遊びに。 仕方ないのでまたまた艇長様宅へたどり着き、艇長様のお車で無牙を拾ってハーバーへ。 途中でチーズ、クラッカーを仕入れます。 艇長様今日は美味しいシャンペンをご持参です。 それのアテになる物を買ったのです。
しかし今日は誠に春らしい良いお天気です。 そこかしこに桜が咲き乱れ、本当に気分がウキウキいたします。 さぞかしお花見に出かけている人多いことでしょう。 この時期、旧太陰太陽暦の三月三日、まさに桃の節句、雛祭りの時季なのです。
艇に着きますともう何人か来ています。 暖かい陽気につられて珍しい人が来ています。 ○○親子です。 四八親子、乳海兄弟、遅海もいます。 離桜もやってまいりました。 ○○一家も登場です。 啓蟄の時もそうでしたが、人間てのは暖かくなると活動性がよくなるものなんですねえ。
まずは艇長様ご持参のシャンペンで乾杯です。 Gosset という銘柄です。 シャンペンというのはフランスのシャンパーニュ地方でつくられた発泡性のワイン（スパークリング・ワイン）に与えられた呼称です。 これ以外のものはシャンペンと呼んではいけません。 その他のフランスのスパークリング・ワインはヴァン・ムスーと呼ばれます。 ドイツではシャウム・バインです。
さあ乳海が半分ほど引き連れて買い出しです。 今日は何を作ってくれるんでしょう。 司厨長も副司厨長も今日はきていません。 シャンペンも一本空いたし、次は赤ワインを開けましょう。 ボルドーのワインです。 ボルドーのワイン（赤）はカベルネ・ソービニヨンを基本品種として数種のブドウで作ったワインを混ぜ合わせて力強いワインにしているそうです（白はセミヨンが基本品種）。 それに対してブルゴーニュ・ワイン（赤）はピノ・ノワールだけで作ります（ブルゴーニュの白ワインはシャルドネだけでつくります）。 畑によってそれぞれ色んなワインが、個性あるワインが出来るのです。 ブルゴーニュの代表ワインといえばロマネ・コンティ、ロマネ・サン・ビバン、ラ・ターシュ、エシェゾー、シャンベルタンなどがあります。 これに対して、ボルドー・ワイン、ボルドーの５大シャトーはシャトー・ラフィット・ロートシルト、シャトー・ラトゥール、シャトー・ムートン・ロートシルト、シャトー・マルゴー、シャトー・オーブリオンです。
さあ買い出し終わって乳海が作ってくれます。 まずは野菜サラダです。 乳海特性野菜サラダ。 次はアサリの酒蒸しです。 そして最後はトマト風味のスパゲッティ・ボンゴーレです。 この今日のメニューは先週の続きみたいなものです。 まあスパゲッティが余ってましたからね。
さっといただいて出航です。 またもや機走のみです。 防波堤まで行って引き返します。 途中乳海ブラザーや○○息子も舵輪をにぎります。 さあ着岸です。 ヘルムスは何と珍しい艇長様です。
さー今日の船出は終わりです。 キャビンに入って、アルコール、どんどん行きます酒飲み集団。 ○○もお花見帰りに艇にやってまいりました。 またまた飲みだします。
家に帰ると、誤航様わざわざ和歌山でとれた魚をお土産にもってきてくれました。 てっきりボウズかと思ってたんですけどね。 アジとガシラです。 さっそくガシラを煮付けていただきました。 アジは衣を軽く付けて油で揚げて南蛮漬けにしておいて、明日でもいただきましょう。 このガシラ美味しいな、誤航様ありがとう。 来週はちゃんと来てね。
04/09/2000