夜半の雨もすっかりあがり、青空が見えています。 空中のゴミも洗い流されたかのように遠くの景色まで、はっきり見通せます。 暖かいようですが、風が吹くとやや寒いですね。
今日もまたまた誤航様お休みですので、またまた電車で出かけます。 阪急芦屋川下車で改札を出ると無牙が待っていました。 今日はところで艇長様はいらっしゃるんでしょうか、いやあ何も連絡無いしね、どうなってるんかなあ。 先週もいらっしゃるとかでしたが欠席だったし、ヨット来てから兵庫県のナニの集まり行くとかおっしゃってたのに、その集まりにもいらっしゃらなかった模様です。 今日もヨットは欠席でしょうか。 どこか体調でも崩してらっしゃるんでしょうか、心配です。
そんな話をしていると、いつもの離嬢車が厨禿を載せてやってまいりました。 やあやあどうもどうも、厨禿は乳海からの絵葉書を持ってきてくれました。 シナイ半島からの投函です。 ラス・モハメッドが写っている絵葉書です。 ここは知る人ぞ知る、ダイビングのメッカです。 シナイ半島の南端のダイビング・スポットです。
今日は頭坊様をお迎えに行きます。 珍しい組み合わせです。 お昼を仕入れにピーコックへ連れもってまいります。 また今日も離嬢作じゃないけど餃子があるそうです。 中華風の鍋にすることに。 厨禿が率先して買い物をいたします。
ハーバーには相変わらず人っこ一人いませんね。 こんな寒いと云うか、天気のややこしそうな日にまで、セーリングしに来る人は居ないんでしょう。 サ○○がポンツーンで待っていました。 珍しいね、いつもならお昼のご飯時を見計らって現れるのに。 シャンペンと白ワイン2本とSPAMを持参です。 さっそく仕入れたオイルサーディンを肴にいただきます。 無牙は四八と一緒で、オイルサーディンを開けて温めて食べるのが好みのようです。 そのままの方が好みの人も居ます。 まあ人の勝手、好きずきです。
今日は頭坊様何か持参です。 なんと、CD & MD ラジカセ持参です。 ケンウッド製の薄ぺったいヤツ。 スピーカが折り畳み式になっています。 なんせこの艇のオーディオ・システムがブッ壊れたままになっていますから、音楽が聴きたいからとのこと。 一人で聴くならウォークマンで良いんですが、みんなに聴かせてやりたいとの優しい頭坊様のお心遣いです。 脂海登場です。
若者たち登場です。 ケ○○○、ダ○○○○、タ○○○それに遅海です。 遅海ったら案の定と云うか危惧してたとおりの事をやってくれます。 先週、乳海からの絵葉書を持ってきてとあれほど頼んだのに、はいはい判りました、とか云ってたのに。 道恐も持ってきてくれるはずでしたが、今日はどうやら欠席です。 もー、しゃーないヤツらやな。
さー、やっぱり艇長様いらっしゃいません、鍋でも始めますか。 厨禿が段取りしてくれてます。 ところで今度の連休は集合は何時にしょうか、潮汐表を開きます。 うーん2月10日、結構潮が速いじゃないですか。 時間的には早めに出航した方が良さそうです。 朝7時半集合して出航しましょう。 一泊して帰りましょう。 いつもの岩屋港の花博跡のポンツーンを予約しておきましょう。 お魚は例の魚屋さんで「てっちり」と「手巻き寿司」にしましょうか。
鍋の前に、焼き餃子がデーンと出て参りました。 フライパンそのままの形でひっくり返してサーブされます。 丸く全部ひっついてるので、まるでピッツァの様です。 箸でほぐしていただきます。 うん、行ける、これはどこの餃子かな。 シャンペンもワインも空いてしまったので、お酒とビールにいたします。
さあつぎに、鍋が出来上がりましたか。 中華スープがうまい具合に味付けされています。 そこへ骨付き鶏もも肉、焼売、豚肉、野菜、牡蠣、等々を放り込みます。 最後に中華麺を入れて美味しくいただきました。 さあ食べるものいただいたので、出航です。 今日は結構良い風が吹いています。 天気はいいし、最高です。
ハーバーを出てメン・スルを揚げます。 用心のためワン・ポイント・リーフにしておきます。 ジブはフルに張りましょう。 いいねえ、空は晴れて波が穏やかで、風がある。 少しまだ天気が安定していないと見えて虹が六甲山方面にかかっています。 キレイだね。 どんどん沖へ出ていきます。 波浪観測所も通り過ぎ、三宮の沖までやってきます。
さあそろそろ引き返しましょう。 風は安定しています。 艇速は8ノットをキープしています。 時にブローで9ノットもリーチングで出ます。 最高です。 しかしあんまりヒールしてタッキングを繰り返すものですから、キャビンのバースで寝ていた者は床に放り出されます。 またキャビンやギャレー内にはモノが散乱しています。 しっかり固定しないでちょっと置いてあったモノなどでキャビンの床は散らかっています。 しゃー無いな。
ハーバーの手前に来たので、セールを降ろし、機走に切り替えます。 すると急に警報ブザーが鳴り響きます。 冷却水温度の警告です。 配水管を見ますと煙だけで排水が出ていません。 恐らく吸水口になにかゴミでもひっかかったんでしょう。 主機を停止し、再度セールを揚げてセーリングに切り替えます。
しかしハーバーの入り口は帆走では無理でしょう。 入り口に差しかかると、またセールを降ろし機走します。 しかしやっぱり警告ブザーは鳴りっぱなし、仕方ないけど、そのままハーバー内へ。 そこでまた主機を停止し、メン・スルを少し揚げ帆走です。 なんだか今日は忙しい。
着岸時もまたまた警告ブザーのBGMで機走です。 無事着岸。 主機停止。 後かたづけをしてしばらくして主機を始動させますと、ウソのように警告ブザーがなりません。 やっぱり吸水口になにかひっかかってただけだった様です。 一安心です。
サ○○は一足先に離艇です。 今日はKYC新年会がある模様。 ノミの人たち誰も出席しませんね。 また怒られそうですね。 さあ片づけて帰るにはチト早い。 年寄り組は頭坊様宅へちょいとお邪魔することに。 行きと同じように離嬢車に厨禿・鼠海・頭坊様乗車です。 脂海車には無牙が同乗です。 この脂海車はもう生産中止が決定した模様。 残念ですね、この国産最強のツーリング・カーが生産中止とは。 ゴーンが悪いのか、誰が悪いのか。
厨禿と離嬢は送るだけ送って帰ります。 結局頭坊様宅お邪魔したのは脂海・無牙・鼠海です。 先ずはビールです。 夕食のお支度を整えて頭坊様夫人帰宅です。 今日のメニューは鍋、てっちりです。 しかし家族分以上には材料を買い整えてるわけじゃありません。 どーせ○○さんは「無牙」やからあんまり食べられへんやろしね、とか先制パンチを喰らいます。 そこへ、この頭坊様宅のヨ○がヨット・ハーバーへ出かけて、若者たちと合流してこちらに向かうとかの情報が。 えー、彼奴らもやってくる？ 鍋が全然足らんやないの。 頭坊様夫人、買い足しに駅前へ出かけます。
脂海がフグ鰭酒を作ってくれます。 フグ鰭の焼いて保存したのがどかっと目の前に出てきます。 うーん、これは美味しいね、お店でいただくのと同じです。 いったん焼いてあるから温めて熱燗に入れればオーケーです。 そこへ若者たちとヨ○登場です。 皆で再び鍋をつつきます。 一日に二回も鍋料理。 まったく、どないなってるの。 さんざん鰭酒をいただいて酔っぱらいます。 無牙は早々ダウンです。 テーブルに突っ伏して高いびき。 よー、こんな格好してねられるな。
あー、またまたお腹いっぱいです。 こんな飽食ばっかりしていて、しまいに罰が当たるんじゃないでしょうか。 かんにんしてね罰当てるのは。 さあ遅くなりました帰りましょう。 ケ○○○が無牙を連れて家まで送ってくれました。
01/27/2002