4月29日の早朝に帰郷し、やる事が色々あったのでヨットに乗るか迷っていましたが、30日に小頭坊君に「クルージングに行けばいいやん！！」と言われ、大至急、道恐、遅海に電話して急遽3日から5日まで参加することになりました。
「3日は0300起床やから2日の2130ぐらいに嚥玉家に集合」と道恐に言われたのでそのつもりにしていましたが、どうやら嚥玉家では、嚥玉さんの誕生日会をやってるみたいでなかなか電話がありません、時間つぶしにヨットに行くふりをして、次回の帰郷するまで行く事が無いジャズバーに最後の挨拶をしに小頭坊君のボトルを飲みながら道恐からの連絡待ちです。
2200頃「買い物してるから、2230ぐらいに来て」との電話が道恐よりあり。 電車で行こうと思っていましたが、遅海が芦屋川付近にいると電話があったので、じゃ迎えに来てと遅海にお願いです。 Mさんが車を運転してくださっていてホント申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。 それにしても久々にMさんにお会いしましたが元気そうで何よりでした。
2230嚥玉家に私、小頭坊、遅海、タムが集合し嚥玉さんの誕生日祝いです。
翌日は0300に起床と言うのに馬鹿な私たちの宴は0130まで続きました。 小頭坊は、モッチの実家のにお帰りです。 0300起床。 案の定、誰も起きません。 私は皆に鬱陶しがられながら起こし役です。 やっとの思いで、皆が起きましたが、小頭坊には連絡がつきません！！！
潮の流れもあるので先発隊として、私、遅海、タムはタクシーでハーバーに向かいました。 出航予定時間は0400、さあ、小頭坊が間に合うか心配です。
荷物の積み込み等などをやってると、乱狂、脂海ジュニアがやって来て何とか小頭坊もやって来て、嚥玉、遅海、タム、私、道恐、乱狂、小頭坊、脂海ジュニア総勢8名が集合し、0445予定時刻より45分遅れましたが、無事出航です。
真後ろからの風で波も穏やかだったので、予定到着時刻より大幅に早く1400に阿南町の港（名前は忘れました）に到着し宿に行きました。 宿はコテージになっており2階にも寝るスペースがあって広いし、キッチン、風呂、トイレ、冷蔵庫、食器もあって最高でした。
宿に着くと買い物部隊（道恐、遅海、脂海ジュニア）が出発し、夕方、眠海、大海が眠海の車でやってきました。
皆そろったところで、ご飯です。 かなりお腹が減っていた私たちは、ピラニアの如く前菜に飛びつき10分もしないうちにサラダ、かつお、ひらめのお刺身が無くなり、メインのチキンステーキの焼き上がりを待ちきれない私たちは、白ご飯に醤油で魚の絵を描き食べたり白ご飯だけ食べたりしてました。
やっと待ちかねたチキンステーキができて皆の手がいっせいにお皿に向かい取り合いです。 まるで子供のようでしたが、フライパンを2つ使い道恐がチキンと格闘してくれたおかげで、私たちは満足できました。 結局チキンステーキ10枚米4キロを一晩でたいらげました。
おいしかったったよ、ありがとう道恐。 それから、宴の始まりですが、私は極度疲労のため早めに睡眠を取りましたが夜中までずっとうるさく、隣で寝ていた大海が、遅海に引っ張られて私の視界から消え、次は私の番か？？と心配になりましたがすぐに寝ていました。 寝る前は朝日を撮りに行こうと思っていましたが目が覚めたらもう太陽が出ていましたので、2度寝をしました。
5月4日（快晴）
0800に本格的に起床し0820に皆を起こしに回ります。 ラジカセを持って皆が寝ている所に行きいっせいに小頭坊を除いて皆起きました。 道恐はすぐに朝食の用意に取りかかり皆は、部屋の掃除です。 朝食ができて皆が食べ始めようとしているのに小頭坊だけ起きません！！ 顔に水をかけてもすぐに寝ます。 小頭坊の睡眠欲は計り知れません！！！！
皆朝食を済ませて30分ほど休憩しコテージの軽自動車をお借りして、クーラーボックス、荷物を船に運ぶ班、コテージの掃除班、昼食の調理班の3斑に別れいっせいに作業を開始です。
1100出航。
綺麗な砂浜があったので私と遅海は、「泳ぎたい」と皆に言いましたが「あかん」と言われ遅海が子供みたいに寂しい顔をしたので許可が降りて、ライフジャケットを身に付け砂浜に行き、沖合いでヨットと合流です。
砂浜に着き、水に入るとむっちゃくっちゃ水温が冷たく、引き返そうかと思いましたが、言い出したのはこちらなので、根性で沖合いに向かいました。 3分ほど泳ぐと体も慣れてきたのかなかなか気持ちよかったですが、船にあがると寒かったです。
1300伊島に到着し、堤防でレタスチャーハンを頂き、また海水浴をして片付け、民宿（入船旅館）へ荷物の運搬です。
1545タムと眠海は離艇し皆でフェリー乗り場までお見送りです。
その後1745にKさんのお迎えです。 電車と船を乗り継ぎはるばる大阪からいらっしゃいました。 しばらく自由時間がありその間に道恐は民宿の玄関前で明日の昼食の皿うどんの下ごしらえをしてくれました。
夕食は、あわびの踊り焼き、スズキの刺身、モズク、サザエのつぼ焼き、メバルの煮付け、太刀魚の南蛮漬け、わかめのスーブかなりのボリュームです。 しかも昨日の食欲の話をすると炊飯器を3つも用意してくださりましたが、眠海がいないせいか、なぜか昨日のように食欲が無い私たちは3つの炊飯器からご飯を集めて、1つの炊飯器を空にするのが限界でした。 聞く話に夜と民宿のお母さんは、「阪神タイガースの応援のために甲子園球場に行く予定だったのに私たちが来るから、お父さんだけで阪神の応援に行かれたとか・・・」。 負けられたら困ると皆でテレビ観戦です。
5月5日（快晴）
昨夜から喉の調子が悪かった私は早くに睡眠し朝5時前に起床し港にルアーフィッシングに向かいましたが何も釣れる事無く宿に帰り朝食です。
昨夜は無事阪神が巨人に勝ち、お母さんの機嫌も良くおにぎりを10数個作ってくださってホントに感謝です。
0700サントピアマリーナに向けて出航です。
サントピアでは、頭坊さま、無牙、モッチと合流予定です。
風は真後ろからでずっとスピンを上げて快調に走ってましたがハプニング発生です。 途中で、道恐、脂海ジュニアがトイレに行きたくなりましたが、ヨットにはトイレが無く、嚥玉さんが購入した簡易トイレで公開トイレです。 嚥玉さん曰く「これ10回使用可能で、やっと使ってくれた」と満足顔でした。 これに引き続き遅海が、お腹に力を入れたところ「ぷー」っと音がし、「あウン○もれた」と直ちに狭い室内に行き掃除をしてました。
なんやかんやで無事友ヶ島水道を通過中、なんや怪しげな波がありました。
遅海 「道恐を起こして」
大海 「道恐！！起きろ！」
道恐「・・・・・・・・・・・・・」
大海 「道恐！！！！！」
道恐「・・・・・・・・」
遅海「スピンcutや・・・・・・」
スピンをおろそうかとした瞬間、変な波と、風によりヨットが海面に対して80度ぐらい傾き、左舷にいた小頭坊、乱狂が犠牲になり、後ろを向いて用を達していた乱狂はショウスイと海水でびしょぬれ、小頭坊は真新しい携帶電話が水没！！！ みな「遅海！！！なんで！！！へたくそ」と、ラットを握っていた遅海が悪者扱いです。
色々ありましたが、サントピアに入港する直前、
遅海「あれ？？ あれ露天風呂か？ うん？？ あれ？？」
女性が素っ裸で海を眺めているのを発見し異常興奮した遅海は「双眼鏡、双眼鏡」と大騒ぎで相手にわかったみたいですぐに視界から消えましたが遅海の機嫌も治りよかったです。
無事1400時到着し、入船旅館の軒先で下ごしらえをした皿うどんを頂き、頭坊さま、無牙、モッチに無事合流し、エビマヨ父のマンションに移動です。
マンションの中はものすごく綺麗でお風呂も立派だし、何もかもがそろっていて最高でした。 台所からは、2畳ほどの中庭をはさんで風呂が見え、大海が手を振ってるので台所から中庭に行こうとしたら何かが、顔に激突し中庭に行けませんでした。 なんや？？と思ったらガラスがありました。 その時、鳥がガラスに当たる気持ちがよくわかりました。
今夜は、頭坊さまが岩屋のすし屋で買って来てくれた魚で御寿司です。
むっちゃおいしかったですが今夜で私は皆とお別れです。 私、頭坊さま、小頭坊、モッチ、大海、嚥玉は、若干定員オーバーになりましたが車で帰宅しました。
05/07/2006