外輪船ミシガンでの同窓会
2000年08月05日 於 琵琶湖
仕方ないですねえ、同窓同期の法人局長の「Ｈsgwさん」から電話で出席依頼です。 もともとこの会、遠いし億劫だし、欠席するつもりでした。 もちろん案内書とか申込書はとっくにゴミ箱の中で行方知れず。 それが開催日の週初めになって出席動員依頼電話です。 まあ土曜日だし次の日休みだし、しゃーないなあ、行きまっさ。 しかしあんなとこ交通の便はどうなの、行き帰り大丈夫、JRでも京阪でもＯＫとか。 遅くなっても帰れる、大丈夫大丈夫。 ということで行ってまいりました、滋賀県は浜大津の大津港。 「外輪船ミシガン」のショー・ボート、ここで同窓会「夏のファミリーの集い」です。
昔、琵琶湖には確か「玻璃丸」(はりまる)だったかそんな名前の汽船が就航してましたね。 そのころ確か「黄昏ショー・ボート」とか云うのやってましたね、思い出しました。 JR大津駅は新快速が止まります。 しかしこの駅から大津港まで約１Kmありますね、タクシー乗れば嫌がる距離、歩きましょうか、駅前中央通りから琵琶湖ホテル経由で15分。 浜大津アーカイスの横を抜けていきます。 大津港旅客ターミナルと琵琶湖汽船乗り場が並んでいます。 この琵琶湖ホテルで三時頃から同窓会のフォーラムやってます。 しかしそんなのはパスパスパスです。
浜大津琵琶湖汽船乗り場に近づきますと、見えてまいりました「ミシガン」が。 待合い室の前にテーブルが一列に並んでいます。 これが受付に違いない、案の定、卒業期別の受付です。 ふと見やりますと懐かしい、国語のTmn先生じゃありませんか、まったくお変わりになっていません。 傍らには音楽のOgswr先生も、どうもどうも御無沙汰してます。
今回のファミリーの集いは10期生、20期生、30期生などが当番幹事です。 おっ懐かしいTsyr君がいます、やあ元気ですか久しぶり、当番幹事で受付をやってました。 まあお家が大津ですからね、仕方無しに駆り出されたクチでしょう。
しばらくすると同期生の皆さんが集まります。 懐かしい人達ばっかりです。 拙以外は時々会ってらっしゃる模様です。 拙が滅多に同窓会に顔を出さないもんですから、拙にとっては懐かしい皆さんです。
法人局長のHsgwさん、Gntさん、Hshmtさん、Shtさん、Shrkshさん、Nbchさん、Ukさん、Kwgchさん、みんな久しぶりです、どうも御無沙汰してました。 恩師ではOkmt先生、Md先生、Ogw先生などなどがお見えでした。 しばらくお逢いしてないと、パッと見てすぐに誰とは判らない人も、すぐ判る人もいて結構面白い。
岸壁に集合してなにやらセレモニーが始まりました。 拙たちはそんなの放ったらかして昔話に、記念写真。 しかし今日は何人集まったのでしょう、ざっと見渡して200人くらいでしょうか、正確なところはまったくわかりません。 家族連れで来ている人もチラホラ見受けられます。
さあ、やっと乗船です。 期別に乗るデッキを区分しています。 拙たちはどっちかというと年寄り組、一階です。 まあいいでしょう冷房が効いてます。 入り口でアルコール飲料を受け取って、部屋にはいると、食べ物が並んでいます。 同期の席を確保して、さっそくみんなお皿を持ってお料理を取りに行きます。 ヴァイキング・スタイルですから好きなだけお皿に取ることができますね。 色々料理が並んでいますから、目移りして迷います。 沢山取っても余らすと良くないですからね。 食べられるだけ少しづつ取りましょう。
いつの間にか「ミシガン」は出航しています。 琵琶湖は海じゃありませんから、ほとんど波とかありません。 池みたいなものですので船もまったく揺れません。 この船は「外輪船」、paddle wheel ship あるいはpaddle steamer ともpaddle wheelerとも云いますね。 また両舷側に外輪がなくって、船尾にあるタイプですから船尾外車汽船stern-wheelerと云うそうです。
しかしヴァイキング・スタイルはあまり食べられません、ほとんど立食ですからね、パーティー主催するならこの形式が一番です。 料理は人数分用意する必要ありません。 しかし良く食べる人ばっかりとか、人のこと考えないで食べられもしないのに自分の皿にてんこ盛りにして余らす人が多いときとかだったら困りますね。 食べるモノがすぐになくなって手持ちぶさたで時間が余るというシチュエーション。 幸い今回は料理も充分あって結構でした。
三階デッキでオーケストラ部ＯＢ有志と現役による音楽が始まります。 せっかく琵琶湖で船に乗ってるんですから、「水上の音楽」とは気が利いています、ヘンデルの有名な作品です。 これまた懐かしい、チェロのMrtさん、Kwshmさん、それにホルンのYmkさんとヴァイオリンのNknさんがいるじゃありませんか。 また先輩のKwshmさんも聴衆側に、この方確かホルンを吹いておられました。 いやー懐かしいな。 しかし船に乗って「水上の音楽」生演奏を聴くなんて、なんちゅー贅沢でしょう。 いやはやこれを企画した方、演奏された方々感謝いたします。
「ミシガン」は浜大津を出航して時計回りで琵琶湖大橋まで行って帰って来ます。 約二時間のショーボートです。 結局貸し切りで私達同窓会関係者だけのナイト・クルーズでした。 最後は校歌を歌っておしまいです。 浜大津帰港です。 ああ楽しかった。 同窓会も久しぶりに来ると良いもんです。 毎年来る気にはなりません。 ではまたお逢いする日まで、お元気で。
08/05/2000