大阪のフレンチ ラ・ベカス その 3 |
今宵は久しぶりのベカスです。 半年になりますか。 前回は前々回と打って変わってお料理サービスが良くなっていましたっけ。 エントランスに踏み入れようとしますと、お出迎えです。 おおっスゴいです。 我々を待っていてくれましたか、と思いきや、今宵のお客はどうも我々だけの模様だった模様の模様。 まあこういうシチュエーションも素晴らしい。 何せ他に客が居ないのだから、顔のさしようがありません。 大声出したってメイウェンティ。
ということで、先ずは泡の出るの行きましょう。 シャンペンです。
やはりグラスはフルートグラスが良いですね、下から泡が上がってくるのを見るのが楽しみです。 このシャンペンお口当たりも良いですが、お色も濃いですね。
さて今宵のお料理、先ずはアミューズ、付きだしです。 三皿アミューズが続くとか。 最初は横輪のタルタルです。 横輪って勿論、黒鮪のお子ちゃまです。 何でもこの頃お子ちゃま大臣とか呼ばれてる人も居るくらいですからね。 このお料理、上から見ても説明受けてないと中身はサッパリ判りません。
美味しいね、思わずパクパク行っちゃいます。 まるで欠食児童です、なんて書いても判る人、きっとアラ還だけ。
二皿目は蟹とガスパッチョです。 少し異色ですが美味しいです。 フレンチなのにスパニッシュ。
で最後のアミューズは、フォアグラのテリーヌです。 たまにはテリーヌも良いかも。
そしてオードブルが続きます。 鮑です。 鮑のオードブルです。 これは前回いただいたのと同じでしょうか。 徳島産の大きな鮑です。 鮑は生も良いですが、火を通しても美味しいな。
次は、お魚料理の前に寒鰤と牡蛎をリゾットの上に載せたのが出て参りました。 黒トリュフがまだその上に載ってます。 う〜ん、これは変わってます、初めていただきます。 美味しい美味しい。
で、今宵のお魚料理です。 甘鯛のポワレ、椎茸のファルシです。 美味しい、このグジ、白甘でしょうか。
そして今宵の肉料理、メインのシャラン鴨のローストです。 ビュルゴー家のシャラン鴨。 とても鴨肉の味が行けてます。 もう一切れ欲しいな。 しかしフランス人って色んな美味を追求しますよね、フォアグラにしても、このシャラン鴨にしても。 やることスゴいけど、美味しいですからね。
チーズです。 これをいただかないと、会席料理でご飯いただかないのと同じ模様です。 色んなチーズ、ひととおり少しずつサーブしていただきます。
そしてデザートです。 フランス産シャテーヌ栗のスープです。 スープと言ってもデザートですから甘いです。 でも甘さ控えめ嬉しいな。
十種類程からのバリエーションから選んだプリンです。
そしていつもの、四つ橋時代から未来永劫変わらない焼き菓子です。
エスプレッソのダブルで締めておきます。
ああ、美味しかった。 いつものように渋谷さんのお見送り、ごちそうさまでした!
01/16/2010 記