京都には懐石料理や会席料理などの伝統に育まれたお料理があり、昔から有名なお店も多数あります。 また京のおばんざいに代表される伝統的な家庭料理も数々あります。 あるいは最近はやりのイタリアンとかフレンチなども有名なお店がたくさんあります。 特殊な料理では、丸鍋で有名なお店もあります。
しかし、京都の料理ってひょっとしたら焼肉に代表される各種の肉料理が、数々の伝統的な、あるいは最近はやりの料理などを凌駕して、それに取って代わってるんじゃ無いでしょうか、と思えてくる今日この頃です。 焼肉・ホルモンって云えば「アジェ」「江畑」とか、生肉って云えば「てら参」「安参」とか、すき焼きって云えば「三嶋亭」「モリタ屋」とか色々ありますが、今回は 「肉匠イツカ」「鹿六」「弘 祇園山名庵」を取り上げてみました。 順番に寸評を記載してみましょう。
「肉匠イツカ」
四条烏丸の北北東方向すぐのところにあります。 かなり薄暗い雰囲気のお店です。 カウンターやテーブル席、個室もあります。 ここの売りは絶品の「ハネシタ」刺身です。 予約しとかないとすぐになくなります。 この店のメニューには、なかなか珍しいものが取りそろえてあります。 しかし、ちと高いね、このお店、お料理の割には。 と、思ってたら、この店、訪れたすぐ後、2007年9月17日をもって閉店となった模様。 むべなるかな。
お刺身 左から タントロ ハネシタ ハラミ レバ
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ハチノスのぬたあえ
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焼き物 左 しびれ 奥 ハツ 右 ほそ
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「鹿六」
八坂通り、建仁寺の南にあった京会席料理屋さんを改装してできたお店です。 ここの塩タンの特徴は九条ネギの細かくきざんだのを肉の上に一面に載せてあって、その面を上にして焼き、九条ネギ面は焼かないでいただくことです。 目玉焼きの半熟は嫌で、よーく焼かないと、しかも両面焼きじゃないとダメってひとは、ここの塩タン、ダメかも。 でもまあ焼肉食べに行く人は生レバとか食べる人ですから、大丈夫。
生レバ
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名物 九条ネギ振り掛け塩タン
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カルビ ロース
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ハラミ テッチャン
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「弘 祇園山名庵」
大和大路（縄手通）、白川を上がったとこにあります。 ここは昔、疏水・加茂川を眺められる（もちろん加茂川は今でも）川端旅館でした。 そこを改修して焼き肉屋さんに生まれ変わりました。 カウンターや大テーブル席、それに個室があります。 この店には他の焼き肉屋さんでは食べられないものもあり、またワインの種類も多くってなかなかのものです。
和牛ユッケ
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はつ刺し
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生レバー
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みずじ刺し
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はちの巣
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たん塩
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焼き物
後列 左から ともばらかるび まるしん ロースかぶり
前列 左から はねした姿切り 野菜 リブロース
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「弘」のお茶漬け
山椒の薫る牛タンしぐれ煮茶漬け
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10/17/2007