今宵は和食です。 会席料理の「初海」です。 やはりプリフィックス・メニューです。 でもそれじゃあイマイチなので、食材と調理法をそれぞれ選べる一品が付いたコースです。 とりあえずビールかな。 その後は、土佐鶴の冷酒です。
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このお席はお店の窓に面したコーナーに位置しています。 海がきれいに眺められる位置にあります。 ブラインドが下ろしてあって、取り敢えず日差しを遮っています。 おそらく夕陽を眺められる時まで降ろしたままなのでしょう。 日差しから方角から推理するとそうなります。 引田方面に向き合ってますからね、ここからだと。
先附は、蝦蛄のキャベツ巻き、いくら、鯛真子、鴨ロース、子持ち昆布、厚焼き玉子、アナゴ寿司、等など、きれいに少量ずつ並べてあります。 眺めるだけでも楽しいな。
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椀盛は、油目です。 清ましに仕立ててあります。 枝豆、小豆、茗荷、柚子などがあしらわれています。
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次なるは、おおっ、これはスゴイな、豪華なお刺身盛り合わせ。 総料理長からの差し入れだそうです。 二日続けての大サービス、驚きと感謝です。 伊勢エビ、鮑、栄螺、平目、鰹、鯛、等など、これだけで最早お腹いっぱいになりそうなくらい、とっても美味しいな。
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さらにコースの刺身です。 二段構えになっています。 烏賊と車海老のサラダ風と鯛の昆布締めの器の下には、塗りの筺。 その中身は、本マグロ、鮃、平政です。 う〜ん、さすがに参っちゃうな、お刺身三昧とは。 でもお刺身好きだからとっても嬉しいな。 スダチを搾って振り掛けると更に美味しいな。
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さてお次は最初から置いてある焜炉の上に銀色の鍋。 伊島の鱧と淡路の玉葱、鱧の子、京水菜などを鍋で煮て、吹き上がると同時に玉子とじを流し込んで火を止めます。 これは、またまた美味しいな。 鱧と玉葱が相まって玉子に絡んで堪りません。
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そして阿波牛です。 真菰茸を巻いてあります。 茄子と大根、等などが添えられています。 この頃になると予想通り、ブラインドを上げて窓から夕陽を眺めさせていただけます。 引田の山々の上に夕陽が沈みます。
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とどめは最初にお願いした、好みの食材を好みの調理法でいただく一品です。 鯛の塩焼き、ガシラの唐揚げ、等などめいめいが注文した品々がサーブされます。 ガシラは煮付けにしといた方が良かったな。 だってお刺身豪華盛りの差し入れが、よもやあるとは知りませんでしたからね。
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ご飯物は、チョイスできますが、全員お好み茶漬けです。 これも美味しいな、色々な食材をご飯に載せて、お出汁をかけてお茶漬けならぬ出し漬けにしていただきます。
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水菓子は、スイカ、甘夏、キウイ、サクランボ、アイスクリーム等と黒糖ムースに生姜蜂蜜羹、そして茹で小豆に白玉です。 う〜ん、さすがにお腹がくちくなります。 もう動けません。 ご馳走さまでした。 食後の某運動今宵もいたします。
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05/22/2008 記