今日は、芦屋奥池でのクリスマス・チャリティーコンサート。 オルガン奏者の三浦邸のオルガンとピアノ、それにヴァイオリンとソプラノという豪華版。 あいにく今日は朝から雨が。 12月にしては珍しい。 本来なら雪の所、地球温暖化の影響？で雨です。 でも雪だったら芦屋奥池まではたどり着けません。
落ち着いた佇まいのお屋敷です。 広い敷地に木造のステキな設えです。 日本の家屋じゃないですから、ドアとか天井とかが高い模様。 入ってすぐのお部屋には暖炉に火が燃えて、拙らを歓迎していただいてるかのようです。 もちろんオルガニストの三浦さん、ソプラノ歌手の南雲英代さん（イタリア音楽協会 L.S.N. 主宰）が居られます。 そしてヴァイオリニストの吉岡さんとピアニストの正田さんも居られます。
さっそく部屋の二階、バルコニー風になったところに遠慮がちに設置してあるオルガンを見せていただきます。 パイプオルガンの音色のでるオルガンです。 とても古色蒼然とした感じのオルガンです。 今日はこのバルコニーでソプラノ、ヴァイオリンとオルガン、もしくはソプラノとオルガンの演奏を披露していただきます。 ソプラノとピアノは階下の、すなわち暖炉のお部屋で行われます。
三々五々、NGOアフリカ友の会のためのチャリティーコンサートを聴きに皆さんが集まってこられます。 この辺り、路上に車を駐めるところがいっぱいあって全くモーマンタイ。
千里アフリカ友の会支援グループからの挨拶があり、さっそく演奏会が始まります。 先ずは上のバルコニーからの演奏です。 オルガンによるバッハの「み空より天使の群れ来たり」、コレッリの「ラ・フォリア」のヴァイオリン独奏、モーツァルトのK165 (158a) 「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」（1楽章と3楽章）ソプラノ、ヴァイオリンとオルガンの伴奏付きを続けて演奏です。 「踊れ、喜べ、汝幸いなる魂よ」は教会のカストラートのためにモーツァルトが16歳のころに作曲したものです。
階下に移り、ソプラノとピアノ演奏です。 まずはピアノ独奏、ショパンの「エオリアンハープ」です。 それからソプラノとピアノ、ロッシーニの「ダンス」と「狂宴」、トゼッリの「嘆きのセレナータ」、ガスタルドンの「禁じられた歌」、そして最後にレオンカヴァッロの「朝の歌」です。
アンコールは再び階上にてイタリアのクリスマスキャロル、「君、星より来たりぬ」と「今日はクリスマス」です。 そしてソプラノとともに登場した三博士ならぬ、三□□によるお菓子のプレゼントで今日のコンサートはおしまいです。 ティータイムとなり、尽きぬ話に花が咲きました。
2007/12/22