今日は「7」並び。 その夕刻のひとときを、泉町のベヒシュタイン広間（Bechstein Saal Brunnen）にて、オルガニストの三浦優子さんのピアノ伴奏による、南雲英代さんのソプラノ歌唱という豪華版で過ごさせていただきました。 主催はイタリア音楽協会L.S.N.です。 そして使用ピアノはもちろん広間（Saal）の名称になっている「ベヒシュタイン(Bechstein)」のグランドピアノ。
車にて出かけます。 家からものの20分。 閑静な住宅街にこの広間があります。 惜しむらくはアプローチの道が狭小なことです。 中に入れば別世界。 30人くらいは余裕で収納できる広間です。 そのコーナーに堂々とベヒシュタインが鎮座ましまする。 折しも南雲さんと三浦さん、リハーサルに余念がありません。 こっそりお邪魔いたします。 しかし朗々と響き渡る双方の音量、広間がうち震えているかのようです。
三々五々オーディエンスが集合です。 全部で30人くらいでしょうか。
さっそくコンサートが始まります。
曲目はバラエティに富んでいます。
●ソフィッチ作「砂に消えた涙」♪
●ディ・パオラ&タッカーニ：「コメ・プリマ」
●コンティ＆パーチェ「雨」♪
■日本古謡「通りゃんせ」♪
■江戸時代童謡「向こう横丁」♪
■弘田龍太郎「春よ来い」
そして、ピアノ・ソロ、
◆ショパンの「ノクターン第20番 嬰ハ短調「遺作」♪。
さらに、
▼ビクシオ「愛を語っておくれマリウ」♪
▼モドゥーニョ「ヴォラーレ」
▼ビクシオ「マンマ」♪
そして、アンコールです。
このピアノ柔らかい良い音色で、それが南雲さんのソプラノと見事なハーモニーを醸しだし、すばらしい音場空間を創り出します。 良かったね、こんなひととき過ごさせていただいて、もったいのうございます、拙には。 コンサートは約一時間で終了で、その後このコンサートの第一義、千里ニュータウン教会の「アフリカ友の会支援グループ」からチャリティーの趣旨説明があり、ティー・タイムです。
この広間のオーナー手作りの「ウィーン菓子」をいただきます。 そしてオーナーからこのウィーン菓子の由来説明があります。 トルテもテーも美味しくいただき、本会はお開きです。 どうもありがとうございました。
大多数お帰りになりました。 残ってくださいとのことで、待ってますと、何ですかこれは。 第2部の始まりです。 やおらスパークリング・ワインがサーブされます。
美味しそうなカルトッフェルングにヒューナー・バイネの焼いたものと卵料理、野菜サラダです。 例のピエモンテのワインも次から次へとサーブされます。 バローロやバルバレスコが惜しげもなく出てまいります。 いっとき旅行談義に花が咲きます。
あー、しかし今宵は楽しい会でした。 ステキな音楽、ステキなトルテ、素晴らしいワインとお料理、それに楽しい会話。 夜の更けるのも忘れて長時間過ごさせていただきました。 ありがとうございました。 ベヒシュタイン・ザール・ブルンネンの持ち主さま！
07/07/2007